世界中で記録を更新!劇場大ヒットのマーベル・スタジオ最新作
劇場公開時、日本ではオープニング5日間の興行収入8億788万円とシリーズ史上最高のオープニング興収を記録。9月時点での日本国内の興収は20億4095万円となり、「デッドプール」シリーズ史上NO.1だけでなく、2024年国内公開の洋画実写作品でも興収NO.1を記録。さらに全世界オープニング興収でも4億3,839万ドル(※約644億円)を稼ぎ出し、2024年公開作品の中でNO.1。R指定映画としても全世界興行収入歴代1位を記録している。なんでもありの破天荒ヒーロー・デッドプールが遂にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りしたことも大きな話題に。まさに本年を代表する観逃せない1本!
※1ドル=147円・8/13時点/Box office mojo参照
観返し&ボーナス・コンテンツで! ここを観ると更に楽しい!
いろんなデップーとウルヴァリンを楽しもう!
本作ではマルチバース設定を使ってデッドプール、ウルヴァリンの様々なバリエーションが登場。まずはデッドプールがマルチバースを超え、バース毎のウルヴァリンに出会います。もともとコミックでのウルヴァリンは小男だったり、アイパッチをつけた者もいる。またハルクと戦うエピソードも有名。歴代ウルヴァリンを次々映像化してみせてくれる。まさにウルヴァリン・カタログです。
一方クライマックスではデッドプール軍団が登場。女性デッドプール(レディ・プール)の声を演じているのはライアン・レイノルズの妻であるブレイク・ライヴリーです。このデッドプール祭りともいうべきシーンをよーく見ると明らかにヒュー・ジャックマンのヒット作『グレイテスト・ショーマン』をイメージしたデッドプールがいることに気づきます。ボーナス・コンテンツを見ると監督たちが様々なコミックから様々なデッドプールやウルヴァリンをチョイスし登場させていることがわかります。
見逃し厳禁! 伝説のヒーロー・キャラたち
本作ではマーベル・シネマティック・ユニバース/MCU以前のマーベル映画のヒーローたちが多数出演。彼らは虚無空間に送られていたという設定で登場します。クリス・エヴァンスのヒューマン・トーチ(彼はMCUでキャプテン・アメリカにキャスティングされる前は、20世紀フォックス版の『ファンタスティック・フォー』でこの役を演じていた)ジェニファー・ガーナーのエレクトラ、ウェズリー・スナイプスのブレイド。彼らはほぼ20年ぶりに同役を演じています。そしてダフネ・キーンのローラ、極めつけはチャニング・テイタムのガンビット。実は20世紀フォックスは『デッドプール』の次にテイタム版のガンビット映画を作ろうとしていたのですが、結果キャンセルになりました。つまり破棄された映画企画の主人公が、破棄された世界(虚無空間)にいるわけです。
ボーナス・コンテンツではついにガンビットを演じられて感無量と喜ぶチャニング・テイタムの姿を見ることが出来ます。
虚無空間(ヴォイド)に放置されたアイテムをチェック!
本作のボーナス・コンテンツによれば監督のショーン・レヴィはリアリティにこだわりました。従ってロケ地での撮影とそこに野外セットを組み立てたそうです。野外ロケは盗撮のリスクがあったそうですが、それでもリアルな場所が醸し出す空気感を大事にしたとのこと。その象徴ともいえるのが虚無空間の作りこみです。巨大化したアントマン(ジャイアントマン)の死体がまま基地になっている、という設定の場所を表現する際もCG等を使わず実際に巨大ヒーローの腕や顔を作りました。
また、虚無空間のシーンでスタッフの中でもっとも盛り上がったのは20世紀フォックスのロゴが捨てられているということがわかる場面で、そのために巨大なオブジェを用意したそうです。他にもよーく画面を見てみるとソーのヘルメットやキャプテン・アメリカの盾、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙船がこの空間に打ち捨てられていることがわかります。こうしたアイテムもぜひ探してみてください。