来日中の映画『F1®/エフワン』の主演ブラッド・ピットが、昨日6月25日(水)に続き舞台挨拶に登壇。F1®好きのゲスト中尾明慶と共に観客の前に登場した。

F1®ファンも、そうでない人も楽しめると太鼓判!

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画像: ブラッド・ピット

ブラッド・ピット

画像: 中尾明慶

中尾明慶

今回の舞台挨拶は特別上映前に実施。最初に中尾が「ブラッド・ピットさん来ると思ったでしょう?僕もどの顔して出てこようか迷いました」と謙虚に登場。舞台裏で一足先にピットに会ったという中尾は、今回のイベントがずっとドッキリだと思っていたとのことで「ここに来るまで『水曜日のダウンタウン』だと思ってたんですよ。ドッキリかなんだと思ってたの。ブラッド・ピットさんマジで来ます、この後!」と興奮しながら会場に呼び掛けた。

そしていよいよピットが登場。「Thank You So much! どうもありがとう」と日本語を交えながら観客への感謝を口にしながら壇上にあがり、あいさつでも「本当に日本に来ると温かい歓迎を受けて、皆さん優しくしてくれて、愛を注いでくれます。まず感謝を伝えたいと思います」と最初に日本のファンへ謝辞を送った。

続けて「 “鈴鹿サーキット”はF1®は聖地のひとつなんです。レーサーたちは1番のお気に入りだと言ってますよ。(角田)裕毅さんもそういっていましたね。(日本には)F1®を愛する方も多いと思います。なので、こうやって日本でこの映画を公開できることに興奮しています」と日本で本作が公開される喜びを吐露。

一足先に映画を観たという中尾。感想を求められると「素晴らしいんですよ。F1®の社債映像を見ているような迫力あるシーンもあれば、直球どストレートの物語もあって。本当に僕らの背中を押してくれる、そういう映画だと思います」と映画を絶賛。するとピットはジョークで1万円を中尾にプレゼント。コメント料の手渡しに会場では笑いがこぼれた。

画像: 中尾の絶賛ぶりにコメント料を払うピット

中尾の絶賛ぶりにコメント料を払うピット

画像: 別のコメント時にもコメント料を

別のコメント時にもコメント料を

そんな中尾が熱く語った本作。手掛けたのは『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督だ。ピットもそのアイデアには驚いたと言い、「あの大ヒット作『トップガン マーヴェリック』を撮り終わった後、彼は『次何しよう?』と考え、俳優たちを本当のマシンに乗せて本当のF1®レースで走らせるという無謀なアイデアを思いついたんです」と様々な作品に出演してきたピットにとってもクレイジーな企画だったと明かした。

そして「『トップガン マーヴェリック』のときに開発したカメラをさらに小型化し、性能もアップさせて、遠隔操作もできるようにしたんです。新しいシステムを作り上げて、F1®のマシンに載せています。映画を観れば、皆さん自身がコックピットに座ってレースをしている感覚を覚えると思います」と臨場感を生んだ舞台裏を語れば、中尾も「僕も劇場で観たときに本当に手が動いちゃう、左足でブレーキを踏みたくなるような瞬間が多くありました」と鑑賞時を思い出しながら応えた。

実際過酷なトレーニングを行いレーサー役を演じたピット。「F1®チームを作りたいと思いましたか?」と問われると、「一緒にやりませんか?子供の頃からの夢でした」と中尾を勧誘。「よろしくお願いします!」と語る中尾に入団料をハンドサインで要求。先ほど渡したお金をちゃっかり回収し場内を笑わせた。

画像: 入団料を要求するピット

入団料を要求するピット

俳優である中尾からは、レーシングドライバーを演じるにあたり難しかったことを問われる場面も。ピットは「スポーツとしてF1®にはファンがたくさんいます。一方で全く知らない方もいます。どちらの方々にも満足していただけるものにしたいと思っていたので、脚本をかなり練って良いバランスのものができたと思います」と、映画プロデューサーとしての側面を持つ彼ならではの回答を。F1®好きの中尾も「知らない方も感情移入しやすい作品だと思います」と同意した。

そして、中尾は、天候・マシン・タイヤなど様々な要素が絡み合うF1®に絡めて、ピット自身の挫折や、それをどう乗り越えたかと人生論についても質問。ピットは「大変だ(笑)」と口にしつつも「まぁ人間ですから、常に太陽が輝いている日々はありません。いろんな大変なことも人生ありますが、やはり『強くあれ』ということで、乗り越えた時に成功を収めたり、また成長もあると思います。夜があれば朝が来る、とかね。良いことがあれば悪いこともある。それは全部人生として受け止めています」と丁寧にアドバイス。感銘を受けた中尾は「生きていきましょうね!これを大事に」と観客に呼び掛けた。

F1®好きの中尾、300キロを超える世界でのドライビングについても興味津々。ピットはドライビングについて「最高です。自分が感じたことのないような高揚感がありました。少し説明しづらいんですが、映画を観れば皆さん感じていただけると思います。アクセルやブレーキを踏み込むところやコーナリングとか、本当に最高でした」と回顧。大きな事故は無かったがスピンをすることもあったようで「トラック上ではないところでスピンすることはありましたね。車はボロボロになりませんでした。ダムソンとは違うんです(笑)」と劇中で競い合うジョシュア役のダムソン・イドリスに触れつつ語った。

今回の舞台挨拶ではサプライズで観客へのプレゼントも。F列1番に座っていたファンにピットがサイン入りのポロシャツとポスターを手渡しでプレゼントし、さらにハグも。幸運なファンは「ドキドキして震えています」と喜びを語るもF1®のファンではないとのことで、ピットがF1®の魅力を説明。「F1®はレーシングスポーツの“ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ベスト”、頂点なんです。1シーズンに12人しか出られないんです。観ると感動と高揚感があると思いますよ」とリスペクトを込めて語った。

画像: 幸運なファンをハグ

幸運なファンをハグ

最後にピットと中尾から一言。中尾は「本当にこういった機会をいただけたことに感謝します。僕はモータースポーツが大好きなんですが、モータースポーツ史に残る映画ができたと本当に思いました。モータースポーツファンの方も観て欲しいですし、日々生きていくエールを送ってくれる、そんな映画だと思うんで、皆さん是非足を運んでいただけたらと思います」とコメント。

ピットは「皆さんにありがとうとお伝えしたいのと、やっと映画を共有できることが嬉しいです。3年間かけた愛の結晶です。楽しんでいただけると思いますが、楽しめなかったとしたら、それは監督のせいです(笑)」とジョークを交えながら、本作の鑑賞を呼び掛けた。

最後にフォトセッション、そしてセルフィーを撮影してイベントは終了した。

画像2: F1®ファンも、そうでない人も楽しめると太鼓判!
画像3: F1®ファンも、そうでない人も楽しめると太鼓判!

映画『F1®/エフワン』
6月27日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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