森田剛主演『劇場版 アナウンサーたちの戦争』が8月16日(金)より全国劇場にて公開。太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。それはラジオ放送による「電波戦」。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。それを行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたちだった…。本作をはじめ、世界各地で紛争が多発し、“新しい戦前”と言われる今だからこそ観るべき、忘れてはならない戦争の真実を描く映画を3本紹介!
画像: 終戦記念日を迎える今だからこそ観るべき映画3選 森田剛主演『劇場版 アナウンサーたちの戦争』ほか

報道は“真実”ではなかった―知られざるアナウンサーたちの苦悩と葛藤の実話
『劇場版 アナウンサーたちの戦争』8月16日(金)全国公開

国民にとって太平洋戦争はラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。奇しくも両方に関わったのが天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)。和田と館野は日本軍の勝利を力強く伝え続け国民の戦意を高揚させた。1941年12月8日、大本営からの開戦の第一報を和田が受け、それを館野が力強く読み、国民を熱狂させた。以後、和田も館野も緒戦の勝利を力強く伝え続け国民の戦意を高揚させた。同僚アナたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。和田の恩人・米良忠麿(安田顕)も“電波戦士”として前線のマニラ放送局に派遣される。戦況悪化のなか、大本営発表を疑問視し始めた和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は伝え方をめぐって激しく衝突する。

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核戦争の恐怖を描いた1986年製作の名作アニメーションがリバイバル上映
『風が吹くとき』8月2日(金)全国公開中

イギリスの片田舎で暮らすジムとヒルダの平凡な夫婦。二度の世界大戦をくぐり抜け、子供を育てあげ今は老境に差し掛かった二人。ある日ラジオから、新たな世界戦争が起こり核爆弾が落ちてくる、という知らせを聞く。ジムは政府のパンフレットに従ってシェルターを作り始める。そして、その時はやってきた。爆弾が炸裂し、凄まじい熱と風が吹きすさぶ。すべてが瓦礫と化した中で、生き延びた二人は再び政府の教えにしたがってシェルターでの生活を始めるが…。

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極限状態の中、正義を貫こうとした家族の感動の物語
『ぼくの家族と祖国の戦争』8月16日(金)全国公開

1945年デンマーク。市民大学の学長ヤコブは、ドイツから逃れてきた大勢のドイツ人難民を受け入れるよう命じられ、妻のリスとともに耐え難いジレンマに直面する。もし一家が難民を助ければ裏切り者の烙印を押され、何もかも失う危険がある。しかしヤコブとリスが助けなければ、多くの難民が死に至る。そんな中、12 歳の息子もドイツ難民の女の子と交流を持ちつつあったが彼女は感染病にかかってしまう。友達を救うべきか、祖国に従うべきか、家族は決断を迫られる。

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『劇場版 アナウンサーたちの戦争』
8月16日(金)全国公開
©2023NHK
配給: NAKACHIKA PICTURES 

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