ール日本ロケを敢行、新宿・渋谷から天草・島原まで日本ならではの風景に溶け込むオスカー俳優ブレンダン・フレイザーらの姿を映した映像
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集め、「Beef/ビーフ」、「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきたアメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。
第50回トロント国際映画祭でのワールドプレミア開催が待ち望まれる中、HIKARI監督は同映画祭の2025年度Emerging Talent Award受賞も決定!今最も注目されるクリエーターに贈られる本賞の受賞で、名実ともに世界が注目する映画監督に名を連ねることになったHIKARI監督。『37セカンズ』に続く長編2作目にしてサーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を世界に送り出す。

世界中から絶賛された演技でアカデミー賞®主演男優賞に輝き、俳優としてキャリアの頂点に立ったブレンダン・フレイザー。その後の初の出演作品として選んだ本作では、なんと、東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップという役どころに挑戦。かつて、歯磨き粉のCMで一世を風靡し一躍人気者となるも、世間からはすっかり忘れ去られつつあるアメリカ人中年男性だ。

俳優としての仕事を細々と続けながら、東京で暮らす内にすっかり街に馴染み、狭い電車の座席に大きな体を滑り込ませ、暗いマンションの1室で一人晩酌をする。そんな日々を送り続けていたフィリップは、ある日、ひょんなことから“レンタル・ファミリー”会社を経営する多田から仕事を依頼される。レンタル・ファミリーとは、報酬を得て、その人にとって大切な「家族」のような役割を“演じる”仕事だ。人の人生に深く関わるこの仕事に最初は困惑し、戸惑いを見せていたフィリップだったが、彼らと関わる中で、フィリップ自身にも少しずつ、心にある変化が訪れていくのだが…。

この度解禁されたティーザー予告では、ブレンダン演じるフィリップが東京の街を背景に、“レンタル・ファミリー”を通して出会う人々と交流していく姿が描かれている。レンタル・ファミリー会社で働く俳優の一人としてフィリップを雇う平岳大演じる多田、フィリップよりも先に、レンタル・ファミリー会社の俳優として働いていた山本真理演じる愛子、そして、柄本明演じる老優 喜久雄、さらにフィリップと父娘になる、美亜役の新鋭シャノン・ゴーマンなど、個性的なキャラクターたちの姿も解禁された。日本の名優たちとオスカー俳優フレイザーの共演が、どのようなコラボレーションを生み出しているのか、本編への期待も高まる映像だ。さらに、彼らの姿を捉えた新たな場面写真も到着している。
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youtu.beさらに、今回解禁された映像内では、全て日本で行われたという撮影ロケ地も随所に映し出されている。ネオンが光り輝く新宿の街並みや、上空から捉えた渋谷のスクランブル交差点、小田急線、JR沿線といった「東京」の生活感溢れる町並み、フィリップと柄本明演じる喜久雄が並んで歩く印象的なシーンが撮影された天草や島原の美しい風景、さらには、日本独特の結婚式、葬儀といったセレモニーから、チームラボ、神楽坂の化け猫フェスティバルといった日本の祝祭感溢れるシーンも登場している。

本作の撮影を手掛けたのは『さくらん』『るろうに剣心』シリーズといった日本映画のみならず、数多くのハリウッド作品も手がける石坂拓郎、プロダクションデザインは『みんな〜やってるか!』から『アウトレイジ 最終章』まで13本の北野武監督作品を支えた日本が誇る名匠 磯田典宏と「Tokyo Vice」の高山雅子。前作『37セカンズ』にも参加の衣装の望月恵、ヘアメイクの百瀬広美が今回も重要な役割を担い、音楽はアイスランドのロックバンド、シガー・ロスとしての活動でも知られるヨンシーと、アレックス・サマーズがコンビで初の映画サントラを担当と、HIKARI監督の元に多彩な才能が集結。

撮影は2024年の3月〜5月にかけて、約2ヶ月に渡って日本各地で行われており、撮影期間中はフレイザーもずっと日本に滞在していたそう。9月には第50回トロント国際映画祭でのワールドプレミアも控えており、世界初お披露目で一体どんな反響が響き渡るのか、日に日に注目が集まっている。
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