【目】-め / eye
普段は優しい雰囲気だが、役に入ると鋭く光り、全てを見透かしそうな怖さも宿す。狼の目のような琥珀色の瞳で見つめられたら、何でも言うことを聞いてしまいそう。『ポーラー 狙われた暗殺者』での眼帯姿や、『007/カジノ・ロワイヤル』での異常のある左目から血の涙を流す様子など、目がポイントとなる役も多い。
【髪の毛】-かみのけ / hair
基本はサラサラの前髪が目にかかるくらいの長さで、それをスタイリング剤でなでつけていたりすることも。後ろ髪は自然に伸びてきたままにすることもあれば、短く切りそろえていることもある。金髪だったり銀髪だったり、何色でもセクシーなマッツ。『プッシャー』でのスキンヘッドでは、頭の形の綺麗さを見ることができる。
【髭】-ひげ / beard
白髪交じりの無精髭でさえもカッコいいマッツ。普段の彼は、全部剃っている方が珍しく、口の周りに髭があるのが定番だ。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』の時、マッツは長くフサフサの髭を生やしているのだが、盟友のアナス・トーマス・イェンセン監督によると、マッツは髭を含め、毛が伸びるスピードが速いんだとか。
【口】-くち/ mouth
唇は薄めで、自然にしていてもアヒル口のようになっているマッツ。そのせいで、ダンディなのに常にキュートさが滲み出てしまう。そのアヒル口は、横から見た時にはすごくセクシーで独特な魅力があり、ほかの俳優からは感じられない吸引力がある。マッツはよく投げキッスをしてくれるので、遠くにいてもあの唇を感じられる。
【皺】-しわ / wrinkles
年齢を重ねるごとに多くなり、深く刻まれていく顔の皺。マッツの場合、この皺がより色気を増す効果として働いている。目元の皺もほうれい線も、彼が笑った時など、すでになくてはならない魅力の一つとなり、見ていると胸がときめいてしまう。年々増えていくセクシーな皺は、愛さずにはいられないマッツの素敵な年輪なのだ。
【歯】-は / teeth
撮影では、笑顔でも歯を見せて笑っていることがあまりないマッツだが、実は八重歯のように見える歯がチャームポイントとの声も。内側に向かって生えているが、ハリウッドスターと違って歯列矯正をしておらず、それがキュートさを醸し出す要因になっているのかも。歯見せ笑顔の画像が少ない分、見えるとキュンとしてしまう。
【腕】- うで / arm
ダンサー出身であり、常に演じる役に備えて体を鍛えている印象のマッツ。彼のむちっとした腕が好きだというファンも多い。また、浮き出た血管もたまらないという、ややマニアックな声も。腕まくりをしてむき出しの時はもちろん、スーツの上からでも分かる筋肉質な腕。足同様、マッツの抜群のスタイルを作る素敵パーツだ。
【手】-て / hand
マッツの手の美しさを堪能するなら、やはり「ハンニバル」で料理をする際の華麗な手さばきではないだろうか。長い指で器用に食材(人体!?)を調理していき、完璧な美を作り出す。近年は撮影時に指ハートを頻繁に披露してくれるので、思わず見とれてしまう。ちなみに、握手してもらった時の感触は柔らかかったです!
【足】-あし / leg
何歳になってもスタイル抜群のマッツだが、その理由の1つは足。足がものすごく長い! 腰の位置の高さがハンパない! だから、何を着ても似合う。俳優になる前はダンサーだったマッツは、体が柔らかいので足が頭より高く上がるのだが、あまりにも美しいため、彼のダンスはずっと見ていられる。足を組む姿もとても美麗。
【香り】-かおり / scent
マッツの近くに行くと、スモーカーである彼からはタバコの香りがする。ほかの人だとタバコの“臭い”と言ってしまうところ、マッツだと“香り”と表現したくなるのは、やっぱりタバコでさえも彼の色気の一部になってしまうから。香水は特につけないらしいが、マッツからウッドセージ&シーソルトの香りがしたという人もいて、時にはつけることもあるのかもしれない。
【服装】-ふくそう / fashion
何度でも言うがスタイル抜群なので、スーツの着こなしが最高にカッコいいマッツ。同時に、ジャージ姿も定番で「マッツと言えばジャージ」というくらい、オフの時はさまざまなバリエーションのジャージを着用している……と思いきや、カンヌ国際映画祭といった公式の場にもジャージ姿で現れたりする。ブルース・リーが大好きなので常にジャージを着ていたいんだそう。
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