本日5月13日(火)より2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』が大阪・SkyシアターMBSにて開幕し、舞台写真とキャストのコメントが到着した。

“鬼”と“人”を巡る、まるで“お伽噺”のようなファンタジー!

いよいよ今年で45周年を迎える劇団☆新感線!記念イヤーを飾る第1弾公演は、“【譚】Retrospective”と銘打ち、これまでにない新たないのうえ歌舞伎、新感線流お伽噺を上演する。
「昔々あるところに…から始まるような、伝承で語られるような物語をやりたい」という演出のいのうえひでのりの発案から始まった今作。その要望に『ミナト町純情オセロ〜月がとっても慕情篇〜』(2023年)以来の登場となる青木豪が応える。そしてモチーフとなるのは、古来より多くの村や町で伝承が残る“鬼”。人の善悪を捻じ曲げ喜怒哀楽に鋭く切り込み、心を揺らすセリフを書き下ろすことに定評のある青木豪が、“鬼”という材料を手に入れてどのように料理するのか。人と人ならざる者が生きる世界で繰り出される重厚なストーリー、そして新感線らしい歌って・踊って・観て楽しい。存分にショーアップされたエンターテインメントだ。
今回、劇場に足を運ぶことのできない全国のお客様にもお届けすべく、7月8日(火)には、新宿バルト9など全国の映画館、さらに台湾の映画館でもライブビューイング上映が決定した。

スタッフ・キャストよりコメント

作:青木豪
先日、通し稽古を拝見しました。書いた僕にも想像出来なかったくらいの、ワクワクとゲラゲラとハラハラとドキドキな作品になっています。特に、宝塚では決して見たことのない柚香光さんの姿、これまでにおそらく演じたことのないタイプの役柄の鈴木拡樹さん始め、すべてのキャストの魅力に溢れた作品になっていると思います。キャスト陣と、彼女ら彼らを支えるスタッフ陣と、何よりいのうえさんのお力の賜物であります。この先はどうぞ、ご覧になるお客様がこの作品を育てて下さい!乞うご期待でございます。

演出:いのうえひでのり
キャストの皆さんは柚香さんを筆頭に真面目で前向きで、既に面白くなりそうな予感がしています。柚香さんは宝塚の時代から考えたらやること全てが新しい文化でしょうし、稽古場でもすごく楽しんでやっていらっしゃる感じが伝わります。若いカンパニーなので、何度も出演しているメンバーは番頭さんみたいに「新感線ってこうだよ」と教えたり、ちゃんと裏支えというか後ろで声をかけてくれたり安心感があります。初参加のメンバーもそれにくらいついて新鮮な気持ちで挑んでくれています。
稽古は順調に進んでおりますので、きっと面白いものを届けられると思います。

画像1: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

柚香光
楽しみにしてくださっている皆さま、本当にありがとうございます!
男役を卒業し、娘として妻として母として一人の女として、そして鬼としても生きる柚香光の舞台姿を、しかとお心に焼き付けていただけるよう、熱演をお約束します。
鬼とは、人とは…。迷いあり、笑いあり、戦いあり…。世の中とは、仲間とは、血縁とは、絆とは…。このお伽噺は、私を成長させてくれる切なく心に刺さる愛の物語です。
びっくり箱と銘打っていただいた、魅力的で個性的なカンパニーの皆さんと作り上げて来た全ての場面も、ご堪能いただけること間違いなしです!どうぞ皆さま、ご期待ください!!

早乙女友貴
今回も長い長い物語が始まるなと。鬼として最後まで走り抜けたいと思います。
稽古中は、稽古時間の1時間前に入り、喜矢武さんに殺陣を教えてましたね。レッスン代を請求したいと思います。
物語を鬼としての目線、人としての目線で見ることで、この作品を楽しんでいただけるんではないかと思います。劇場でお待ちしております。

画像2: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

喜矢武豊
今の所、いよいよあの新感線の舞台に立つのか、というワクワクしかないですかね。好きな新感線の中側にいるという不思議な感覚と、毎日が勉強になるんでとても楽しいです。あと予算と規模感に日々ビビってます(笑)。あとはとにかく120%全力で楽しむ!お客さんが入って、いのうえさんの演出がどれほど膨れ上がるのかというのも楽しみです。
稽古中はほとんどの僕に対するいのうえさんの演技指導が、いのうえさんが見本で見せてくれる演技の方が面白かったです...(笑)。多くのお客様を公演にお誘いしたいところですが、残念ながら大人気劇団のチケットは売り切れております(笑)。チケットを買っていただいた皆様からクレームの無いよう出来る限りのことはがんばりたいと思います!

一ノ瀬颯
遂にみなさんに完成形をお届けできることがとても楽しみです。
稽古でも衣裳や照明などの要素が日々加わっていき、本番が近くなってきていることをひしひしと感じています。
稽古場でみなさんに誕生日のお祝いをしていただいたのですが、いのうえさんからは低周波治療器をプレゼントいただいたので、ヘビーユーズして最後まで乗り切ります!笑
毎日が勉強で、想像よりも更に充実した日々を送ることができており、改めて、劇団☆新感線の作品に出られることの光栄さを感じています。役者の先輩方・スタッフのみなさんに支えていただきながら、日々稽古に励んできました。
みんなで一丸となって、磨き上げた面白い作品をみなさんにお届けします。ぜひ楽しみにしていてください!

