『トワイライト・ウォリアーズ』の魅力は、個性的なキャラクターの存在があってこそ。ここでは今作の中核を担う超・最強のキャラクターたちを徹底解剖。その魅力、背景、戦闘スタイルまで、この男たちを知らずして決戦は語れない!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より
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チャン・ロッグワン(レイモンド・ラム)

城砦に潜む“血の因縁”、眠れる牙が目を覚ます!

香港への不法移民だが、じつは生まれは香港。偽造の身分証明書が欲しくて悪戦苦闘していたところ、ロンギュンフォンに拾われ、九龍城砦に住み始める。実の父は黒社会の伝説の殺し屋チャン・ジム。その事実によって、後に危険な立場に追い込まれることになる。

ソンヤッ (テレンス・ラウ)

揉め事は許さない、だが仲間には誰よりもアツい!

ロンギュンフォンの右腕というべき九龍城砦の若頭。ボスのロンギュンフォンを誰よりも敬愛し、彼から後継を託される。バイク好き。城砦の治安を守るために、よそ者のロッグワンを最初は警戒するが、麻雀やカラオケといった交遊を通して親交を深めていく。

セイジャイ(ジャーマン・チョン)

無免許だが確かな腕、城砦のミステリアス・ドクター!

九龍城砦の無免許医。黒社会の迫害により顔面に傷を負ったことから、いつも覆面を着用している。黒社会は大嫌いだが、ロンギュンフォンの人柄に惹かれて城砦に住み着いた。とある理由から副業でアダルトビデオのレンタルを行なっている。日本語に堪能。

サップイー(トニー・ウー)

リーゼントヘアもハートも硬派一直線!

ヤク中だった少年期にロンギュンフォンに救われ、彼を慕い続けている。黒社会ではタイガー兄貴の忠実な部下。自慢のリーゼントヘアを崩さないよう、つねに櫛を入れている。そんなチャラい外面とは裏腹に義理堅く、共闘したロッグワンともすぐに親しくなる。

ロンギュンフォン (ルイス・クー)

刈るのは髪、守るのは城砦の平和と秩序

1950年代の黒社会で名を馳せた伝説の戦士。今は黒社会と距離を置き、九龍城砦の自治責任者に。理髪店の経営者にして、住人たちの頼れる存在でもある。ヘビースモーカー。

チャウ兄貴 (リッチー・レン)

失った家族の怒りを胸に秘めた、城砦の地主

九龍城砦の地主のひとりで、義兄弟のロンギュンフォンに自治を任せている。1950年代の黒社会抗争で、チャン・ジムに妻子を殺されたことから、チャンの遺児に復讐しようとする。

タイガー兄貴 (ケニー・ウォン)

抗争を生き抜いた、テンプルストリートの虎王

テンプルストリートを牛耳る黒社会のリーダーで、ロンギュンフォンやチャウ兄貴とは義兄弟。1950年代の抗争でチャン・ジムと戦い、右目を失った。部下のサップイーに信頼を置く。

大ボス(サモ・ハン)

香港黒社会の大物、手段を厭わぬ冷徹な支配者

香港の黒社会を牛耳る大物のひとり。目的のためなら手段を択ばない非情な男。政治家にも通じており、香港返還の機に乗じて九龍城砦を我が物にしようとずる賢く立ち回る。

ウォンガウ (フィリップ・ン)

大ボスの右腕にして無敵の気功使い

大ボスの右腕で実行部隊長。気功術をマスターしており、銃弾を受けても剣で斬られても傷つかない秘術を駆使。つねに他人をバカにするような笑い声を上げて、敵を挑発する。

チャン・ジム (アーロン・クォック)

伝説と悲劇を刻んだ黒社会の殺人王

1950年代の黒社会抗争で“殺人王”と呼ばれ、恐れられていた伝説のギャング。ロンギュンフォンとは親友だったが、立場的に戦うしかなく、妻子の安全を彼に託して命を散らせた。

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