ネイサン・スチュワート=ジャレットとジョージ・マッケイW主演で贈る、心揺さぶるラブ・サスペンス『FEMME フェム』が、3月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国公開。この度、ジョージ・マッケイのインタビューが到着した。
画像: 「映画の中のすべての性行為は物語に不可欠なもの」ジョージ・マッケイ、心揺さぶるラブ・サスペンス『FEMME フェム』を語る

ナイトクラブのステージで観客を魅了するドラァグクイーン、ジュールズ。ある夜、ステージを終えた彼は、タトゥーだらけの男プレストンと出会う。だが、その出会いは突然、憎悪に満ちた暴力へと変わり、ジュールズの心と体には深い傷が刻まれる。舞台を降り孤独な日々を送りながら、彼は痛みと向き合い続けていた。数ヶ月後、偶然立ち寄ったゲイサウナでジュールズはプレストンと再会。ドラァグ姿ではない彼を、プレストンは気づかぬまま誘う。かつて憎悪に駆られジュールズを襲った男が、実は自身のセクシュアリティを隠していたことを知ったジュールズ。彼はその矛盾を暴き、復讐を果たすため、密会の様子を記録しようと計画する。ところが、密会を重ねるたび、プレストンの暴力的な仮面の奥にある脆さと葛藤が浮かび上がる。プレストンの本質に触れるたび、ジュールズの心にもまた説明のつかない感情が芽生え始める。待ち受けるのは復讐か、それとも──。

ベルリン国際映画祭で初披露され、英国インディペンデント映画賞で11部門ノミネートされるなど、賞レースを賑わせた本作。主演には『キャンディマン』のネイサン・スチュワート=ジャレット、最新作『けものがいる』が日本公開を控えるジョージ・マッケイ。差別的な動機による暴力で心身に深い傷を負ったドラァグパフォーマーが、自らを襲撃した男と危うい駆け引きの渦に引き込まれていく。支配と服従が交錯する先に待つのは、復讐か、それとも赦しか──。

この度、本作の主演を務めたジョージ・マッケイのインタビューが到着した。

■プレストンを演じてみていかがでしたか?
私が演じたプレストンという人物は、とても複雑なところが魅力ですが、その複雑さの中に色々と隠されています。彼は自分自身のために作り上げたキャラクターになり、男性らしさを身にまとっているのです。ある種のアイデンティティの迷路の様な人物であり、それを演じながら理解していくことはとても楽しかったです。彼は筋肉やタトゥー、スポーツウェアなど、非常に男性的な外的要素がありますが、彼の外見と自分自身を守る方法には多くの真実があります。

■役作りは苦労されましたか?
私自身も、役をもらった時はもっとスリムだったのですが、チームと話して体重を増やし筋肉をつけ体型も変えました。その過程ですごくシンプルな動物の力を理解する感覚も得られたのです。つまり、俺は強いってね。それがプレストンへのすごくシンプルだけど明確な道でした。

■ネイサン・スチュワート=ジャレットとの共演について
この作品は、映画全体が2人の男のチェスマッチなんです。ジュールズを演じたネイサンとは短期間の撮影でかなり親密にならなければならず、かなり激しくならなければならないし、お互いを本当に知らなければならないし、恋に落ちなければならない。だから私たちは全身全霊で飛び込む必要がありました。

■ジュールズは復讐の武器として“セックス”を使い、プレストンを精神的に追い詰めます。
映画の中のすべての性行為は物語に不可欠なものです。両方のキャラクターにとってなぜそれが起こっているのか、相手に何をしようとしているのか、それが相手にとって何を意味するのか。これは完全な権力争いであり、互いへの恋または破壊的なものであり、そして常に両者にとって異なっています。そのため、それをどのように表現するのかについてはじっくりと話し合いました。非常に肉体的で官能的なものにニュアンスと実用性のレベルを加えることは素晴らしいことでした。それがなければ境界線が曖昧になる可能性がありますからね。

2週連続!入場者プレゼント配布決定

▼第一週(3/28~)                    
ポストカード:出逢った瞬間、揺れる光Ver.
※ホログラム加工

画像1: 2週連続!入場者プレゼント配布決定

▼第二週(4/4~)
ポストカード:消せない温もり

画像2: 2週連続!入場者プレゼント配布決定

『FEMME フェム』
3/28(金)より、新宿シネマカリテほか全国公開
配給:クロックワークス
© British Broadcasting Corporation and Agile Femme Limited 2022

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