2025年5月24日(土)に渋谷シアター・イメージフォーラムでの劇場公開が控える「ジョン・バージャーと4つの季節」。上映に先立ち、本編映像の一部が公開となった。

ティルダ・スウィントンがジョン・バージャーとの邂逅を語る。

特別公開の映像では、生前のジョン・バージャーと深い絆で結ばれた女優ティルダ・スウィントンが、ジョンとその著作との出会いによりいかなる影響を受けたか、そして長年の交友関係を回想する。小説、エッセイ、詩作、戯曲と、比類なき作品の趣の幅広さで知られるジョン・バージャー。昨年刊行された『第七の男』を始めとして邦訳出版が相次ぐなか、晩年のジョン・バージャーの素顔を捉えた本映画へは以下のような共感のコメントが寄せられている。

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韓国で熱烈に愛されているジョン・バージャー。
その秘密がぎっしり詰まった映画です。
(翻訳者:斉藤真理子)

「第七の男」を読んで感銘をうけていたタイミングで、この映画、タイムリー過ぎました!
動くジョン・バージャーの立ち姿(posture)、そしてその震え(texture)を是非、映画館で目撃してください!
(写真家:ホンマタカシ)

めぐり合わせと交わりを繋げながら、語られなかった記憶や想いまでをも、親から子へ、そこからまた次の子の世代へと、未来へ受け渡してゆく試みと叡智に満ちた映画でした。
(作家・アーティスト:小林エリカ)

画像: ティルダ・スウィントンがジョン・バージャーとの邂逅を語る。

 5月24日(土)は上映後、公開初日記念トークを行う。ゲストは推薦コメントを寄せた写真家のホンマタカシ氏。ホンマ氏は現在開催中の「瀬戸内国際芸術祭2025」でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と芸術祭実行委員会の共催企画において、国内外で暮らす難民および国内避難民を訪問し制作した作品「SONGS–ものが語る難民の声」を展開している。移民労働者を主題にしたジョン・バージャーの代表作『第七の男』にも共感を寄せており、本トークでは来場者限定でホンマ氏のタブロイド作品を特別配布の上、映画と絡めたトークイベントを開催予定。(*上映時間やイベントの詳細は後述の映画公式SNSにてご確認を)

また、東京での上映に続き、7月4日(金)より、京都・出町座での上映も決定した。同館内の書店「CAVABOOKS」ではジョン・バージャーの書籍フェアも展開予定。

©2015 The Derek Jarman Lab

映画「ジョン・バージャーと4つの季節」
◆主要キャスト
企画・制作      デレク・ジャーマン・ラボ 、ピッツバーグ大学
主演         ジョン・バージャー
主演・プロデューサー ティルダ・スウィントン
プロデューサー    コリン・マッケイブ
音楽         サイモン・フィッシャー・ターナー
日本語字幕版配給   BABELO(バベロ)

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