【みどころ予習】『サンダーボルツ*』最新予告に登場した“4つの謎”を考察！

まずは、予告映像をご覧いただきたい！

【謎①】史上最強のヴィラン？！セントリーって何者･･･？

『サンダーボルツ*』は、過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、〈超クセ強な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉誕生の物語。先日解禁となった最新予告では、〈サンダーボルツ*〉の前に立ちはだかる史上最強の敵セントリーが初登場！神と自称する彼はなんと、これまで世界に訪れた数々の危機を救ってきたアイアンマン、キャプテン・アメリカらアベンジャーズ全員のパワーを合わせても太刀打ちできないほど、とてつもない破壊力を持っているらしい。

最新予告では、セントリーがニューヨークの上空から漆黒の闇を生み出し、その闇にのまれた人々が瞬く間に影だけ残し姿を消していく様子が映し出され、彼が如何に恐ろしい存在なのかが既に垣間見える。制御不能なセントリーを、〈サンダーボルツ*〉の面々は止められるのか？セントリーはなぜ、世界を狙うのか？ちなみに、まだ全貌が明かされていない謎の男ボブ役を演じるとされるルイス・プルマンが、セントリー役をも演じているという噂も…。一方で、アメリカのポッドキャスト番組Happy Sad Confusedに昨年出演した際にも、ルイスはセントリーについて問われたが、あくまで何も知らないというスタンスを突き通していたという。重要キャラクターセントリーを演じる人物とは果たして･･･?!

【謎②】〈サンダーボルツ*〉は、まとまれるのか？

新チーム〈サンダーボルツ*〉のメンバーは総勢6名。

ブラック・ウィドウ／ナターシャの“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ・ベロワ（フローレンス・ピュー）。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻した孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー／バッキー・バーンズ（セバスチャン・スタン）。ロシアが生み出したスーパーソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”、「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続けているが現在フリーターのレッド・ガーディアン／アレクセイ・ショスタコフ（デヴィッド・ハーバー）。かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェント／ジョン・ウォーカー（ワイアット・ラッセル）。幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ、孤独なスパイ、ゴースト／エイヴァ・スター（ハナ・ジョン＝カーメン）。ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター／アントニア・ドレイコフ（オルガ・キュリレンコ）。

まとまりなんて皆無、人生に後悔と苦難と思いだしたくない出来事でいっぱいの〈超クセ強な無法者〉揃いだ。最新予告では、いつの間にか政治家に転身していたバッキーが、彼らをぶっきらぼうにチームへ誘い出す姿が映し出されているが、彼は今回、〈サンダーボルツ*〉のまとめ役を担うことになるらしい。

しかし、そもそもバッキーは、初代キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャースや、キャプテン・アメリカを引き継いだサム・ウィルソンなど“相棒”的な存在には心を開いていたものの、もともと口数が多いわけでもなく、どちらかというと孤高のイメージも強い。これまであまりリーダーらしい様子は見せてこなかったはずの彼が、「私たちには無理よ」とチーム入りを拒むエレーナらの心をどう動かし、まとめ上げていくのか。ちなみに、バッキーが誘い出したエレーナらのもとに唯一、タスクマスターの姿だけがないのも気になるところ。タスクマスターがいつどのように登場するのかにも注目したい。

【謎③】謎のCIA長官“ヴァル”の目的は？

〈サンダーボルツ*〉誕生の物語において重要な鍵を握っていることを予感させるのは、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ（ジュリア・ルイス＝ドレイファス）、通称“ヴァル”だ。最新予告で彼女は、国会と思わしき場で、アベンジャーズ不在の状況下で、新ヒーローの是非を問いかけている。

初代アベンジャーズを集結させたニック・フューリーのように、彼女が〈サンダーボルツ*〉集結の重要な役目を担っていると予想されるが、これまでに、エレーナやジョン・ウォーカーの前に突然姿を見せ、暗躍してきた過去を持つヴァル。

姉を失ったエレーナに一度は復讐を決意させたのも、すべてを失ったジョン・ウォーカーに“USエージェント”としてやり直すキッカケを与えたのも、このヴァルなのだ。本心が読めないだけに、今回のヴァルの発言も、善意なのか裏があるのかも判然としない。彼女の言動にも要注目だ。

【謎④】チーム名につく“＊”の意味とは？

映画公開を心待ちにするファンたちによる熱い考察合戦が繰り広げられている本作。話題となっているトピックの一つが、作品タイトル『サンダーボルツ*』の末尾につけられている「＊」(アスタリスク)が示す意味だろう。この「＊」については、マーベル・スタジオの社長であり、本作でもプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギが「（“＊”が示す意味が）物語の途中で明らかになります」と宣言しているが、果たして･･･？　ちなみに最新予告の最後ではタイトルについていたアスタリスクが6本線から5本線に変わっている。謎はさらに深まるばかりだ。

『サンダーボルツ*』
2025年5月2日（金）日本公開
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 MARVEL