カバー画像:『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』より
本記事はSCREEN6月号(4月21日発売)の記事をWEB用に再構成したものになります。
TOPIC1)
『ドゥームズデイ』前、最注目のMCU作品!
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』予告考察
3月18日に『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の予告編が世界的に解禁されました。今年は夏にこの『〜ブランド・ニュー・デイ』、12月に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』とマーベル・シネマティック・ユニバース/MCU大作が続きます。しかし現時点で『〜ブランド・ニュー・デイ』に出演のスパイダーマン/ピーター役のトム・ホランド、ハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロは『ドゥームズデイ』のキャストとしてアナウンスされていないのです。この2人が登場するのは次の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』と思われます。従って今回の『〜ブランド・ニュー・デイ』は『〜ドゥームズデイ』へのプロローグというよりは純粋にスパイダーマン映画として楽しめそうです。
この予告でわかったことはスパイダーマンことピーターの身体に大きな変化が起こるということ。いくつかの場面が原作コミックで描かれた“ピーターがより蜘蛛に近い存在になっていく”というエピソードからの引用です。例えば蜘蛛の糸に繭のようにつつまれているシーンが出てきますが、これは「The Other」というコミックの中に出てきました。また蜘蛛糸も自分の身体から発射するような体質になってますが、コミックではクィーンという虫の遺伝子を操る女性ヴィランによってピーターはこういう力を身に付けます。この蜘蛛化を止めるべく、ブルース〈ハルク〉バナー博士に協力を求めるという流れのようですが、ファンとしてはスパイダーマンとハルクが戦うシーンも期待したい。筆者が意外だったのはザ・ハンド団。この予告編で結構フィーチャーされている赤い忍者軍団。コミックではスパイダーマンとも戦ったことはありますが、どちらかというとデアデビル、ウルヴァリンとの因縁が深い悪の組織。なのでドラマの「デアデビル」「アイアン・フィスト」「ザ・ディフェンダーズ」には登場。ちなみにこれらのドラマの日本語訳では〈ヤミノテ=闇の手〉とされていました。なぜスパイダーマンが彼らと戦う?ザ・ハンド団を裏にボス・キャラ的な存在がいる?
さらに気になるのはセイディー・シンク。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマックス役でブレイクした彼女の役が(原稿を書いている現時点で)まだ発表されていません。この予告編だと1分56秒目あたりの、後ろ姿だけの人物がセイディーの役っぽい。彼女の役は今後MCUに登場するであろうX-MENのジーン・グレイ説もあるのですが、前述のとおりピーターの遺伝子に影響を与えるクィーン役という可能性もあります。いずれにせよセイディーが演じるキャラはピーターの新恋人という感じではなさそう。となるとやはりMJと復縁?
今回の『〜ブランド・ニュー・デイ』は前作から4年という設定らしく、ピーターはこの4年間MJとネッドを陰で見守りながらスパイダーマンとして活躍している。きっとその中でパニッシャーとも知り合いになったのでしょう。しかし本作でついにMJとネッドと接触?あの3人の絆が復活?よーくみるとMJはピーターにもらったあのペンダントをずっとしているんですね。だからMJの心のどこかにピーターへの記憶・思いがあるのかもしれません。
さてこの予告では尻尾でスパイダーマンを吹き飛ばすヴィランが出てきますがこれはスコーピオン(サソリ男)というキャラ。その正体はマック・ガーガンという男で、この人物『スパイダーマン:ホームカミング』のフェリーのシーンに出てくる犯罪者です。彼はずっとスパイダーマンを恨んでいたのでしょうね。この予告だけではまだ全貌が見えてこない『〜ブランド・ニュー・デイ』ですが、ワクワクするシーンが多くすでに傑作の予感です。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
2026年7月31日(金)全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
TOPIC2)
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』出演者たちの気になる発言集!
謎だらけの『ドゥームズデイ』ですが、出演者たちの発言にヒントも?
クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース役)
“もう1作の撮影が始まる。そういうことさ”
クリス・エヴァンスの音声による「僕はある映画の撮影を始めていて、2ヶ月後にはもう1作が始まる。そういうことさ」という発言を、インスタグラムのユーザーJessica Zborowskiがアップ。これをComicbookmovie.comなど複数の情報サイトが報じ、これはエヴァンスが『ドゥームズデイ』に続いて、その続編『シークレット・ウォーズ』にも出演するという意味ではないかと指摘している。公式発表はまだだが、これは実現しそう。
クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース役)
デヴィッド・ハーバー(アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン役)
“3人のブロマンスが気に入っているよ”
ハーバーはトーク番組「エンターテインメント・トゥナイト」で発言。「アレクセイ(レッド・ガーディアン)と娘エレーナのシーンは、もちろん素晴らしい。それに、この映画のアレクセイは、ウィンター・ソルジャーと、ワイアット・ラッセルが演じるU.S.エージェントとも兄弟のような関係を築くんだ。この3人のブロマンスが気に入ってるよ。あの三角関係を演じるのは、すごく楽しかった」とのことで、そのシーンも楽しみ。
デヴィッド・ハーバー(アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン役)
ルイス・プルマン(ロバート・レイノルズ/セントリー役)
“全員に十分な登場シーンがあるよ”
『サンダーボルツ*』でMCU入りしたプルマンは「Esquire」誌のインタビューで、全員に十分な登場シーンがあると宣言。「すべてのキャラクターに、自分らしさを表現する瞬間がある。ルッソ兄弟監督は、それを描くのが上手い。彼らは誰も背景に埋もれさせないんだ。それに意外な組み合わせのペアも見られる。AとBが一緒に行動したらどうなるだろう? そんなファンの空想が実現するシーンがあるよ」。
ルイス・プルマン(ロバート・レイノルズ/セントリー役)
ジェームズ・マースデン(スコット・サマーズ/サイクロプス役)
“ウルヴァリンが恋しかった”
予告編にX-MENのサイクロプスは登場するが、ウルヴァリンが出演するかは不明。Comicbook.comでそれについて問われたマースデンは「僕はヒュー・ジャックマンが大好きで、ウルヴァリンとサイクロプスの関係性も好きだ。2人は兄弟のような関係なんだ。彼が耳元で吠えていない状態でこの役を演じても、心が弾まないよ。彼が恋しかった。あまり話しすぎないようにしたいんだけど、これが僕の答だ」と返答。これが本当なら、サイクロプスとウルヴァリンの共演シーンはなさそう?
ジェームズ・マースデン(スコット・サマーズ/サイクロプス役)
Photos by Getty Images





