カバー画像:『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より
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Special Column
香港映画が再び日本を熱くした──
『トワイライト・ウォリアーズ』観る者の魂を揺さぶった、その魅力の核心
香港映画が日本でここまで熱狂的に受け入れられたのは久しぶりだ。ご存じのとおり、香港映画は中国への香港返還後、衰退の道をたどり、必然的に日本公開作も減少。そんな状況下で、『トワイライト・ウォリアーズ〜』は起死回生の一打となった。今年1月17日にひっそりと日本公開された本作は、口コミで面白さが伝播。小規模公開作ながら20日で1億円の興収に達し、スクリーンの増加も手伝って37日で2億円超を超え、4か月目には5億円以上の興収を計上するロングランヒットとなった。ではなぜ、本作がこんなにも日本でヒットしたのか?
ひと言でいえば、面白かったから。その面白さとは、最初から最後まで感情が揺さぶれっぱなし、ということだ。冒頭、黒社会に騙された主人公ロッグワンの怒りを皮切りに、九龍城砦に身を置いた彼の安堵へ。さらに仲間との絆を育み、住民との交流によって居場所を見つけていく喜び。一方では、彼らよりも上の世代の葛藤のドラマがある。他方、城砦の乗っ取りを企てる黒社会の大ボスとその部下の存在はひたすら憎々しい。そして。すべてを失ったロッグワンと仲間たちが城砦を取り戻そうと乗り込んでいくクライマックスのアツさときたら! 前ページでは本作の激アツの6シーンをピックアップしているが、はっきりいって6つどころでは収まらないほどエモい場面のオンパレードなのだ。
古くから香港映画に親しんできたファンには、ジョン・ウーやジョニー・トーといった鬼才たちの影響をみるだろう。また、香港の激動の近代史を知る人は、「香港は変わり続ける」「でも変わらないものもある」というセリフにこみ上げるものがあるかもしれない。とはいえ、核となるのはあくまで物語のエモーションだ。香港映画の黄金時代を築いたジョン・ウーは、こう語る「アクションは単なる見せ場であってはならない。キャラクターの感情に裏打ちされなければ意味がない」—『トワイライト・ウォリアーズ〜』は、この香港アクションの哲学を正しく踏襲した作品なのだ!
魂震える激闘を、今こそ手元に!
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
4K UHD、Blu-ray、DVDが10/3(金)にリリース!
【 豪華版 スペシャルボックス(初回限定生産)】
UHD:19,800円(税込)/Blu-ray:16,500円(税込)
初回限定「豪華版 スペシャルボックス」は、三方背アウターケースにアクリルスタンド8体、ポストカード23枚、ブックレットまで付いた超豪華仕様!特典ディスクは、予告集やメイキング、九龍城砦シティツアーなどファン必見の映像を収録されている。九龍城砦で繰り広げられた熱きドラマを、最高の音と映像、豪華特典とともに、心ゆくまで堪能してほしい!
【豪華版】
UHD:8,800円(税込)Blu-ray:6,380円(税込)
【通常版】
DVD:4,400円(税込)
★封入特典 ※豪華版 スペシャルボックスのみ封入
アクリルスタンドセット(8体)/ポストカードセット(23枚セット)/ブックレット
★映像特典 ※豪華版 スペシャルボックス/豪華版のみ封入
予告篇集/キャラクター予告/削除シーン/メイキング映像/撮影の舞台裏/インタビュー映像/舞台挨拶集
発売元:クロックワークス 販売元:ハピネット・メディアマーケティング
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