今注目を集める競技“ブレイキン”を題材とした映画『ザ・ブレイキン』が全国公開中。この度、同作のメイキング映像が初公開となった。

これが本物のヘッドスピン!メイキング映像初公開!

ブレイキンとは、1970年代にニューヨークのサウスブロンクス地区のアフリカ系アメリカ人やラテン系アメリカ人の若者達によって発展したストリートダンスのスタイル。当初は、ギャングが抗争をまとめるために武器の代わりにブレイキンを用い、発展していったと言われている。DJの音楽に合わせ即興で敵対する相手と交互に踊ってダンススタイルで競う競技として、若者を中心に絶大な人気を集めている。

本作は、ブレイキンを題材とした青春映画。ある事故をきっかけに不仲になった兄弟が反目し合いながらも、ブレイキンイギリス代表になり、再三の危機を乗り越えながらチームを世界のトップに導こうと奮闘していく姿を描き出す。監督は、ストリートダンス選手権で優勝を目指す若者たちの成長を描いた大ヒットシリーズ「ストリートダンス」(2010-2012)を手がけたダニア・パスクィーニとマックス・ギーワが務めた。

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解禁されたメイキング映像では、ベンジー(カラム・シン)を含めたブレイク集団・ランペイジのメンバーが夜の学校に侵入し、踊り明かすシーンを収めたもの。映像には、振付師のニーク・トラアと一緒に振り付けの確認するカラム・シンと幼馴染のB-GIRL・レイラ(ジルー・ラスール)の姿や、メンバーに囲まれ、華麗なステップとヘッドスピン技を披露するカラム・シンの姿が映し出されている。

本作の振り付けを務めた、ニーク・トラアは、ブレイクダンサーとして「Red Bull BC One」や「Battle of the Year」などの数多くのダンス大会にて優勝歴があるプロブレイカーで、映画『Street Dance 2』にも出演、表現者としての地位を築いている。現在は、競技とパフォーマンスの両方で活躍しているダンスチーム「The Ruggeds」に所属。世界規模のツアーを行っている。

また、併せて場面カットをが新たに4点解禁。写真は、劇中で登場する世界大会の決勝相手で、不動の王者と言われているフランスチームとのバトルシーンを写したもの。

イギリスチームのトレイ(ケルビン・クラーク)とフランスチームのDラックス(ガエタン・アラン)が睨み合い、互いに自分の技をジャッジにアピールしているカットや、手を床につけ足を垂直に天に向けている、体幹の必要な技を繰り広げるトレイのカット、体を宙に浮かせ技躍動感のあるDラックスのカットなど、本物のブレイカーにしか成し得ない大技の数々をとらえている。

『ザ・ブレイキン』
全国公開中
キャスト:カラム・シン、ケルビン・クラーク、ハナ・ジョン=カーメン、エミリー・キャリー、
ジルー・ラスール、エリオット・コーワン、ルシアン・ムサマティ、アリス・イヴ

監督:ダニア・パスクィーニ&マックス・ギーワ
原案:レイチェル・ヒロンズ
脚本:サリー・コレット
制作:マット・ウィリアムズ
撮影:ステファン・ヤップ
衣装:デザイン:エレノア・ベイカー 
プロダクションデザイン:シヴォ・グラック
ヘアメイクデザイン:クロエ・エドワーズ
振付:ニーク・トラア 
編集:ネイサン・サマーフィールド
提供:楽天
配給:松竹
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