ジョニー・デップ、リドリー・スコット監督、製作会社メカニカル・ケイクの3者が共同で、グラフィック・ノベル(大人向けコミック)「ハイド」Hydeを開発する。
本作はロバート・ルイス・スティーブンソンの古典名作小説「ジキル博士とハイド氏」を下敷きに、ジキル博士という人格を克服したハイド氏の人生を描くもの。彼はロンドンの下水道に住み、自分が変身した時の血清を使って、他の人々をハイド氏的な存在に変身させていく。デップはこの作品に参加し、とくにハイドという人物像の創造に参加する。このたび発表された画像では、ハイド氏は容貌もデップによく似ている。
デップは声明を発表し「ロバート・ルイス・スティーヴンソンのキャラクターを、リドリー・スコットのヴィジョンで描く機会に参加できることに驚いています。リドリーにとっても、この創造が驚きとなるよう願っています。達人リドリーから信頼されることは、信じられないくらい素晴らしいことです」と述べている。
コミックは本年のハロウィーンに刊行される予定。ストーリーはジェシー・ネルゴンとジョー・マツモト、作画はゲイリー・アースキンとクリス・ウェストンが担当する。