この春は人気男優たちが大活躍を見せる新たな痛快アクション映画が大豊作!スクリーン狭しと展開する肉弾戦からハラハラドキドキの頭脳戦、アジア地域から欧米までタイプもロケーションも様々なニューアクションが観客を魅了します。しかもいずれも主演は映画ファンにはなじみ深いアクターばかり。どれから見るか、誰のから見るか、お楽しみの方法はあなた次第です!今回はジョエル・キナマン主演『サイレントナイト』をご紹介します。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

ジョン・ウー監督が新たに挑んだのは台詞のないリベンジ・アクション映画

画像: ブライアン(ジョエル・キナマン)

ブライアン(ジョエル・キナマン)

ブライアン(ジョエル・キナマン)
ギャングたちに息子を殺され、自らの声も奪われて復讐を誓う

『男たちの挽歌』『フェイス/オフ』など、これまで数々の傑作アクションを演出してきたジョン・ウー監督の最新作で、彼が今回挑んだのは、全編セリフなしの壮絶な復讐映画。ウーにとって約20年ぶりのアメリカ映画でもある。『リベンジ 極限制裁』のロバート・アーチャー・リンが書いた脚本を基に、何の罪もない幼い息子、そして自らの声を失った男が、凶悪なギャングたちを相手に怒りのリベンジ計画を遂行する。主演は『スーサイド・スクワッド』のジョエル・キナマン。一切セリフのないアクションに果敢に挑み、見事な成果を見せてくれる。共演はキッド・カディの名でラッパーとしても活動する『トラップ』のスコット・メスカディ、『コレラの時代の愛』のカタリーナ・サンディノ・モレノ、『MEMORY メモリー』のハロルド・トレスら。撮影はメキシコで行われ、『セッション』のシャロン・メールがカメラを担当しセリフが無い分、映像と音で物語を語る手腕を見せている。

あらすじ

画像1: あらすじ

メキシコのある町に住むブライアン・ゴッドロック(キナマン)は、妻のサヤ(モレノ)、幼い息子と3人で幸せな毎日を送っていた。ところがクリスマス・イブの日、庭先で遊んでいた息子が、家の前を車で通りかかったストリート・ギャングたちの抗争に巻き込まれ彼の見ている前で理不尽にも亡くなってしまった。しかもブライアン自らも喉を負傷し、声を出すことができなくなる。あまりにも突然の悲劇に打ちひしがれていたブライアンだが、犯人がなかなか検挙されないことに苛立ちを覚える。リハビリをしながら強い復讐心が沸き起こって来たブライアンは、警察に忍び込み容疑者であるギャングたちの顔写真を見て、プラヤ(トレス)という顔に傷を持つ男がターゲットと認識する。ナイフや銃の扱いもトレーニングし、ブライアンは次のクリスマス・イブを復讐の決行日と定めるが……。

画像2: あらすじ

『サイレントナイト』
2025年4月11日(金)公開
アメリカ/2023/1時間44分/配給:クロックワークス
監督:ジョン・ウー
出演:ジョエル・キナマン、スコット・メスカディ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ハロルド・トレス

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