“ノルマンディー上陸作戦”の裏にあった極秘任務を題材に、戦時下の情報戦に関する徹底した調査から生まれたスパイ・ドラマ『FOG OF WAR 見えざる真実』が8月15日(金)公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁された。

戦時情報戦に関する資料を丹念に調査し、生まれたリアリティのある物語

日本、ドイツなどの枢軸国側と、アメリカ、イギリスなどの連合国側、双方が死力を尽くして戦っていた1944年。激しい戦闘の裏で、もうひとつの壮絶な戦いが繰り広げられていた。情報戦である。CIA(中央情報局)の前身とされるアメリカの諜報活動機関OSS(戦略情報局)は、1942年にルーズベルト大統領により設立され、情報の収集と分析、特殊工作活動の計画と実施、宣伝活動や心理作戦など多方面にわたる活動を担っていた。そんなOSSで働く工作員の女性を婚約者に持つ1人の米軍兵が、アメリカの片田舎で世界大戦の行方を左右する極秘任務に挑む物語が本作である。

舞台となるのはアメリカ、マサチューセッツ州の人里離れた屋敷。戦時下とは思えないほど静かで穏やかな時間が流れているが、どこか不気味な雰囲気が漂う。そんな霧深い森にたたずむ屋敷で、誰が敵か味方か分からない心理戦が繰り広げられる。戦闘アクションだけではない、ナチスから自国を死守するため、水面下で遂行する重大な極秘任務に身を投じた者たちの内面や葛藤を丁寧に描く、戦時下における緊迫のスパイ映画だ。

極秘任務に挑む米軍兵ジーンを演じるのは、昨今さらに注目が集まるジェイク・アベル。ジーンの婚約者で、OSSの工作員ペニーを演じるのは、近年の活躍が目覚ましいブリアナ・ヒルデブランド。ペニーの伯父ボブに扮するのは名優ジョン・キューザック。伯母のモードにはオスカー女優のミラ・ソルヴィノ。また、第68回カンヌ国際映画祭グランプリ作品『サウルの息子』で主演を務めたハンガリー人俳優ルーリグ・ゲーザが謎めいたベルギー人移民ヴィクターを演じる。監督は心理サスペンスや歴史ドラマを手掛けてきた実力派監督、マイケル・デイ。

マイケル・デイと脚本家のルーク・ラングスデールによって、ある特殊作戦の実話をもとに描かれた本作は、実際の戦時情報戦に関する資料を丹念に調査し、リアリティのある物語を構築。マイケル・デイの「戦争映画は単なる戦場の物語ではなく、人間の選択と心理が重要な要素になる」という視点から、重大な極秘任務に身を投じた者たちの内面や葛藤を丁寧に描く、戦時下における緊迫のスパイ映画として誕生した。

今回解禁されたポスタービジュアルは、3人の静かな視線から、極秘任務の緊迫さ、自国を守り抜く強い意志を感じ、背景の爆発や爆撃機からは、迫力のあるスケール感、森のカットからは見えざる陰謀が感じ取れる構成になっている。

【あらすじ】
第二次世界大戦の激戦が続く1944年。戦地フランスで脚を負傷し、帰国した米軍兵士ジーン(ジェイク・アベル)は、婚約者であるOSS(戦略情報局)の工作員ペニー(ブリアナ・ヒルデブランド)とともに、ペニーの伯父ボブ(ジョン・キューザック)と伯母モード(ミラ・ソルヴィノ)が暮らすマサチューセッツ州の人里離れた屋敷に赴く。実はペニーが知らないところで、ジーンはOSSから極秘任務を与えられていた。ノルマンディー上陸作戦に関する機密文書が盗まれ、それをナチスへ渡そうとするスパイが屋敷の周辺に潜伏している可能性があるというのだ。霧が立ち込める森深くにたたずむ屋敷で、ジーンは独特の雰囲気を持つボブとモードに出会う。屋敷にはもう1人、謎めいたベルギー人移民ヴィクター(ルーリグ・ゲーザ)が暮らしており、彼の過去と態度には不審な点があった。機密文書の受け渡しの時は刻々と迫っていた。誰を信じるべきか分からない状況の中で、ジーンとペニーは戦争の行方を左右するスパイの正体を突き止めねばならない。

―――消えた機密文書、怪しい無線機、使用人の死、真実と最後に2人が選ぶ道とは──?―

『FOG OF WAR 見えざる真実』
2025年8月15日(金) 新宿シネマカリテほかにて全国順次公開 
監督: マイケル・デイ 
脚本: ルーク・ラングスデール 
出演:ジェイク・アベル/ブリアナ・ヒルデブランド/ルーリグ・ゲーザ/デヴィッド・B・メドウズ/サル・レンディーノ/グレッグ・ナッチャー/デヴィッド・ギア/ジュリア・エブナー/ミラ・ソルヴィノ/ジョン・キューザック 
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム 
© 2024 FOG OF WAR THE MOVIE, LLC. All rights reserved.
公式HP:https://cinema.starcat.co.jp/fogofwar/

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