アリアナ・グランデ Ariana Grande

今年のオスカーファッション最大のトレンドは“メソッドドレッシング”、つまり俳優が劇中と同じ世界観をレカペにも持ち込んだ装い。アリアナもスカートに何千ものクリスタルが散りばめられたピンク!のスキャパレリで現れて、映画と現実の橋渡しに余念がなかった。
シンシア・エリヴォ Cynthia Erivo

トレンドチェイサーのシンシアも当然エルファバのシグネチャーカラーであるディープグリーンのベルベットガウンで。ルイ・ヴィトンによるカスタムメイドは、ネイルアーティストが手作業で仕上げた緑と金のネイルアートと共に今年のベストドレッサーとの高評価。
マイキー・マディソン Mikey Madison

黒のバンドゥにピンクのスカート&リボンの対比が古き良き1950年代を彷彿とさせるディオールのガウンは、1910年代を思わせるティファニーのジュエリーと共に、今年のシンデレラガール、マイキーにはよく似合っていた。映画では裏シンデレラなのにこの対比。
ゾーイ・サルダナ Zoë Saldaña

アワードシーズンを通してシンプルで品のいいドレスで現れたゾーイが、勝負の夜に用意したのはロマンチックなルビーレッドのティアードスカートと、クリスタルを散りばめたメッシュトップの組み合わせが上級なサンローランのクチュール。透けたアームにも注目。
セレーナ・ゴメス Selena Gomez

人気スタイリストのエリン・ウォルシュがセレーナのためにコーデしたのは、伝説の俳優、ソフィア・ローレンにオマージュを捧げたというラルフ・ローレンのカスタムメイド。ガウンには何と16000個以上ものガラス玉が格子状に装飾されているという手が込んだ逸品。
ティモシー・シャラメ Timothée Chalamet

一部では“ミニオンみたい”との声が上がった全身レモンイエローでまとめたティモシーの最新オスカーファッション。脱定番スーツの急先鋒であるティモシーだが、ジバンシィのカスタムメイドはジャケットがダブルブレストになっていてよく見ると基本には忠実だ。
エル・ファニング Elle Fanning

白いブラトップから適度に広がる裾まで細かい手刺繍が施されたシックなガウンは、ウエストで結ばれて紐が床まで垂れ下がった黒いリボンがポイント。エルがチョイスしたのはジバンシィのヴィンテージドレスで、同じくヴィンテージのチョーカーはカルティエ製。
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