“ゼンケツ”が劇場映画としてスケールアップして帰ってくる!
連続ドラマ「全領域異常解決室」は主人公の興玉雅(おきたまみやび)役の藤原竜也、ヒロイン雨野小夢(あまのこゆめ)役の広瀬アリスや個性豊かなクセツヨ登場人物たちが、当初は人々の常識を超えた“不可解な異常事件”を解決していく超常現象ミステリーとして始まったが、物語の中盤から“日本の神々のストーリー”であることが明らかとなり、その驚きの展開とかつてない世界観で世間の度肝を抜いた。日本神話をモチーフに、人間を守り続けてきた神VS新たな世界の神の戦いが始まるという、異色のエンターテインメントにSNSの投稿量も回を追うごとに増加。藤原演じる興玉のセリフが放送後にはニュースになるなど、多くのファンが魅了された傑作ドラマとなった。ドラマ終了時にSNSでは“終わってほしくない”“その後が気になる”“彼らの活躍がもっと見たい”など熱量の高いコメントがあふれた。
映画化にあたり、脚本家・黒岩勉、監督・石川淳一、プロデューサー・成河広明が再集結。黒岩が描く完全オリジナルのストーリーが展開される。ドラマではゼンケツメンバーと謎の神「ヒルコ」との戦いや、興玉と小夢の悠久の時を超えた絆が描かれてきたが、映画は「ドラマのその後」を紡ぎ、神々のみならず人間界の最大の危機に迫る。
もちろん藤原・広瀬ほかゼンケツメンバーがそろい踏み。さらには新たな人物?神?も登場!?小夢はアメノウズメノミコトとしての記憶を取り戻すことができるのか?主演の藤原は「謎だらけのドラマ最終話を経て、我々“ゼンケツ”は、ついに映画に乗り込みます!キャストスタッフ全勢力が全身全霊をかけ、勝負に出ます。お祭りのような映画になればいいなと思います」と映画に意欲を見せつつ、「続編をやらせてもらえるってことは役者冥利に尽きますし、本当にありがたい。感謝しています」とファンの熱に後押しされたことに喜びの言葉を述べていた。
広瀬も「ファンの方の多くの声が実っての映画化ということで、素直に嬉しいです」と笑顔で語りながらも「興玉さんと小夢の絆・関係性がどうなっていくのかが気になります。いったいどんな展開が待っているのか?本当にどうなるのか予想がつかないです(笑)」と映画での新しい展開に期待を寄せている。
映画化にあたり、成河プロデューサーは「『全領域異常解決室』は日本から世界中の人たちに観てもらえるオリジナル・エンターテインメント作品を創り出したいという思いから始まりました。圧倒的な挑戦作“ゼンケツ”は多くの皆さんの強力な推しのおかげで大きな話題となり、日本を飛び出し世界各国で配信されました。そして完全オリジナルの最新劇場映画として帰ってきます。この摩訶不思議なストーリーがファンの皆さんと一緒に世界を席巻する旅に出られればとスタッフ、キャストは思いを新たにしておりますので、乞うご期待ください!!」と語っています。
神々が宿る古の都を舞台に一大事件が巻き起こる!?謎の組織によるテロ行為!?やがて人間の世界と神々の世界の調和も崩れ始め…。興玉、小夢らゼンケツメンバーのみならず、京都メンバーをも巻き込んだかつてないスペクタクルで不可解な超常現象勃発!神々と人間の未来はいかに?
