恐怖の原点にして頂点『エイリアン』(79)の“その後の物語”を描く『エイリアン:ロムルス』が9月6日(金)より全国公開中。初日3日間で興行収入3億1,898万1,300円、動員数19万2,905人を記録。洋画No.1となるスタートを切った(興行通信社調べ)。SNS上でもその反響は大きく、「シリーズ史上最高傑作」との呼び声も高くなっている。そんな本作に製作として参加したレジェンド、リドリー・スコットは監督フェデ・アルバレスのセンスに惚れこんだのだという。

リドリー・スコット「“『エイリアン』の監督に完璧だ”とも思ったんだ」

「私がすでに作った映画を別の人が作ったバージョンで観るのは(『ブレードランナー』ですでに経験済みですが)、いつだって不安を感じてしまうものです」と最新作誕生に複雑な心境もあったとしながらも、「しかし、『エイリアン』にはもっとフレッシュな視点が必要だとも常々思っていました」と本音を語ったスコット。そんな彼の心を動かしたのが、他でもない、監督のフェデ・アルバレスだった。

アルバレスとの出会いについて、「実を言うとね、フェデ(・アルバレス監督)があるアイデアをもって、私たちのところに襲撃してきたんだ。まるでエイリアンみたいにね(笑)」と茶目っ気たっぷりに語ったスコット。「エイリアン」シリーズの大ファンであり、歴代作品への知識や愛もレジェンドクリエイターたちを唸らせるほどたったというアルバレスのセンスに惚れ込んだのだと振り返る。

かつてアルバレスは、自身が監督を務めた『死霊のはらわた』(13)や『ドント・ブリーズ』(16)で脚本も担当。スコットはそんな彼の手腕を高く評価し、「フェデは、私たちの興味を引き付ける作品を書く脚本家。作品歴も優秀で、彼の作品を私は気に入っている。“『エイリアン』の監督に完璧だ”とも思ったんだ」とコメント。

画像: 『エイリアン:ロムルス』©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『エイリアン:ロムルス』©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

また、「フェデが監督した映画を3本観て、彼の能力がもう分かっていましたし、今回彼が若手俳優をキャスティングしたことにも好感を持ちました。彼が作ろうとしている作品が、私の求めていたものだと思いました。だから私は最初からずっと胸を躍らせていたし、彼に“これはとてつもない映画になるよ”と言ったんだ」とも語っている。優れた脚本力に加え、シリーズに新たなスパイスを違和感なく取り入れるアイデア力も持ち合わせるアルバレス。スコットも感服するアルバレスの最新作が『エイリアン:ロムルス』だ。

本作で描かれるのは、恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』の“その後の物語”。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望──寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。宇宙最強にして最恐の生命体から、彼らは逃げ切れるのか?

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『エイリアン:ロムルス』
全国公開中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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