ゴジラの山崎貴監督と俳優の宮世琉弥がゲストで登場
全世界歴代ナンバーワンヒットの『アバター』と3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』につづく、シリーズ第3弾『ファイヤー・アンド・アッシュ』。この日のプレミアには、ゲストとして『ゴジラ -1.0』の山崎貴監督と俳優の宮世琉弥が出席。熱いトークを語ってくれた。
「1作目の時は新しい世界と新しいシネマのフォルムに皆さんを誘いましたし、2作目の時はサリー一家のファミリーをより深く知ってもらいました。今度はその家族が様々な危険に立ち向かいます。冒険や美しい世界を盛り込みながら物語はよりエモーショナルになっていきます」というキャメロン。「今回は家族の子供たちの視点から描いています。彼らの成長を見せながら、親子の葛藤も描き、こういうことは世界共通なのでますますわかってもらえると思います。アクションもたっぷりありますが、今は言わないでおきますね。まずシガニー・ウィーヴァーが演じるキリという少女に注目してください。彼女は72歳ですが1年もの撮影の中、すべての面でこの少女を表現しています」

そこで山崎監督と宮世が登場。「ゴジラ」新作を撮影中に急いで駆け付けたという山崎監督にキャメロンは「撮影が遅れるようでしたら私が第2班監督で参加するので呼んでください」とジョークを言うと山崎監督は「それでは僕の立場がなくなります」と慌てた。その山崎監督は一足先に本編を見て「勘弁してほしいというくらい凄いシーンが次々と出てきます。水滴ひとつとっても、炎の描写でもものすごい技術を使っている」と本作のビジュアルを絶賛。キャメロンの大ファンという宮世は「俳優さんの表情の演技をパフォーマンスキャプチャーでキャラに落とし込む作業はどうやっているんでしょうか」と質問をすると、「これは重要な質問です」とキャメロンも喜び、「その課題を1作目から追求してきました。彼らの表情演技を一つも落とさずにいかにキャプチャーするか研究し尽くしました。その成果を感じ取っていただけたとすると嬉しい」と語った。

会場には映画を勉強中の学生たちも招かれ、彼らに向って「いまは分断の時代ですが、それでも希望をもって生きてほしい」などとエールを送った。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ストーリー:
舞台は、神秘の星パンドラ──地球滅亡の危機に瀕した人類はこの星への侵略を開始。アバターとして潜入した元海兵隊員のジェイクは、パンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、人類と戦う決意をする。しかし、同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族のヴァランは、人類と手を組み復讐を果たそうとしていた。パンドラの知られざる真実が明らかになる時、かつてない衝撃の“炎の決戦”が始まる!
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