群像劇「POSE/ポーズ」(2018-)

「POSE/ポーズ」
写真はシーズン3より
NYを舞台にLGBTQ+コミュニティーを描く
自身がゲイであるとカムアウトしているライアン・マーフィーが、1980~90年代のニューヨークを舞台に、アフリカ系とラテン系、双方のLGBTQ+コミュニティーを題材にした人間群像劇。エイズが猛威をふるった時代を描いた点も斬新で野心的。そこで群像の中心人物ブランカ役を演じた、トランスジェンダーであるミカエラ・ジェ・ロドリゲスは後に歌手としても成功。アフリカ系の黒人男性ビリー・ポーターらも熱演を見せて評判に。
「POSE/ポーズ」
ディズニープラスのスターで独占配信中
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社会派「ミセス・アメリカ 〜時代に挑んだ女たち〜」(2020)

「ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~」
不平等と戦った女性たちの物語
ケイト・ブランシェットらが主演・製作総指揮を務め、全米で高い評価を受けた計9話のリミテッドシリーズ。フェミニズムが大きく展開した1970年代以降の米国。男女平等を求める憲法修正条項をめぐって、フィリス(ブランシェット)ら賛成派は、反対派と激しい戦いを繰り広げる。男女平等を求める当時のフェミニズム運動をリアルに再現。ローズ・バーン、サラ・ポールソン、ジェームズ・マースデンなど、充実した共演陣が集結した。
「ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~」
ディズニープラスのスターで配信中
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ヒューマンドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)

「一流シェフのファミリーレストラン」
写真はシーズン4より
エミー賞大量受賞の群像劇
実家のサンドウィッチ店を立て直そうと、一流レストランで働いた経験があるシェフ、カーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)は実家に出戻り、個性的な店員たちと協力し合って奮闘。店員たちの魅力も後押しし、都会派人情コメディとして大いに楽しめる秀作。先がけたドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」や映画『アイアンクロー』でも熱演を見せたホワイトが魅力を再爆発。ディズニープラスではシーズン4の配信が始まった。
「一流シェフのファミリーレストラン」
ディズニープラスのスターで独占配信中
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アクション サスペンス「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」(2022-24)

「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」
写真はシーズン1より
伝説の元CIAスパイが繰り広げる逃亡劇
『クレイジー・ハート』で第82回アカデミー賞の主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジス主演のアクションサスペンス。かつてCIAで働き、隠遁生活を送っていた老人(オールド・マン)のダン(ブリッジス)は、突然何者かに襲われるが相手を撃退。そんなダンの逃亡生活を描く。シーズン1の第1・2話は『スパイダーマン:ホームカミング』『ウルフズ』のジョン・ワッツ監督がスリリングに演出。全2シーズン、大いに楽しめる。
「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」
ディズニープラスのスターで独占配信中
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時代劇「SHOGUN 将軍」(2024-)

「SHOGUN 将軍」
ハリウッドで快挙を成し遂げた話題作
日本から米国に渡って活躍を続けていた真田広之が主演・プロデュースを務め、かつて1980年にドラマ化されたジェームズ・クラヴェルによる小説を再映像化。日本から浅野忠信や二階堂ふみらが参加したのも話題に。第76回エミー賞で史上最多となる計18部門で受賞し、海を渡った日本でも大きなニュースになったのはまだ記憶に新しい。あまりにも高い評価を受け、シーズン2・3も製作されることが決定。しばらく目を離せない話題作だ。
「SHOGUN 将軍」
シーズン1 ディズニープラスで全話独占配信中
シーズン2は2026年1月撮影開始
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