この春は人気男優たちが大活躍を見せる新たな痛快アクション映画が大豊作!スクリーン狭しと展開する肉弾戦からハラハラドキドキの頭脳戦、アジア地域から欧米までタイプもロケーションも様々なニューアクションが観客を魅了します。しかもいずれも主演は映画ファンにはなじみ深いアクターばかり。どれから見るか、誰のから見るか、お楽しみの方法はあなた次第です!今回はジャッキー・チェン主演『A LEGEND/伝説』をご紹介します。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

謎を追う考古学者に三度扮するジャッキーがスタンリー・トン監督と10度目のコンビを組むアドベンチャー大作

画像: ファン教授(ジャッキー・チェン)

ファン教授(ジャッキー・チェン)

現在のジャッキーと最新AI技術で若返ったジャッキーが2役で大活躍

ファン教授(ジャッキー・チェン)
氷河で発掘作業をする考古学者だが不思議な夢を見る

世界中からリスペクトされるアクションスター、ジャッキー・チェンの『ライド・オン』に続く“ジャッキー50周年記念プロジェクト”第2弾は、2000年の時を越えて夢と現実が交差する壮大な冒険と不滅の愛を描くアドベンチャー大作。ジャッキーが長年温めてきた企画で、これを実現させるために『ポリス・ストーリー3』『レッド・ブロンクス』などで組んできたスタンリー・トン監督を呼び寄せ、この名コンビにとって10作目となった。『THE MYTH/神話』『カンフー・ヨガ』と同様にジャッキーが古代の謎を追う考古学者に三度扮する人気シリーズの第3弾で、前2作の姉妹編とトン監督は発言している。さらに古代のパートでは最新AI技術で若返ったジャッキーが登場し、現在のジャッキーと2役が楽しめるのも大きな見どころになっている。

共演には韓国のアイドルグループ“EXO”のメンバー、レイとして活躍し、ジャッキーとは『カンフー・ヨガ』でも共演したチャン・イーシンはじめ、ジャッキーが『ポリス・ストーリー/レジェンド』で見出したグーリーナーザー、『李小龍 マイブラザー』でブルース・リーを演じたアーリフ・リー、さらにリー・チェン、ポン・シャオランなど中国映画界の人気者がずらり。また『THE MYTH/神話』のキム・ヒソンらが特別出演。

氷河の遺跡で発掘作業中の教授が見た古代の戦場の夢の正体は?

画像: 氷河の遺跡で発掘作業中の教授が見た古代の戦場の夢の正体は?

新疆ウィグル自治区にある氷河近くの遺跡で、助手のワン・ジン(イーシン)やシン・ラン(シャオラン)らと発掘調査を行っている考古学者のファン教授(チェン)は奇妙な夢を見る。その夢の中で教授は前漢の武将、霍去病(かくきょへい)の部下、趙戦(ちょうせん)となっていて、ワン・ジンにそっくりな華峻(かしゅん)と共に騎馬隊を率いて、敵対する遊牧騎馬民族の匈奴(きょうど)と激しく戦いを繰り広げていた。そんな時、趙戦と華峻は匈奴の一派フドゥナ(リー)の率いる軍勢に追われていた謎めいた美女・夢雲(グーリーナーザー)の危機を救った。夢雲は2人に感謝しながら去っていくが、彼らの関りはここで終わらなかった…。

ファン教授は遺跡から発掘された前漢時代の遺物の中に夢で見た翡翠の装飾品を見つけ、それが現実の世界と夢をつなぐ鍵であると考えた。そしてワン・ジン、シン・ランらと共に氷河の奥深くまで調査を進めていったファンの調査隊は、そこで予想もしなかった光景を目の当たりにする…。

CHECK 本作のアクションの見どころを語るスタンリー・トン監督

画像1: CHECK 本作のアクションの見どころを語るスタンリー・トン監督

本作は2つの時代が時を越えてつながるファンタジー・アドベンチャーとして大きなアクションの見せ場が用意されている。まずは主人公の教授の夢に現れる漢時代を舞台に展開する大迫力の騎馬隊による合戦シーン。そして現実の世界での氷河洞窟内での戦い。これらの見せ場アクションについて、スタンリー・トン監督がインタビューに応えている。

『THE MYTH/神話』では愛情をテーマに輪廻転生を描き、『カンフー・ヨガ』では友情をテーマに新たな冒険を描きましたが、『A LEGEND/伝説』は「見たことのない場所で、見たこともない女性に会う夢を見る」という実際に私が見た夢から始まっています。前2作でジャッキーが演じた主人公の名前はジャックでしたが、同一人物でないことを示すため名前をあえて変更しました。ジャッキーと私の遊び心で、ジャッキーの本名(房仕龍)から取って房(ファン)としたんです。

画像2: CHECK 本作のアクションの見どころを語るスタンリー・トン監督

『A LEGEND/伝説』
2025年4月11日(金)公開
中国/2024/2時間9分/配給:ツイン
監督・脚本:スタンリー・トン
出演:ジャッキー・チェン、チャン・イーシン、グーリーナーザー、アーリフ・リー

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