2025年8月8日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される、80年代北米を襲った未曾有のサタニック・パニックの真相に迫るドキュメンタリー『サタンがおまえを待っている』。この度、スティーヴ・J・アダムズ監督&ショーン・ホーラー監督より日本の観客へ向けたメッセージが到着!加えて著名人の恐怖と興奮のコメントが到着した。

教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック。すべてのきっかけは「悪魔の書」だった。

【STORY】
1980年から90年代にかけ、「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の生贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、アメリカで未曾有の大パニックが巻き起こった。被害者たちの証言によると、子どもに対し数々の残虐な儀式虐待が行われ、年間200万人もの子どもが犠牲になっていたといい、警察やFBIも動かす大騒動となっていた。そのきっかけとなったのは、ミシェル・スミスという女性の体験を記した一冊の本だった。「ミシェル・リメンバーズ」と題されたその本には、ミシェルが退行催眠により思い出した幼少期の記憶―極めて残虐で恐ろしい悪魔崇拝儀式の内容―が記されていた。ローマ教皇にまで伝わったほど衝撃的内容は、テレビのバラエティやワイドショーでもセンセーショナルに取り上げられていきアメリカ全土を恐怖に染めていく。
全米を震撼させ今もなお影響を与え続ける空前のパニックと、その戦慄の真相に迫った恐怖のショッキングドキュメンタリー。

画像1: 教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック。すべてのきっかけは「悪魔の書」だった。

【監督コメント】
スティーヴ・J・アダムズ
こんにちは!日本の皆さん。『サタンがおまえを待っている』の監督です。日本で映画が公開され、皆さんが楽しんでくれることを願っています。サタン万歳。

ショーン・ホーラー
日本の皆さん、こんにちは。『サタンがおまえを待っている』のもう一人の監督です。この物語が「信じられない」と皆さんは思うと思います。実際にはカナダの小さな町の、自分の隣人だったとあるカップルの物語なのですが、サタンに対する考えや思いが変わる作品になるのでは無いかと思っています。ぜひご覧ください!

画像2: 教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック。すべてのきっかけは「悪魔の書」だった。

【著名人コメント(敬称略、順不同)】
ダミアン浜田陛下(大魔王)
この作品はホラー映画ではなくドキュメンタリーだが、全編を通して不穏な空気が漂っている。
私は観終わって「欲に取り憑かれた人間こそが悪魔だ」と確信した。また、そう考えると原題である「SATAN WANTS YOU」が意味する事も、それがどれだけ恐ろしい事なのかも理解できるであろう。誰もが世界中から情報を得られ、誰もが世界中に発信できる現在だからこそ人間が観ておくべき映画だと助言しておこう。

高橋ヨシキ(映画評論家・アートディレクター・サタニスト)
「身近に潜む悪魔崇拝者が、子供たちを誘拐し虐待し殺害している!」かつて全米を恐怖のどん底に叩き込んだ「サタニック・パニック」。メディアや行政、司法までをも巻き込んだ現代の「魔女狩り」のきっかけを作った書籍『ミシェルは思い出す』とは一体何だったのか? 「抑圧された記憶」というパンドラの箱が開いたとき、アメリカは地獄と化した!

大槻ケンヂ(ロックミュージシャン)
とても興味深いドキュメント。面白っ。セラピストと患者が作り上げていく悪魔崇拝の記憶は2人の愛の物語、、じゃなくて!これアレだねなんかそういうプレイだったんだろうね。お楽しみはいいけど全米の皆さんを恐怖に陥れるなよ!と言いたいね

森直人(映画評論家)
このドキュメンタリー映画『サタンがおまえを待っている』が最終的に警告するのは「物語」の危うさである。サタニック・パニックも忘れた頃に復活するのだろうか。本当に危険な「物語」はまだ全然終わっていないどころか、始まってすらいないのかもしれない。

画像3: 教会、ローマ教皇、警察、FBIをも巻き込み10年以上にわたり北米を恐怖と混乱に陥れた大パニック。すべてのきっかけは「悪魔の書」だった。

西田公昭(立正大学心理学部対人•社会心理学科教授)
「社会言説の真偽は、意図して他者を欺くための嘘とは限らず、実際には経験していないのに真実だと思い込む心理現象の場合もある。しかし、いずれにせよ、誰かがそのような不確かな言説を信じて共有すると、社会に大きな物議を醸す深刻な局面が生まれたり、創られたりする。この映画で扱うアメリカで実際に起きた「悪魔崇拝虐待」の顛末は、その教訓を再び現代に問いかける。」

児玉美月(映画批評家)
本作は1980年から90年代にかけて起こったサタニック・パニックを題材に扱いながらも、現代において陰謀論やフェイクニュースがなぜここまで蔓延るのかという解剖学的作品ともいえる。「真実」の脆弱性に付け入り、社会がいとも簡単に狂気に陥っていってしまう有り様は、どんなホラー映画よりも恐ろしい。

寺嶋夕賀(映画コラムニスト)
どんなホラー映画よりも恐ろしいドキュメンタリー。悪魔崇拝儀式の体験を記した、たった一冊の本に翻弄される人間の心理は実に興味深い。信じられないような事が次々と起こるが、現代社会でのSNSにおける発信にも提起するのではないだろうか。

吉田孝弥(彫刻家)
80年代の北米を襲ったサタニックパニックの真相に迫るドキュメンタリー。
本当に怖いのは"悪魔"か"人間"か。
愛故に人が求める"真実"と"正義"
信じる心がもたらす恐怖の結末。
大切な人を守るためにも是非、劇場でご覧いただきたい一作。

画像: - YouTube youtu.be

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監督:スティーヴ・J・アダムズ、ショーン・ホーラー
登場人物:ミシェル・スミス(悪魔的儀式虐待被害者/「ミシェル・リメンバーズ」著者)※アーカイブ映像
ローレンス・パズダー(精神科医/「ミシェル・リメンバーズ」著者)※アーカイブ映像
アントン・ラヴェイ(サタン教会創始者)※アーカイブ映像
ブランチ・バートン(サタン教会)
チャールズ・エニス(バンクーバー警察)
ケン・ラニング(FBI特別捜査官)
サラ・マーシャル(配信者)
ロフタス博士(記憶科学専門家)
2023年|カナダ映画|英語|カラー|90分|原題:SATAN WANTS YOU
キングレコード提供|ポニーキャニオン配給 

© 666 Films Inc.

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