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長尾謙杜 プロフィール
2002年8月15日生まれ。大阪府出身。2021年になにわ男子のメンバーとして「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビュー。森絵都の「カラフル」が原作のAmazon Original映画『HOMESTAY(ホームステイ)』(22)で主演を務め、本作『おいしくて泣くとき』で劇場映画初主演。映画で露伴の青年期を演じた『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)、垣根涼介の同名小説の映画化『室町無頼』など、ジャンルを問わない確かな演技力に注目が集まっている。
“同世代の人たちには、観ていただいてシンプルに“青春”や“今”を大切にしてほしいなと思います”

──長尾さんが演じる心也は高校生です。演じる時に大切にされたのは?
「真っ直ぐさですかね、心也はすごく素直で正義感溢れる少年なので。僕は彼のような真っ直ぐな少年ではなかったけれど、それでもこの年頃のことを思い返しながら演じていました。高校生役だと聞いたときはびっくりしましたし、自分より7〜8歳下と考えると、ちゃんと高校生に見えるかなという気持ちはありました。でも、無理に見た目で高校生感を出そうとはしなかったです。心也は精神年齢が高めですし、脚本には高校生らしい行動や言葉が書かれていたので、それをちゃんと演じれば高校生に見えるのかなと思っていました」

──劇場映画初主演作ということで、座長として心がけていたことはありますか。
「主演といっても先頭に立って現場を引っ張るようなことは、自分には向いていないと思いました。スタッフの皆さんのほうが年上ですし、経験も豊富な方がたくさんいらっしゃる。キャストの皆さんも先輩方が多いので、お力添えをしていただくかたちでみんな横一列で一緒にいい作品を作っていけたらという感じでやらせてもらっていました。監督のお人柄もあって、笑顔の多い現場だったんじゃないかと思います。
ただ、僕、お芝居の現場ではマネージャーさんには離れた場所にいてもらっているかもしれません。近くにいると、どうしてもマネージャーさんに話しかけちゃうじゃないですか。だから、ジュニアの頃やデビューしたての頃は、スタッフさんともっと話そうと思って、一緒にロケバスで現場に行ってました。主演じゃないときも結構スタッフさんと一緒にご飯に行ったり、現場でも話しかけに行ったりするんです。どうやって映画を作っているのかに興味があるんですよね。今回もたまたま、仲良くさせていただいていたスタッフの方がいらしたので、そこから自然と輪が広がって仲良くなっていきました。スタッフさんに聞いた話が演技に活きることもありますし。特に録音部の方には、台詞を言った僕の声が直に伝わっているわけですし。めっちゃ怖いですけど、感想を聞いたりします」
※全文はSCREEN2025年5月号に掲載
おいしくて泣くとき

ケガでサッカー部での活動ができなくなった心也(長尾謙杜)と、家に居場所がない夕花(當真あみ)。孤独だった二人はひっそりと距離を縮めていくが、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう…。突然の別れから30年、優しい奇跡が舞い降りる。“互いの幸せを願う純粋な想い”を描いた森沢明夫の同名小説を映画化。

『おいしくて泣くとき』
2025年4月4日(金)公開
日本/2025/1時間49分/配給:松竹
監督:横尾初喜
出演:長尾謙杜、當真あみ、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵美村里江、安田顕、ディーン・フジオカ
©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会