監督「(クレイヴンは)社会の基本的思想や良識の基本ルールを破ることで、世界をより良い場所にできると信じています」
クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに<百獣の王>。
本作『クレイヴン・ザ・ハンター』では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか。誕生の物語が、映倫のレーティングで15歳以上が観ることができる<R15+>に指定された残虐描写の過激な狩りと共に描かれる。
映画の脚本を手掛けたのは『アイアンマン』や『アンチャーテッド』で印象的な新ヒーローの誕生エピソードを手掛けたアート・マーカム&マット・ホロウェイと、『イコライザー』シリーズで怒りに燃えた凄腕仕事請負人の活躍をカタルシス溢れるアクション作として描いたリチャード・ウェンク。ウェンクはデンゼル・ワシントンの続編出演を実現させたとも言われている敏腕脚本家。「イコライザー」シリーズのほか『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』や『マグニフィセント・セブン』など、重厚なストーリーを兼ね備えたアクション大作の脚本を務めてきた。
監督のJ・C・チャンダーは、そんな脚本家たちが生み出した物語について、「『クレイヴン・ザ・ハンター』はアクション大作ですが、その核となっているのは古き良きロシアギャングの物語であり、史上最強のヴィラン誕生の物語です」と本作の核について解説。続けて、「クレイヴンは社会の基本的思想や良識の基本ルールを破ることで、世界をより良い場所にできると信じています。そうすることで自分は公共の利益という大義に貢献しているんだ、と考えています。心からそう信じているんです」とクレイヴンの信念について明かした。
そんなクレイヴンを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンは、この作品で描かれる戦術と暴力的な怒りの危険な組み合わせが、クレイヴンを極めてユニークな存在にしていると分析。「マーベルの他のスーパーヒーロー映画とはまったく違う作品です。なぜならクレイヴンはスーパーヒーローではないからです。彼はエイリアンでもモンスターでもありません。凄腕のハンターとして、そして殺し屋として訓練されてきた人間なんです」と自身が演じたキャラクターの本質について語ってくれた。
果たして、クレイヴンの暴走していく<狩り>が行き着く先は何処なのか。ぜひ映画館で目撃してみてほしい。
『クレイヴン・ザ・ハンター』
12月13日(金)日米同時公開
IMAX®/Dolby Cinema®/Dolby Atmos®/ScreenX with Dolby Atmos®(全て字幕版)
2D/MX4D®/4DX/ULTRA 4DX/ScreenX(字幕版/日本語吹替版)
MARVEL and all related character names: © & ™ 2024 MARVEL
配給,:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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