南インド・タミル語映画界で、ラジニカーント(『ムトゥ 踊るマハラジャ』)と、興収トップを奪い合う人気の俳優、ヴィジャイの主演作『カッティ 刃物と水道管(原題:Kaththi)』(配給:SPACEBOX)が、2024年11月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開されることが決定した。

この男には見えている──より良き世界への青写真〈ブループリント〉が

ヴィジャイは、『マスター 先生が来る!』公開後、ファンが増え、2023年12月開催の「インディアンムービーウィーク」では、主演作品上映回のチケットが瞬時に売り切れる人気となった。本作を経て、A・R・ムルガダース監督とヴィジャイは、のちに傑作政治スリラー『サルカール 1票の革命』(2018)を生み出した。監督、俳優それぞれのフィルモグラフィにおいて重要な位置を占める本作は、ファンの間から長年公開が待ち望まれていた1作。
また、社会的メッセージを娯楽作に落とし込むのが巧みと定評のあるA・R・ムルガダース監督の手になる本作は、普段は娯楽アクション作品に対して厳しい批評家たちからも絶賛を浴び、インドで権威のある「フィルムフェア・サウス」賞を始めとした様々な映画賞で作品賞を勝ち取っている。

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本作でヴィジャイは、“カッティ(刃物)”の異名を持つ詐欺師のカディルと、地方の農民を救おうとする社会活動家のシーヴァの二役を演じます。今回ポスタービジュアルと併せて公開された特報は、刑務所を脱獄してきたカディルが、偶然銃で襲われた自分と瓜二つの男・シーヴァと出会うスリリングなシーンから始まる。ヒロインに『マッキー』(2012)や『ランガスタラム』(2018年)のサマンタを配し、悪役を『プレーム兄貴、王になる』(2015)で知られるニール・ニティン・ムケーシュが務める。

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【STORY】
コルカタの刑務所から脱獄したタミル人の詐欺師・泥棒の“カッティ(刃物)”ことカディル。彼はひとまずチェンナイに逃げて、そこからバンコクへの高跳びをはかるが、空港で出会った女性アンキタに一目惚れして出国を止めてしまう。その夜、街路を歩いていた彼の目の前で突然銃撃事件が起きる。カディルが撃たれた男のもとに駆け寄ると、その負傷者は彼と瓜二つの見た目だった。カディルは悪知恵を働かせ、そのジーヴァという男を自分の身代わりにして追っ手に捕まえさせる。自由になったカディルだが、ジーヴァが取り組んでいた地方の農民が直面する問題を知ると、その心に変化が起き、ジーヴァの活動を引き継ぎ、農民たちの先頭に立って多国籍企業のトップと対決する。

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『カッティ 刃物と水道管』
監督・脚本:A・R・ムルガダース
撮影:ジョージ・C・ウィリアムズ  音楽:アニルド
編集:A・シュリーカル・プラサード 製作会社:ライカ・プロダクションズ
出演:ヴィジャイ、サマンタ、ニール・ニティン・ムケーシュ、サティーシュ
原題:Kaththi  2014年/タミル語/163分 © Lyca Productions
配給:SPACEBOX宣伝:フルモテルモ

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