実写映画・ドラマを経て、ついにアニメ化!
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子)。1998年には田中麗奈主演で実写映画化され、ロングランヒットを遂げ、2005 年には鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化。そしてこの度、初の劇場アニメーションとなった。
監督は、『あした世界が終わるとしても』で注目を集めた櫻木優平。脚本を『五等分の花嫁』の大知慶一郎、キャラクターデザインを『ラブライブ!』の西田亜沙子が担当する。ボートに青春を捧げる部員たちを雨宮天、伊藤未来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が熱演。竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力あるキャラクターを演じ、物語を支える。主題歌「空色の水しぶき」と挿入歌を歌うのは、アイドルグループ“僕が見たかった青空”。
6月にはフランスで開催された世界最大規模のアニメーション映画祭《アヌシー国際アニメーション映画祭2024》非コンペ部門「アヌシー・プレゼンツ部門」へ出品された。
推しを聞かれ、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が悶絶する場面も!?
一足早く本作を観た宮田俊哉のスペシャル応援映像では、冒頭から「スキ♡」「キレイ」「可愛い」「好き!」と愛があふれて止まらない。物語や映像の綺麗さを真面目に語っていたかと思えば、本作のキャラクターの中での”推し”を聞かれた瞬間に思わず崩れ落ちる場面も。一人一人を振り返りながらも、迷った挙句、「みんな1番好きです。」とアニメを愛する宮田らしい結論を出す。
本作はボートに青春を捧げる5人の女子ボート部員の物語。自分はちっぽけだと思い込み、打ち込めるものがなくつまらない毎日を送る主人公・悦ネエが、4人の仲間とボートに打ち込むことで、同じ目標を目指し、時にぶつかり、悩み、苦しみながらも、お互いに励まし合い前に進んでいく。
「スポーツモノって割と勢いでたたみかける作品が多いと思うんですけど、ふと考える間をくれるというか、その間がすごく好きでした」と語る宮田は、さらに「ガラスのような心で今にも壊れてしまうんじゃないかという、10代の若さというか。刺さりましたね」と絶賛の様子。
本映像は8月2日(金)から松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)の映画館でも30秒版が展開予定。
【STORY】
あきらめない。みんなとなら言える。
学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり醒めた表情だ。才能もないのに頑張ったって仕方ない……そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々、初の大会に出場することに。試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになる――!
『がんばっていきまっしょい』
2024年10月25日(金)全国公開
声の出演:雨宮 天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、江口拓也、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩
原作:敷村良子 「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)(松山市主催第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞作品)
監督:櫻木優平
脚本:櫻木優平 大知慶一郎
キャラクターデザイン:西田 亜沙子
CGディレクター:川崎 司
色彩設計:田中美穂
美術監督:平良晴佳
撮影監督:権田光一
アニメーションプロデューサー:佐久間周平
アニメーション制作:萌 / レイルズ
音楽:林イグネル小百合
主題歌:僕が見たかった青空「空色の水しぶき」(avex trax)
協力:松山市
配給:松竹
©がんばっていきまっしょい製作委員会