エイリアンは1種じゃなかった…！「エイリアン：アース」ノア・ホーリー監督が新種のエイリアンについて語る

初代『エイリアン』の2年前を舞台に描く最新作で、初めて明かされる事実とは

物語の舞台となるのはシリーズ1作目『エイリアン』の2年前である2120年の地球、世界はプロディジー、ウェイランド・ユタニなど5つの大企業によって統治されていた。そんな中、未知なる“5種の地球外生命体”を積んだウェイランド・ユタニ社の宇宙船が地球に墜落。プロディジーが生み出した、人間の意思を移植されたアンドロイド＜ハイブリッド＞のウェンディらが、その“地球外生命体”を回収すべく、宇宙船へと向かう――。しかしその先には、恐怖と絶望が待っていた…。

迫りくる“エイリアン”の恐怖をいち早く堪能した観客たちからは、「最初からやばい、すごいクオリティ高いけど映画でやらなくていいんですか？って心配になるレベルだった！おもしろくなる気配しかない」「劇場クオリティの素晴らしいSFドラマを、毎週家で観ることが出来るとは！」「映像のクオリティめちゃくちゃ高いし、容赦なく人が死んでいくのも最高。とことん絶望させて欲しい」「今年ベストドラマになる予感。『SHOGUN将軍』よりもクオリティが高いかも。というかディズニープラスオリジナル作品で一番面白いかも！！！」と絶賛の声が続出している。

その中でも、特にシリーズファンから反響が大きいのが、未だかつて観たことがない“新たなエイリアンの登場”という恐ろしいサプライズ。卵のようなビジュアルの第1形態エッグチェンバー、8本の長い指にも似た脚を持つクモのような見た目で、人間がひとたび接触するとすぐさま長い尾のようなものを首に巻き付け人間に寄生、一度捕まると二度と人間の力で剥がすことができない第2形態フェイスハガー、その後、寄生した人間の中で成長し、勢いよく胸を突き破って姿をあらわす第3形態チェストバスター、そして、脱皮を繰り返した後の最終形態――黒く長い頭部や鋭い歯を持ち、高度な知能と狡猾さによって、無慈悲に人間に襲い掛かるゼノモーフ…と、異常な速さで進化を遂げていく我々が知る“あのエイリアン”だけでなく、今回は、昆虫のようなビジュアルで人間の血を吸い取っているかのような動きをする生命体や、タコのように複数本の脚で動く生命体、植物のようなビジュアルでよだれのようなものを垂らしている不気味に静かな生命体など、新種が続々登場する。人類に容赦なく迫る彼らがどんな地獄絵図を見せてくれるのか、今後の展開が気になるところだ。

ちなみに本作の監督を務めたノア・ホーリーは、最新作で新たな種の“エイリアン”を登場させた経緯について「『エイリアン』を再び神秘的にすることを試みている。『エイリアン』や『エイリアン２』にはそういった要素が多分に含まれていた」とコメント。「このクリーチャーの生態がわかったと思うたびに、事態はさらに悪化していくんだ。卵から巨大なカニが出てきて、あなたの顔をつかみ、あなたの中に卵を産み付け、胸から飛び出してきて、“ゲームオーバー”というふうに。でも、それでは観客を驚かせることはもうできない。だから、次に起こり得るもっと怖ろしい何かを本作で描こうと考えたんだ」とも語っている。1作目の『エイリアン』で描かれた“エイリアン”が人々の心を恐怖で支配したように、最新作で登場する新たな生命体たちもまた、観客たちにかつてない絶望の瞬間を届けてくれることだろう。

配信されたばかりの第3話では、墜落した宇宙船から“5種の生命体”の回収になんとか成功するも、まだまだ平穏とは程遠いウェンディらの姿が。地球を舞台に繰り広げられる、宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”と人類の死闘――。これまでの「エイリアン」シリーズで描かれてきた形態とは異なる“5種の生命体”から、人類は地球を守ることができるのか――。