世界中を感動の渦に包み込んだディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作として、第89回アカデミー賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』の続編、『モアナと伝説の海2』が遂に公開。今作の見どころと共に、前作よりパワーアップした新曲の魅力も先取りしてご紹介します!(文・奥村百恵/デジタル編集・スクリーン編集部)

作品紹介

画像: 作品紹介

2017年に公開された『モアナと伝説の海』は、第89回アカデミー賞®や第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされ、日本や米国を除く世界でNo.1の興行収入を記録する大ヒットとなった。2023年には配信サービスにおいて映画史上世界No.1の視聴数を突破し、世界で最も観られた映画となった『モアナと伝説の海』の続編『モアナと伝説の海2』が12月6日(金)に全国公開となる。 

声優を務めるキャストは、前作でモアナを演じたアウリイ・クラヴァーリョ、マウイを演じたドウェイン・ジョンソン、タラおばあちゃん役のレイチェル・ハウス、両親役のテムエラ・モリソンとニコル・シャージンガーが続投する。そして新キャラとして登場するモアナの幼い妹シメアの声はカリシー・ランバート=ツダ、英雄として語られるマウイとモアナを“推し”のように大好きな青年で、島の歴史や神話にくわしく鋭い観察眼を持っておりモアナにとって頼もしい存在となる青年モニ役をフアラライ・チャン、ミステリアスなマタンギ役をオーヒマイ・フレイザー、エネルギッシュな船大工ロト役を脚本家でコメディアンのローズ・マタフェオ、モトゥヌイで農業に従事するむっつりした男性・ケレ役をコメディアンのデビッド・フェインが務めている。また、監督はデイブ・デリックJr.、ジェイソン・ハンドとデイナ・ルドゥー・ミラーが務めている。

前作で世界中を感動の渦に包み、今もなお愛されている楽曲「どこまでも 〜How Far I'll Go〜」に続く新たな名曲となるのが楽曲「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」。大切な人たちのもとへ二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ出るモアナが、新たな運命に漕ぎ出す決意を歌う重要な楽曲だ。『モアナと伝説の海2』でモアナが歌う新たな名曲「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」を、「どこまでも 〜How Far I'll Go〜」で日本でのモアナ旋風を巻き起こしたモアナ役の日本版声優を務める屋比久知奈が担当。本作でも素晴らしい歌声を聴かせてくれる。また、マウイ役の尾上松也も日本版声優として続投する。

前作での壮大な冒険から3年後が描かれる本作。モアナと幼い妹・シメアの強い絆やモアナの新たな冒険を大きなスクリーンで堪能してもらいたい。

プレイバッグ:『モアナと伝説の海』(16)

画像: 『モアナと伝説の海』

『モアナと伝説の海』

ディズニープラスで配信中 
© 2024 Disney

『アナと雪の女王』『ズートピア』に続くディズニーの大ヒット長編アニメーション。盗まれた女神の“心”を取り戻し、世界に平和をもたらすという大きな使命を課せられた少女モアナの冒険を描く。生まれ故郷の島と周囲の海しか知らなかった彼女が、悩み傷つきながらもさまざまな苦難を乗り越え、自らの運命を切り開いていく姿が心を揺さぶる。南の国の伝統音楽を取り入れた、時に軽快で、時に壮大な音楽や、CGでは困難とされた水や波の映像表現も見どころ。

あらすじ

前作での壮大な冒険から3年。1000年にひとりの“導く者”となったモアナは、愛する家族と島の仲間たちとともに暮らしていた。ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知る。モアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すため航海に出ようとするが、その島に近づこうとすれば、 “生きては帰れないかもしれない”というほどの危険に満ちた冒険だった。愛する人たちを守るため、モアナは島の新しい仲間たちと一緒に新たな冒険へ旅立つのだった…。

登場人物

画像: 登場人物

モアナ(声:アウリイ・クラヴァーリョ/屋比久知奈)

1000年にひとりの“導く者”となり、神の呪いで引き裂かれた世界をふたたび繋ぐための冒険へ出る。

シメア

元気いっぱいなモアナの妹でモアナのことが大好き。幼い頃のモアナにそっくり。

画像: シメア

マウイ (声:ドゥエイン・ジョンソン/尾上松也)

風と海をつかさどる半神半人の英雄。大胆不敵の自信家で、モアナと固い絆で結ばれた相棒。

プア

元気一杯で天真爛漫だが、泣き虫で怖がりなところもある子ブタ。モアナに忠実なペット。

ヘイヘイ

予測不可能なニワトリ。知能指数はゼロに等しいが、モアナは見た目よりも賢いと信じている。

画像: ヘイヘイ

カカモラ

ココナッツでできた鎧を身につけ、毒矢を武器に戦う。モアナが持つテ・フィティの心を狙っている。

チェックポイント

主人公・モアナの成長&新たなる冒険に注目!

前作のあと3年間海に出て、1000年にひとりの“導く者”となったモアナ。続編を担当したアニメーターは、19歳のモアナが“自分がどんな人間なのかを理解していること”を意識したという。リーダーらしさを表現するために衣装は赤、髪は前作よりも少し長いウェーブヘアにするなどビジュアルにもこだわった。続編では、“人生は長く、先を予測することは不可能であること”を知りながらも、新たな旅に出るモアナの姿が描かれる。

作品を彩る楽曲のメッセージに注目!

物語の幕開けを彩る楽曲「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」は、モアナが“どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じて進み続けよう”と決意する気持ちがメッセージに込められている。また、「帰ってきた、本当のわたしに」では、かつては禁じられていた遥か彼方の海へと冒険に繰り出せる喜びと、その先に待つまだ見ぬ“仲間”との出会いや明るい未来への希望が込められた曲。勇気や希望をくれる楽曲のそれぞれのメッセージに注目してほしい。

キャラクターたちのリアルな動きも見どころ!

走ったり飛び跳ねたりするモアナとマウイの動きをリアルに描くため、アニメーターは俳優たちが声のレコーディングをした時のビデオ映像を見て研究したという。シーンごとの俳優たちの動きや表情はもちろん、時にはアニメーター自ら鏡の前に立ったりビデオカメラを回しながらポーズを取り、それを参考に絵を完成させたことも。こだわり抜いたキャラクターたちの動きも本作の見所と言える。

『モアナと伝説の海2』
2024年12月6日(金)公開
アメリカ/2024/1時間40分/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:デイブ・デリック・ジュニア
声の出演:アウリイ・クラヴァーリョ、ドゥエイン・ジョンソンデイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラー

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