『ゆずり葉の頃』仲代達矢さん追悼上映【予告編】
www.youtube.com

本作は、故岡本喜八監督の妻で、監督と二人三脚でプロデューサーを務めてきた岡本みね子が、旧姓の「中みね子」名義で76歳にして脚本を執筆し初めて監督した作品。『殺人狂時代』(1967年)、『斬る』(1968年)など多くの岡本喜八作品で主演をつとめ、黒澤明監督『用心棒』(1961年)、『影武者』(1980年)、小林正樹監督『人間の條件』(1959年)、『切腹』(1962年)をはじめとして150本以上の日本映画に出演し、舞台主演は60本を超える名優・仲代達矢。先日の第98回米アカデミー賞では映画界に永遠の功績を残した一人として、ロバート・レッドフォード監督など数々の映画人と並びその功績が紹介された。
また本作は、稲垣浩監督『宮本武蔵』(1954年)、森田芳光監督『阿修羅のごとく』(2003年)など数々の名作に出演し、気品ある佇まいと確かな演技で長年にわたり日本映画・テレビドラマ界を支え続けた名優・八千草薫(2019年10月24日逝去)と仲代達矢の最後の共演作でもある。岡本喜八監督作品とも縁が深く、日本映画史に確かな足跡を残した二人の名優の共演が光る。
【ストーリー】
市子が少女の頃に想いを寄せていた人は、今では国際的な画家となっていた。彼の個展の記事を目にした市子は、秋深まる軽井沢へと旅立つ。思い出の一枚の絵を求めて……。一方、旅に出た母を気にかけ、後を追う息子の進。だが進はまだ知らない、着物の仕立てをしながら、戦後の貧しさの中で、心に封印した若き日の母の想いを……。軽井沢で人のぬくもりに触れ、やさしくほどけてゆく市子の心。そんな市子に思いがけない出逢いが訪れる。
『ゆずり葉の頃』
6月5日(金)~6月18日(木)アップリンク吉祥寺にて上映
配給:パンドラ
© 喜八プロダクション

