近年のミュージカルブームを牽引する名ソングライター・チームパセク&ポール
米・ペンシルベニア出身のベンジ・パセクと米・ミズーリ出身のジャスティン・ポールはともに1985年生まれで、ミシガン大学演劇部門に入学した。ミシガン大学といえば、各界のトップを輩出する名門校。その中でも演劇部門は卒業生にトニー賞やエミー賞受賞者も多くおり、特に難関として知られている。
2人は共同で音楽製作を始め、在学中に上演したミュージカルが評判を呼び、学内を飛び出し、異例の世界中で大ヒット。その業績から次々とミュージカルへ楽曲提供を行い、『ドッグファイト』『ディア・エヴァン・ハンセン』などを手掛けるほどに実力をつけてきた。
2016年に映画音楽の世界に進出するや否や、同年公開された『ラ・ラ・ランド』の主題歌「City of Stars」の作詞担当に大抜擢。主演2人の心情を表現した本楽曲は多くの人たちの耳と記憶に刻まれ、見事アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞主題歌賞の2冠を獲得した。
翌年2017年には『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌の作詞作曲を担当。キアラ・セトルが圧巻の歌声で聞かせる「This Is Me」は、シーンと共に蘇ってくる大きなインパクトを与え、世界中に涙と共感の嵐を巻き起こした。
そんな彼らが新たに音楽を手掛けたのが、実写映画化されるディズニー最新作『白雪姫』である。ディズニー初の長編映画『白雪姫』には「口笛ふいて働こう」「ハイ・ホー」など、誰もが耳にしたことのある心奪われる数々の名曲が登場するが、新たなミュージカル版となる本作のために、パセク&ポールがオリジナルの新作曲を書き下ろした。
すでに話題になっているのが、夢と希望に満ちた心ときめくミュージカル・ナンバー「夢に見る 〜Waiting On A Wish〜」。雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。そんな王国の今を憂いている白雪姫の“変わりたいのに、変われずにいる葛藤”を歌った本楽曲。白雪姫の感情の動きを繊細に歌詞で表現し、それにシンクロするようにメロディを鳴り響かせて一音一語までこだわり抜いている。感動に満ちた『白雪姫』の世界へ一気に連れ出すような一曲だ。
先日ミュージックトレーラーも解禁され、字幕版ではレイチェル・ゼグラーが世界中を唸らせた歌唱力で伸びやかな歌声を、プレミアム吹替版では吉柳咲良がミュージカルなどで培ってきた強さを秘めた透き通る歌声を響かせ、白雪姫の美しく純粋な心そのものを体現した。
その他にも、まるで夢の世界に入り込んだような華麗でファンタジックな場面にオリジナル曲が次々と登場する。
※ “プレミアム吹替版”とは?
一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結した“日本語吹替版作品”のこと。
<STORY>
「美女と野獣」「アラジン」のディズニーが、「白雪姫」を新たなミュージカル版として実写化。
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
『白雪姫』
3月20日(木・祝)全国劇場にて公開
監督:マーク・ウェブ
音楽:パセク&ポール
キャスト:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
プレミアム吹替版声優:吉柳咲良/河野純喜(JO1)/月城かなと/津田篤宏/諏訪部順一
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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