物語への期待⾼まる個性豊かなキャラクターたち

今回、新たに出演が発表されたのは、及川光博、藤原⼤祐、⿑藤京⼦、逢⾒亮太、筒井真理⼦ら⽇本⼈キャストのほかに、タイで若者を中⼼に⼈気を集めるミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン。本作をさらに彩る個性豊かな豪華キャストたちが集結。
昨年末公開し、⼤ヒットした映画『グランメゾン・パリ』(24)や、ドラマでも「御上先⽣」(25)、「イグナイト –法の無法者–」(25)といった話題作に出演するなど俳優とし第⼀線で活躍しながら、毎年全国ツアーを⽋かさず⾏うなどミュージシャンとしても精⼒的に活動する及川光博が演じるのは、ソウタと共にバンコク勤務となるエリート社員でありながら私⽣活は⼤雑把な性格のジン[神勝彦(じんかつひこ)]。社内ではスター的存在だが、実は繊細でキャリアの為に家族をつなぎとめられなかった過去を持つというキャラクターについて及川は、「脚本はもちろん、ジンという役の⾯⽩さに強く惹かれ、演じなければきっと後悔すると思い、挑戦したいと思いました」と、演じたジンの魅⼒が出演の決めてとなったとコメント。及川にとって⼈⽣初のタイ撮影となった本作だが、「⽣涯忘れられない思い出になりました。その驚きや感情の揺らぎをお芝居にリアルタイムで演技に落とし込めたのは、とっても良かったです。」と撮影を振り返る。また、チャンプ監督が及川に初めて会った際にその持ち前の明るさと優しさに魅了され、ジンのイメージがどんどん膨らみ、及川にあわせて脚本が変化していった。撮影現場では、及川はチャンプ監督ともキャラクターやセリフについてしっかりコミュニケーションをはかっていったことで、チーム全体としての⼀体感が⽣まれていった。及川は最後に期待を込めて、「及川光博の発するユーモアのセンスがタイや⽇本でどういう結果を⽣み出すのか楽しみです☆」と、締めくくった。過去に未練があるジンには、バンコクの地で新たな出会いが待っている。⾔葉の壁はありながらも⾃分の気持ちに向き合っていく姿にぜひ注⽬してほしい。
ドラマ「リビングの松永さん」(24)や映画『⼤きな⽟ねぎの下で』(25)など若⼿俳優として注⽬を集めながら、2022年のメジャーデビュー後、アーティスト活動も⾏う藤原⼤祐は、タイで活躍する⽇本⼈の⼈気モデルとして存在感を放つワタルを演じた。「ワタルは⾃分の想いを⾔語化できて、⾔葉として⼈に表現できる⼈です。チャンプ監督からは『ワタルは笑顔が素敵だから、とにかく笑ってほしい︕』とアドバイスを頂いたので、印象的なカットでは笑顔多めで演じました。」と、役を作り上げる上での監督とのやりとりを明かしている。ソウタとカイの⼤学時代の同期であり、ソウタにとって姉のような存在のヒカリ[原島星(はらしまひかり)]を演じたのが⼥性アイドルグループ⽇向坂46 の元メンバーで、2024年に卒業し、現在は、ドラマ「いきなり婚」(25)、「あやしいパートナー」(25)で主演を務め、映画では『#真相をお話しします』(25)に出演し、映画初主演作となる『恋愛裁判』(⽇本公開⽇未定)が第78 回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部⾨に正式出品されるなど俳優として話題作への出演が続く⿑藤京⼦。ソウタとカイを後押しするキーパーソンとなるキャラクターを演じた⿑藤は、「とにかく気が利いて頼もしく、台本を読んだときに「かっこいい」と思ったので、映画を観る皆様にもそう感じてもらえるよう精⼀杯演じさせて頂きました。」と、演じたキャラクターへの想いを語った。ソウタたちの現地のアテンド兼通訳のルークを演じたのが、タイで有名なモデルオーディション番組「The FACE MEN Thailand2」(18・タイ)をきっかけにモデルデビューを果たし、その後、ドラマ「Oh My Boss」(21・タイ)に出演を果たすなど、タイではリョウタ・モイスチャー名義でモデル・俳優として活躍する逢⾒亮太。逢⾒は撮影現場について、「タイの撮影の雰囲気と⽇本の撮影の雰囲気がミックスするのは初めての経験でしたが、現場は和気あいあいとしていて楽しかったです。」と振り返り、タイと⽇本のスタッフやキャストが交わる珍しい撮影ではあったが、現場の雰囲気の良さが伝わってくる。そして、⼤切に育てた⼀⼈息⼦の幸せを願う優しい⼥性でソウタの⺟・廣⽊泰⼦(ひろきやすこ)を演じたのが、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部⾨で審査員賞を受賞した『淵に⽴つ』(16)や、第33 回⽇本映画批評家⼤賞主演⼥優賞を受賞した『波紋』(23)、NHK 連続テレビ⼩説「⻁に翼」(24)や「ホットスポット」(25)など多くの映画やドラマで幅広く活躍する筒井真理⼦。脚本の段階で筒井は、「タイの独特な⾵景や匂いを感じました。」と語り、また、「チャンプ監督、森崎さん、向井さんとで紡いでこられた世界をすぐに肌で感じることが出来る撮影現場でした。そして、世界に届いて欲しい作品になるなと感じました」と、現場で感じた作品の雰囲気を明かしつつ、作品への期待を込めた。
さらにタイのキャスト陣も⾒逃せない。バンコクでコスメ会社を経営する若き実業家・サンを演じるのが、タイの⼈気ドラマ「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」(18・タイ)でティンを演じブレイクを果たしたミーン。作品のオファーを受けた際は、「チャンプ監督とプロデューサーからこのプロジェクトの話を聞いたとき、⽇本の俳優やスタッフと⼀緒に仕事ができるのが嬉しくて、とてもワクワクしました」と、初めてのプロジェクトに興奮したようで、「実際に撮影が始まると、皆さんが⼀⽣懸命に協⼒し合っている姿が印象的でした。いろいろな違いを乗り越えて、⼀緒に良い作品を作れたと思います。」と、全員で取り組んだ作品作りに⾃信を⾒せた。カイのバ
ンド仲間で、彼の⾳楽を傍で⽀えているトイを演じるのは、チャンプ監督の「2gether」(20・タイ)にチャット役で出演し、「TharnType2 - 7 Years of Love-」(20・タイ)のフィアット役を演じ、広く知られるようになったファースト。今回の現場について、「初めて⽇タイ両国のスタッフが同時に参加する映画撮影に携わることができて、本当に興奮しています。⽇本とタイのスタッフの皆さんはとても優秀でプロフェッショナルで、撮影の現場は毎回とても刺激的で楽しいものでした」と、撮影時の様⼦を振り返った。また、サンの妹でカイの⾳楽仲間でもあるスマイルを演じたのが、タイ・バンコクを拠点に活動する⼥性アイドルグループBNK48の1期⽣で、2022年に卒業後は俳優として活躍するミュージック。「タイでのロケ撮影が多く、猛暑で料理もかなり⾟いのですが、⽇本のスタッフの皆さんは本当に我慢強く頑張ってくださっていて、その姿にとても感動しました」と、⽇本とタイとの共同制作についてコメントを寄せている。

映画『(LOVE SONG)』
10⽉31⽇(⾦) 全国ロードショー
出演︓森崎ウィン 向井康⼆(Snow Man)
ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原⼤祐 ⿑藤京⼦
ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン
逢⾒亮太 / 筒井真理⼦ / 及川光博
監督・脚本︓チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
配給︓KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会