高畑勲の生誕90年、高畑がその人生に大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年が経過することを受けて開催する「高畑勲展」。メインビジュアル、会場のみどころ、チケット詳細情報などが発表された。

メインビジュアル&本展覧会の目玉情報

画像: 火垂るの墓 © 野坂昭如/新潮社,1988

火垂るの墓 
© 野坂昭如/新潮社,1988

画像: 平成狸合戦ぽんぽこ ©1994 Isao Takahata/Studio Ghibli, NH

平成狸合戦ぽんぽこ 
©1994 Isao Takahata/Studio Ghibli, NH

ティザービジュアルに使用された『アルプスの少女ハイジ』『火垂るの墓』に続き、メインビジュアルは『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』に決定した。そして、作品紹介エリアでは、『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『アルプスの少女ハイジ』のセル画・背景画が本展初で公開された。

画像1: © 野坂昭如/新潮社,1988

© 野坂昭如/新潮社,1988

また、監督・プロデューサーとして活躍する庵野秀明が、かつて『火垂るの墓』に原画スタッフとして参加して描いた重巡洋艦摩耶のレイアウトが発見された。それを基にして描かれたハーモニーセル(絵画のようなタッチで描きこまれたセルのこと。通常、セルの彩色は単色の塗り分けだが、ハーモニーはより写実的な表現を可能にするテクニックである)とともに本展覧会で初公開される。

庵野秀明
監督、プロデューサー。株式会社カラー代表取締役社長、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)理事長。代表作に「エヴァンゲリオン」シリーズ、『シン・ゴジラ』、『シン・仮面ライダー』など。企画・プロデュースを務めた「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」が、7月19日(土)から8月3日(日)まで大阪・なんばスカイオ7階コンベンションホールにて開催。

必聴の本展限定音声ガイド

音声ガイドは、『かぐや姫の物語』では阿部右大臣役で参加、幅広い知識とトーク力で定評のある伊集院光をナビゲーターに迎え、数多くのアニメーション作品に出演しているレジェンド声優の玉川砂記子のナレーションとともに本展覧会をより深く楽しむためのトークが展開する。

ナビゲーター:伊集院光
1967年、東京都出身。六代目三遊亭円楽に弟子入り、三遊亭楽大を名乗り落語家として活動。 88年、伊集院光の名前でラジオ出演。トーク力と教養に長け、TBSラジオ「深夜の馬鹿力」、ニッポン放送「伊集院光のタネ」といったラジオ番組のパーソナリティをつとめる。また、NHK「100分de名著」などに出演し、幅広く活躍。

ナレーター:玉川砂記子
1月20日生まれ、東京都出身。
声優・ナレーターとして数多くのテレビ、アニメで活躍。
主な代表作として、アニメ『クレヨンしんちゃん』『交響詩篇エウレカセブン』、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』など他多数。

また、本展では音声ガイドに加えて、高畑勲、スタジオジブリとも深い関わりがある映画監督・岩井俊二が展覧会の展示作品に合わせて選ぶ、公式プレイリストが音声ガイドとセットで聞くことができる。(全5曲予定)

画像3: 日本のアニメーションを作った男「高畑勲展」メインビジュアルを公開!
庵野秀明氏による『火垂るの墓』の幻のカット、重巡洋艦摩耶の資料が展示決定!

公式プレイリスト ≪岩井俊二セレクション≫

Profile
1995 年、『Love Letter』で長編映画監督デビュー。
代表作は『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス殺人事件』『ラストレター』『キリエのうた』等。
2012年、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の作詞を手がける。2025年4月、公開30周年を記念して『Love Letter [4Kリマスター]』が劇場公開。国内外を問わず、多彩なジャンルでボーダーレスに活動し続けている。

曜日ごとに違う!平日限定来場者特典

画像: ⒸHISAICHI ISHII

ⒸHISAICHI ISHII

平日に展覧会にお越しの方へ、来場者特典として、本展限定デザインの特製ペーパーケースをプレゼント。5種のデザインで、曜日ごとに異なる作品を用意している。何にでも使える紙製のケースで、ミントケースや、マッチ箱にしても◎。箱を開けると、中にはいしいひさいちが描いた高畑勲のイラストがあしらわれている。

(紙製/縦50mm×横70mm×高さ15mm)
期間 2025 年6月27日(金)~先着、なくなり次第終了。
※6月中旬ごろ、全てのデザインを発表予定

スタジオジブリ学芸室スタッフによる解説付きナイトツアー

展覧会開催を記念して、スタジオジブリ学芸室の田中千義氏による展覧会のガイドツアーを実施。

日程:1回目 2025年7月1日(火)/2回目 2025年7月8日(火)
時間:18:00~19:00(当日17:50に会場にお越しください)
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
料金:各チケットに+600円(税込)
応募方法:チケット詳細は以下URLより確認。

https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/isaotakahata-ex/#ticket

田中千義
1963年、北海道旭川生まれ。
『火垂るの墓』の制作進行としてスタジオジブリに初めて参加、以後多くの作品で制作デスクを担当。また『ホーホケキョ となりの山田くん』では監督助手を務める。
その後、東京都現代美術館の展示に関わり、「ディズニー・アート展」、「スタジオジブリ・レイアウト展」等の展示を企画・制作。また、東京国立近代美術館で開催された「高畑勲展」では企画構成を担当。
現在はスタジオジブリ スタジオ学芸室 スーパーバイザー。

「ジブリの立体造型物展」の半券割引

画像: Ⓒ1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

Ⓒ1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

画像2: © 野坂昭如/新潮社,1988

© 野坂昭如/新潮社,1988

 「ジブリの立体造型物展」(天王洲)の展覧会チケットの半券を「高畑勲展」のチケット販売カウンターに持っていくと、高畑勲展の当日窓口料金から200円(税込)の割引が適応される。

チケット料金:当日窓口一般料金からのみ、200円引き(税込)
販売期間:2025 年6月27日(金)~9月15日(月・祝)
※他割引との併用不可。
※「一般」券種のみ適用。「専門・大学・高校生」、「4歳~中学生」の券種は適用外。

チケット情報(全て税込み)

【会期前】
一般:1,800 円
専門・大学・高校生:1,500 円
4歳~中学生:1,200 円

【会期中】ウェブ・窓口共通
一般:2,000 円
専門・大学・高校生:1,700 円
4歳~中学生:1,400 円

※音声ガイドは上記に+700円
チケット詳細は以下URLよりご確認ください。
https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/isaotakahata-ex/#ticket

高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。
6月27日(金)~9月15日(月・祝)

画像3: © 野坂昭如/新潮社,1988

© 野坂昭如/新潮社,1988

会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)

開館時間:10:00-20:00(最終入館 19:30)
※6/27(金)-7/18(金)の火曜・日曜は10:00-17:00(最終入館16:30)

https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/isaotakahata-ex/

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