『ワン・バトル・アフター・アナザー』がヒット中のレオナルド・ディカプリオが、ユニバーサル・ホラーの名作『魔人ドラキュラ』などで知られる俳優ベラ・ルゴシの伝記映画のプロデュースに参加する。
レオの製作プロダクション、アピアン・ウェイとユニバーサル・ピクチャーズが企画を進めている。タイトル、監督、出演者は未定。脚本は、ティム・バートン監督が実在のB級ホラー映画の監督エド・ウッドを描い伝記映画『エド・ウッド』の脚本家コンビ、スコット・アレクサンダーとラリー・カラゼウスキーが手がける。この映画にも老年期のベラ・ルゴシが登場し、マーティン・ランドーが演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞した。
今回の伝記映画は、ベラ・ルゴシの若い時代に焦点を当てるもの。ルゴシは1992年、ハンガリー生まれ。1927年からブロードウェイで舞台『ドラキュラ』を演じ、ユニバーサル映画『魔人ドラキュラ』(31)に主演。その後は『フランケンシュタイン』のボリス・カーロフと並ぶホラー映画の人気スターとして活躍し、1956年に死去。生前のフィルムを使って制作されたエド・ウッド監督の『プラン9・フロム・アウタースペース』(59)が遺作となった。