
ダブル主演のひとりには、日本レコード大賞優秀作品賞を2023年、2024年受賞、NHK紅白歌合戦に3年連続(22~24)出場を果たしている11人組のグローバルボーイズグループJO1(ジェイオーワン)の最年少メンバーとして人気を博す豆原一成。近年、TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」での好演や5月30日公開映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で初主演を務めるなど俳優としての活躍が注目される豆原が、本作では祖母との日々のなかで夢を見つけていく、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生の孫・拓磨をナチュラルな存在感で演じる。
そして、もうひとりの主役には、映画『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24)ほか長年多くのドラマ・映画・舞台で活躍、本作が『青葉学園物語』(81)以来、44年ぶりの映画主演となる市毛良枝。ピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていくチャーミングな祖母・文子をいきいきと演じる。
監督を務めたのは、中井貴一主演映画『大河への道』(22)などの中西健二。脚本は『サイレントラブ』(24)のまなべゆきこ。
原案は、約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(後に現在の学校法人文京学院に発展)、教育のために奔走した島田依史子(しまだいしこ)氏の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。彼女が後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスを散りばめて本作の物語が構築された。
祖父を亡くした祖母を気遣い同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に拓磨を元気づけていく…。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”が紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語が誕生した。
今回解禁となったティザーポスタービジュアルは、ふたりの主人公・拓磨(豆原一成)と祖母・文子(市毛良枝)が、コーヒーにこだわりを持つ拓磨が淹れたコーヒーを並んでおいしそうに飲むシーンを切り取ったもの。笑顔の二人に「一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい」というコピーが添えられた。
さらに本作の特報が解禁!突然一緒に暮らすことになった孫と祖母。同居に戸惑う孫・拓磨(豆原一成)と、孫との生活を楽しみにしていた祖母・文子(市毛良枝)は、その上、なんと同じ大学で学ぶことに!「若いころの夢を叶えに来ました」と話すキラキラとした表情の祖母・文子を見ながら、“夢を見つける”ことに悩む拓磨・・・。そんな二人が見つけたのは富士山が好きだった亡き祖父が遺した“謎の数式”。それは二人にとっての一歩を踏み出すきっかけとなるさらなるサプライズとなっていく・・・。拓磨が唯一こだわりをもつ“コーヒー”を共に楽しむ二人の表情にも注目だ。
そしてダブル主演の2人からコメント到着!今回、ダブル主演で孫・拓磨を演じる豆原一成は「自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。楽しみに待っていてください」とコメント。
また44年ぶりの主演作となり祖母・文子を演じる市毛良枝は「幸せってなに?私は幸せなの?きっと誰もが考え、悩んだことがあるのではないでしょうか。当たり前の日常に幸せを感じていた文子さん。突然夫を亡くしうつろになってしまいます。でも夫の遺したものから彼女は一歩踏み出し、新たな世界を見つけていきます。それは亡き夫の思いを探る旅でもありました。彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい。」とそれぞれ作品への思い溢れるコメントを寄せている。
孫と祖母、世代の異なる二人が見つけた夢のその先、人生の喜びを軽やかに描く本作が、一杯のコーヒーのように心安らぐ時間を運ぶ。
豆原一成(JO1) Issei MAMEHARA 役:安藤拓磨
2002年5月30日生まれ、岡山県出身。サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から誕生した11人組グローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」の最年少メンバー。「日本レコード大賞」で優秀作品賞を2年連続受賞、「NHK紅白歌合戦」には3年連続で出場、4月2日(水)にリリースされたJO1のデビュー5周年を記念したBEST ALBUM『BE CLASSIC』は、日本国内では数多くの主要音楽チャートで1位を総なめに。4月20日(日)-21日(月)には自身初の単独東京ドーム公演を開催し、計10万人の超満員でハイクオリティのライブを終えたと思えば、翌週4月28日(月)にはアメリカ・ロサンゼルスで行われたMLB「ロサンゼルス・ドジャース vs マイアミ・マーリンズ」のイベントに出演し、ドジャー・スタジアムでパフォーマンスするなど国内外でその勢いを加速させている。これまでの出演作は、ショート・プログラム『メモリーオフ』(22/Amazon配信)、 『Birth of Chimera』(22/TTFC配信)、ドラマ『超人間要塞 ヒロシ戦記』(23/NHK)、『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』(23/NHK)、『海に眠るダイヤモンド』(24/TBS)、映画『半径1メートルの君 ~上を向いて歩こう~』(21)、『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』(22)、『BADBOYS -THE MOVIE-』(25)などがある。
【豆原一成 コメント】
「やっと皆さんに情報解禁することができて本当に嬉しいです。
自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
楽しみに待っていてください。」
市毛良枝 Yoshie ICHIGE 役:安藤文子
1950年9月6日生まれ、静岡県出身。文学座附属演劇研究所、俳優小劇場養成所を経て、TVドラマ『冬の華』(71/TBS)でデビュー。『小さくとも命の花は』(77/CX)で主演を務め人気を博す。ドラマや映画、舞台など俳優として幅広く活躍しながら、登山を趣味とし、1993年にはキリマンジェロ、後にヒマラヤの山々に登っている。特定非営利活動法人日本トレッキング協会理事や環境カウンセラーの活動も行い、第7回環境大臣賞(25/市民部門)を受賞。昨年には山に関する著書「73歳、ひとり楽しむ山歩き」(24/KADOKAWA刊)を出版。近年の出演作に、映画『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24)、ドラマ「無用庵隠居修行」シリーズ(17~/BS朝日)、舞台に、音楽のある朗読会「あなたがいたから~わたしの越路吹雪~」(23~/鈴木聡演出)などがある。主演映画は1981年公開『青葉学園物語』(大澤豊監督)の“ちい先生”役以来、44年ぶりとなる。
【市毛良枝 コメント】
「幸せってなに?私は幸せなの?きっと誰もが考え、悩んだことがあるのではないでしょうか。
当たり前の日常に幸せを感じていた文子さん。突然夫を亡くしうつろになってしまいます。でも夫の遺したものから彼女は一歩踏み出し、新たな世界を見つけていきます。それは亡き夫の思いを探る旅でもありました。
我々世代がこれからを考えるとき、避けては通れない老後の生活。新しい体験をする文子さんに叱咤激励されつつ、暑い中での撮影を終えました。
彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい。」
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
10月24日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ギャガ
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