画像3: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

樋口日奈
今から始まるという胸の高鳴りと共に、自身を落ち着かせるべく冷静さを保つための重低音も響かせ…自分の中で様々な音が鳴っている心地です。劇団☆新感線ならではの音楽や音の効果。初めてお稽古場でお芝居と音とを合わせた時、「これぞ新感線…!」と感動と興奮で鳥肌がたちました。
大好きな劇団☆新感線。その45周年という記念すべき演目に参加させていただけて、「夢のようだけれど現実なのだ」という幸せを日々噛み締めております。観に来て下さった皆さまの心に、終演後どんな想いが宿るのか、それを楽しみに舞台の上で心を込めて演じたいと思います。よろしくお願いします!

画像4: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

粟根まこと
さあ!いよいよ「紅鬼物語」という名の異種格闘技戦が開催されますよ!いつもの新感線とはちょっと違う、でもいつもと同じ新感線の舞台をお楽しみください。 稽古場では柚香光さんの迫力と意外な可愛らしさに驚かされ、早乙女友貴くんの剣捌きに見惚れ、喜矢武豊さんの練習熱心さに感心し、一ノ瀬颯くんの純真さに癒され、樋口日奈さんのひたむきさに心打たれ、千葉哲也さんの老獪さにニヤリとし、そして鈴木拡樹さんの生真面目さに救われました。 劇団員たちもアクションもダンサーも、いつものように楽しく、でもいつもとは違った課題にも挑戦しています。 大阪でも東京でも、そしてライブビューイングでは全国の映画館でも見られますので、ご来場をお待ちしております!

千葉哲也
3月半ばに始まった稽古in…長いと思っていた楽しい稽古もあっという間に過ぎ去り、いよいよ初日の大阪公演を迎えます…我々作り手サイドは舞台が始まれば稽古で作りあげたモノをただただ、怪我のないように、馬車馬の様に前に向かって走りきるだけです。
あとは観客が好きに自由に観て頂ければ良いと思っております。
思うに、観客は決して提供されてる側だけではなく、同じ空間の共犯者として共に参加して頂ければと思います。
僕らも楽しみます、皆さんも同じ空間を是非楽しんで頂きたい‼
さぁ〜開幕です!

画像5: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

鈴木拡樹
初日が近づくにつれて、開幕できる興奮と緊張感が高まってきました。良い傾向だと自分では思っています。開幕日には、よりリラックスして臨めるように調整したいです。
繰り返し稽古を重ねたシーンがあります。月髑髏(『髑髏城の七人 Season月《下弦の月》』2017〜18年)の時よりも、いのうえさんと深く稽古ができたと思います。個人的に今作に参加する時の目標として、稽古中の時間を大事にして前回よりも劇団☆新感線を体感しようと決めていました。向き合ってくださった時間に感謝して公演に生かしたいと思います。
ご観劇の皆さま、劇団☆新感線のお伽噺をごゆるりとお楽しみください。受け取り方で見え方が変わる作品だと思うので、観劇後に考察していただくのも面白いかと思います。劇場で刺激的な時間をお過ごしください。

画像6: 撮影/大久保啓二

撮影/大久保啓二

2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演
いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』

作:青木 豪
演出:いのうえひでのり
出演:柚香 光/早乙女友貴 喜矢武 豊 一ノ瀬 颯 樋口日奈/粟根まこと 千葉哲也/鈴木拡樹 ほか

【大阪公演】
5月13日(火)~6月1日(日)/SkyシアターMBS

【東京公演】
6月24日(火)~7月17日(木)/シアターH

『紅鬼物語』東京公演ライブビューイング[生中継]開催決定!

話題の本作を、劇場に足を運ぶことができない全国の皆様にもお届けすべく、《東京公演ライブビューイング(生中継)》の開催が決定!7月8日(火)に、全国の映画館&台湾でお届け!チケット完売必至の本作を、ライブでご覧いただける貴重な機会。生の舞台の感動と興奮を、そして、映像だからこそ観ることができるキャストの細やかな表情や演技、ちょっとした小ネタなどを、この機会に映画館の大スクリーンでお楽しみ下さい!

2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演
いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』東京公演ライブビューイング

7月8日(火) 12:00 / 17:30 公演

会場:新宿バルト9他、全国映画館にて上映
※最新の上映館情報は公式サイトをご参照ください。
チケット料金 4,700円(全席指定・税込)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料。

台湾上映:台湾でのライブビューイングは17:30公演のみ実施予定

チケット料金:4,700円(全席指定・税込)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料。※各種割引不可。

配給:ヴィレッヂ/ティ・ジョイ

https://www.vi-shinkansen.co.jp/akaoni/LV/

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