このシリーズで30年間、 皆さんを楽しませることができ、本当に感謝しています
5月23日(金)からの全国公開に先駆け、いよいよ明日、5月17日(土)より5月22日(木)までの6日間にて先行上映が開始される『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。日本のファンの強い要望と公開への期待の高まりを受け実施が決定した本上映は、47都道府県、388館という超大規模なスクリーニングとなり、日本各地で“ミッション旋風”を巻き起こすこと間違いなし!
先日、ワールドツアーの記念すべき1か国目としてトム・クルーズを筆頭とした豪華キャスト・スタッフ陣が来日を果たし、大きな盛り上がりをみせたことが記憶に新しい本作。日本の次に訪れた韓国でも現地のファンに神対応を見せ、続くイギリスでは国内最大のIMAX®専用映画館の屋上に突如サプライズ登場するなど話題に事欠かないトムだが、この度、フランスで開催中の世界最高峰の映画祭・カンヌ国際映画祭に登場!現地時間5月14日(水)に行われたレッドカーペットに登壇したのち、アウト・オブ・コンペティション部門でのプレミア上映が行われた。

トムがカンヌ国際映画祭に出席するのは『トップガン マーヴェリック』に続き今回が3回目であり、『ミッション:インポッシブル』シリーズを引っ提げて訪れるのは初となる。そんなシリーズの集大成として相応しいタイミングでの登壇となったレッドカーペットには、その歴史的な瞬間を一目見ようと大勢のファンとマスコミが駆けつけ、会場は熱気にあふれ大盛り上がり!

大空の下、トムはクラシカルなタキシードに、彼のトレードマークであるティアドロップサングラスをかけて登場。続けて、監督を務めたクリストファー・マッカリーはシックなスーツ姿。サイモン・ペッグ(ベンジー役)はブローチをあしらったキュートなジャケット。ヘイリー・アトウェル(グレース役)は鮮やかな赤が目を引くボリューム感のあるドレス。ポム・クレメンティエフ(パリス役)は大胆でゴージャスなドレス。グレッグ・ターザン・デイヴィスは黒と白を基調とした上品でスタイリッシュなウェアでそれぞれ登場し、会場からは割れんばかりの大きな歓声が沸き起こった。また、会場に訪れた多くのファンに対し、サインや自撮りに快く応じ、またもや神対応を見せかと思いきや、マッカリー監督のもとグループセルフィーも行われチームの仲の良さが見て取れる場面も。さらに、プレミア上映会場に向かう階段の途中には40人編成のオーケストラによる本作のテーマソングが生演奏され、歴史ある映画祭らしいクラシカルな演出もひかり、大盛況のレッドカーペットとなった。

最高潮の盛り上がりのなか満を持して行われたプレミア上映の終了後には、惜しみない拍手と共に5分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こった。この大歓声にマッカリー監督は「この反応が、私たちが映画を作る理由です。観客の皆さんがいるから我々はやっている。大きなスクリーンでの体験こそが、私たちがこの映画を作る理由なのです」と熱く語り、監督やキャストらと抱擁を交わしたトムは「僕が子供の頃は、カンヌでこのような瞬間を迎えることができるなんて夢にも思わなかった。30年間、『ミッション:インポッシブル』シリーズで皆さんを楽しませることができて本当に感謝しています」とこれまで辿ってきたシリーズの軌跡を噛みしめながら感無量の様子だった。

さらに、マッカリー監督のマスタークラスにもサプライズ登壇しカンヌを盛り上げたトムは「僕はいつも未知の世界に遭遇することを恐れないし、その感覚が好きなんだ」と命知らずのスタントに挑むにあたっての心構えについて語り、場内を沸かせた。シリーズを追うごとに迫力や衝撃が更新されるトムによるスタントは最新作でも健在で、縦横無尽に飛び回る小型飛行機と対峙する空中スタントや、決死の覚悟で挑んだ潜水スタントなど、彼にしか成しえないアクションシーンの数々を目撃することとなる。
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