「デューン 砂の惑星」シリーズのハヴィエル・バルデムが、ジョン・D・マクドナルドの小説を映画化した1962年の映画『恐怖の岬』と、その映画をリメイクした1991年映画『ケープ・フィアー』を下敷きにしたTVシリーズ版に主演する。
製作総指揮はバルデムと、『ケイプ・フィアー』の監督マーティン・スコセッシ、同作の製作に参加したアンブリン・エンターテインメントのスティーヴン・スピルバーグが務める。今回のショウランナーと脚本は、ドラマ『ブランニュー・チェリーフレイバー』、ドラマ『見せかけの日々』のクリエイター・コンビの一人、ニック・アントスカ。製作はアンブリン・テレヴィジョン、アップルTV+、ユニバーサル・スタジオ・グループ他で、全10話のミニシリーズになる。
今回のドラマ版も映画2作と基本設定は同じで、刑務所から出所した男が、自分を無罪にできなかった弁護士を逆恨みにして、彼とその家族を狙うのと同時に、一家の住む岬の家に嵐が接近してくる。
『恐怖の岬』はJ・リー・トンプソン監督、グレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャムが共演。『ケープ・フィアー』はスコセッシが監督し、ロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティが共演。今回の共演者が誰になるのか、今後のニュースに注目だ。