教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック
【証言:悪魔教の身の毛もよだつ行為】
「動物を生贄にし、胎児を儀式に使った」
「目的は善の撲滅と悪魔の召喚」
「悪魔は言葉で韻を踏む、悪魔がそう言っていた」
「悪魔崇拝者による<野獣の供宴>と呼ばれる儀式」
「目の前で動物の手足を切断、殺害を強要、赤ん坊を殺し、その血を飲まされる」
「悪魔教の聖書に血で署名、親はオカルト組織に属しピザの配達員を切り殺して食べた」
「証拠の発見が難しいのは遺体が残っていないから、悪魔教の正統派は生贄の体を焼き儀式中に食す」
「ブリーダーと呼ばれ、魔女団に子供を産まされた」
「最初の2子を悪魔に献上するのが栄誉」


1980年にミシェル・スミスという女性とその精神科医ローレンス・パズダーによる共著として出版され、アメリカで大ベストセラーとなった書籍「ミシェル・リメンバーズ」。『エクスシスト』(73)や『オーメン』(76)の大ヒットにより世の中でオカルト、悪魔が猛威を振るっていた時期、ミシェルは退行催眠のようなセラピーによって、蓋をしてきた禁断の記憶を思い起こす。それは5歳の頃に悪魔を崇拝する教団に引き渡され、儀式に捧げられたというものだった。「私を檻に入れ動物を生贄にしたり、ろうそくを立てて詠唱したり…排泄物を食す行為や胎児の手足の切断が行われているのを目撃した」等、「悪魔的儀式虐待」の様子を詳細に描写したあまりに刺激的な内容は、テレビのバラエティ番組、ワイドショーでも多く取り上げられ、大きく拡散されていく。これをきっかけに、「実は私も幼い頃に儀式に参加させられた!」という告発が続出。世に言う”サタニック・パニック”という大混乱が巻き起こるのだった。それは”現代の魔女狩り”ともいわれ数々の事件を引き起こし、警察・FBI・学者なども巻き込み、アメリカ全土を恐怖に染めていく。今なおアメリカに影を落とす一連のパニックとその恐るべき真相を、スティーヴ・J・アダムズ&ショーン・ホーラー監督コンビがテンポの良い巧みな演出で描いた本作は、SXSW映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ホットドックスフェスティバルフェスティバル等々世界の名だたる映画祭で絶賛!また、辛口レビューサイトRotten-tomatoesでは批評家から95%フレッシュの高評価を獲得している(25年5月14日時点)。

この度、ポスタービジュアルが解禁。中心にいるのは悪魔的儀式の被害者であるミシェル・スミス。その後ろにまるで背後霊のように佇むのは精神科医ローレンス・パズダーだ。キャッチコピーにもあるように、10年以上も北米を戦慄と混乱に陥れたサタニック・パニックの発端となる書籍を発表した彼らは、まさに「地獄の門を開けた二人」といえるだろう。また、悪魔の象徴である逆さのペンタグラムや悪魔の数字666も配置されており、禍々しいビジュアルとなっている。

また、ミシェルの証言や当時の騒動の模様など、貴重なアーカイブ映像で構成された本予告も解禁。悪魔的儀式に関する告発は事実かと聞かれ、きっぱりと「もちろんです」と答えるミシェル。だが、「もう何が現実かわからない」と涙声で訴える場面も。ほか、サタン教会の開祖アントン・ラヴェイの姿やサタニック・パニックを知る上で欠かせない重要事件、マクマーティン保育園裁判の写真なども挟まれ、ひとりの女性の蘇った記憶から出発し、世界を暗黒に包み込んだ騒動が立体的に浮かびあがる予告となっている。最後に回り続ける逆さ十字は一体何を意味するのか?
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youtu.be【STORY】
1980年から90年代にかけ、「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の生贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、アメリカで未曾有の大パニックが巻き起こった。被害者たちの証言によると、子どもに対し数々の残虐な儀式虐待が行われ、年間200万人もの子どもが犠牲になっていたといい、警察やFBIも動かす大騒動となっていた。そのきっかけとなったのは、ミシェル・スミスという女性の体験を記した一冊の本だった。「ミシェル・リメンバーズ」と題されたその本には、ミシェルが退行催眠により思い出した幼少期の記憶―極めて残虐で恐ろしい悪魔崇拝儀式の内容―が記されていた。ローマ教皇にまで伝わったほど衝撃的内容は、テレビのバラエティやワイドショーでもセンセーショナルに取り上げられていきアメリカ全土を恐怖に染めていく。
全米を震撼させ今もなお影響を与え続ける空前のパニックと、その戦慄の真相に迫った恐怖のショッキングドキュメンタリー。
© 666 Films Inc.