『ドント・ウォーリー』のガス・ヴァン・サント監督が、サイコ・サスペンス映画『アンティノス』Antinous の製作総指揮を務める。

監督・脚本は、写真家で彫刻家のスチュアート・サンドフォード。短編映画の脚本を手がけたことはあるが、長編映画は今回が初めてになる。ヴァン・サントは「素晴らしい写真家で彫刻家でもあるサンドフォードが、ハドリアヌス帝とアンティノスの関係にインスパイアされた美しい映画を創作することに興奮している」と語っている。
映画は、自分を古代ローマのアンティノスの生まれ変わりだと信じる俳優を主人公に、アンティノスの逸話を現代のハリウッドを舞台に描くもの。アンティノスは、1~2世紀の古代ローマ皇帝ハドリアヌスに溺愛された男性の愛人で、18歳くらいでナイル川で溺死したが、死後、皇帝によってその名前をつけた街が建設されたり、祭典が催されたりした。その死の詳細は不明で、ハドリアヌス帝が引き起こしたとも、アンティノスが望んで生贄になったとも言われている。
出演者は未定。製作はドリームタウン、ゴールドフィンチ・エンターテインメント他。映画は本年半ばから、ロンドン、ロサンゼルス、ギリシャで撮影される予定。

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