興玉雅(おきたまみやび) :藤原竜也
全領域異常解決室・室長代理。
全領域異常解決室・通称「全決」は、日本全国に数か所支部が点在しているが、興玉はその中で「東京支部」に属している。異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、その力を生かして、全領域で起こる“不可解な異常事件”を解決へと導く超常現象のスペシャリスト。
警察も手に負えず解決できない“異常事件”を、現場に訪れ事件の細部まで調べ、あらゆる事象を組み合わせて、みんなが納得する仮説を唱えていく。一方、興玉が発する言葉はどこか謎めいており、腹の底が見えない人物だが、実は【天石戸別神】というあらゆる世界の境を守り、この世と黄泉の国をつなぐ門・黄泉戸を守護する神様。特殊能力は「黄泉送り」で、神々を黄泉の国に送ることができる。また、天石戸別神が消えると黄泉戸が開き、八百万の神々すべてが、黄泉の国に引きずり込まれてしまう。重要な神であるため、その正体は秘匿とされていて、普段は【興玉神】として振る舞っている。また、人から漏れ出す“悪意”と“善意”を見定めることができる。
雨野小夢(あまのこゆめ):広瀬アリス
警視庁音楽隊カラーガード(通称MEC)出身の警察官。
踊ることが大好き。人々の安全や防犯を警視庁音楽隊に、ダンスを通じて携わりたいという思いから警察官になった。しかし、ある日突然「全領域異常解決室」の出向を命じられる。「全決」は世の中を騒がせる超常現象の類も究明しているが、小夢はオカルトや超常現象を信じていないばかりか、あまり捜査経験もないことから戸惑う。だが、「全決」でさまざまな“異常事件”を捜査していくうちに、少しずつその“真実”を知りたがるようになる。
実は小夢は、【天宇受売命】という日本神話に登場する有名な女神。芸能の神であり、日本最古の踊り子とも言われている。特殊能力は「呼び出し」。特定の神様を踊りと鈴の音によって呼び出すことができる。過去に会ったことがある神様であれば、現在の人間の姿を知らなくても呼び出すことが可能で、天宇受売命に呼び出された神様は必ず応じなければならない。
コメント
藤原竜也
謎だらけのドラマ最終話を経て、我々“ゼンケツ”は、ついに映画に乗り込みます!キャストスタッフ全勢力が全身全霊をかけ、勝負に出ます。ファンの人たちのためにも黒岩先生にはもうひと踏ん張りしていただき、良い脚本のもと良い舞台を作っていただき、そこに参加して結果を残したいと思っています。ドラマの時から魅力あるキャストに出演していただいているので、映画からのキャストにも期待しています。芸能界の友人たちも見てくれていて、映画化するなら出たいとの連絡も受けていますし、お祭りのような映画になればいいなと思います。続編をやらせてもらえるってことは役者冥利に尽きますし、本当にありがたい。感謝しています。ドラマみたいに「興玉だけ撮影がつらい」みたいなことにならないといいな(笑)
広瀬アリス
いろんな人に「“ゼンケツ”がおもしろい!」とたくさん言われましたし、今も継続的にずっと「おもしろかった」と言われ続けています。そんなファンの方の多くの声が実っての映画化ということで、素直に嬉しいです。神様を描いた作品なんてこれまであまりありませんでしたし、それを私たち役者が演じるというのでとても斬新なドラマでした。映画ではさらに盛り上がるといいなと思っています。興玉さんと小夢の絆・関係性がどうなっていくのかが気になります。いったいどんな展開が待っているのか?また二人で事件を解決しに行きたいですが、本当にどうなるのか予想がつかないです(笑)私も脚本を読むのを楽しみにしています。
成河広明プロデューサー
『全領域異常解決室』は日本から世界中の人たちに観てもらえるオリジナル・エンターテインメント作品を創り出したいという思いから始まりました。志を同じくする歴戦の同志である黒岩勉さん、石川監督に集まっていただき、さまざまな試行錯誤の結果生み出されたのはまさかの“神様”ドラマ。藤原さん、広瀬さんという最高のキャストに悠久の歴史を生きる神を演じてもらった圧倒的な挑戦作“ゼンケツ”は多くの皆さんの強力な推しのおかげで大きな話題となり、日本を飛び出し、世界各国で配信されました。そして来年の秋、完全オリジナルの最新劇場映画として帰ってきます。この摩訶不思議なストーリーがファンの皆さんと一緒に世界を席巻する旅に出られればとスタッフ、キャストは思いを新たにしておりますので、どうぞご期待ください!!
劇場版『全領域異常解決室』
2026年、あの神々たちの戦いが帰ってくる—
監督:石川淳一(『変な家』、『赤羽骨子のボディーガード』『ミックス。』ほか)
脚本:黒岩 勉(『TOKYO MER』シリーズ、『キングダム』シリーズ、『グランメゾン★パリ』『謎解きディナーのあとで』シリーズほか)
企画・プロデュース:成河広明(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『ミックス。』、『謎解きはディナーのあとで』シリーズほか)
出演:藤原竜也 広瀬アリス ほか
配給:東宝
©フジテレビ