予告編が解禁されるやいなや、その独創的でシュールな世界観が⼈々を魅了し、あらゆるSNS を通じて瞬く間に拡散された『ひつじ探偵団』。その熱は⽇本国内にも波及し、公開を熱望するファンの声が相次いだことで、当初の予定から⼤幅に前倒しされ、5⽉8⽇の⽇⽶同時公開が電撃決定した。

公開されるや、⽶批評サイトロッテン・トマトでは94%フレッシュと批評家からの⾼評価を獲得し、観客の満⾜度を⽰すポップコーンメーターでも96%の⾼数値を獲得。⽇本でもFilmarks 映画初⽇満⾜度ランキングで1位(5⽉第2週)となり、世界を虜にするもふもふの“メェ〜”探偵たちの勢いは留まるところを知らない。
きっかけはプロデューサーのかかりつけ医?
原作を知り「映画として最⾼のアイデア」と確信!
ミステリーの“英才教育”を受けて育ったひつじたちが、愛するご主⼈の殺⼈事件を解き明かす――。その⼤胆でユニークな設定だけで、思わず⼼をつかまれてしまう映画『ひつじ探偵団』。もふもふの愛らしいひつじたちが⾒せる名探偵ぶりはもちろん、ご主⼈との深い絆、仲間同⼠の友情、群れの中で⽣きることの難しさや死⽣観まで、本作には驚くほど豊かな感情とテーマが詰まっている。可愛らしさに笑い、謎解きに引き込まれ、気づけば⼼を動かされている――そんな唯⼀無⼆の物語として、公開されるやいなや世界中の観客を魅了し、国内外で熱狂的な⽀持を集めている。
本作の原作は、レオニー・スヴァンによるベストセラー⼩説「ひつじ探偵団」(原題︓Three Bags Full: A Sheep Detective Story)。2005 年にドイツで刊⾏されて以来、英語をはじめ30以上の⾔語に翻訳され、世界中の読者を魅了してきた異⾊のミステリーだ。プロデューサーのリンゼイ・ドーランは、かかりつけ医から「⽺飼いが殺され、その事件をひつじたちが解決する本」の話を聞いた瞬間、「これまで聞いた中で、映画として最⾼のアイデアのひとつだと思った」と確信したという。「ユーモアがあり、感情に訴えかけ、しかも⾮常にユニークなミステリーになる」――その可能性に魅了されたドーランは、実に19年もの歳⽉をかけて映画化を実現させた。

リンゼイ・ドーラン(左から4人目)、カイル・バルダ監督(同5人目)、クレイグ・メイジン(同6人目)Photo by Jamie McCarthy/Getty Images
脚本クレイグ・メイジンは企画を聞いてオファーを即決!
大切にしたのは「ひつじたちの視点」
脚本を⼿がけたのは「ハングオーバー︕」や「最ʻ恐ʼ絶叫計画」シリーズといったコメディ映画から、「チェルノブイリ」「THE LAST OF US」のような重厚なドラマまで幅広く⼿がけてきたクレイグ・メイジン。ドーランから企画を聞かされた彼は、「ひつじが⽺飼い殺しの謎を解くミステリーだと聞いた瞬間、『やる』と答えた。まず本を読めと⾔われて読んだが、やはり『やる』と何度も⾔った」と振り返る。
メイジンが⼤切にしたのは、「ひつじたちの視点」だった。「これはコメディであり、成⻑物語であり、殺⼈ミステリーであり、探偵物語でもある。しかしそれらをひとつにまとめるのは、“ひつじへの愛と喜び”というトーンだ。彼らの可愛らしい混乱が笑いを⽣み、彼らの知恵が美しさを⽣む。そして彼らが⽺飼いや仲間を深く愛していることが物語の核⼼になる」——メイジンのその⾔葉通り、本作では、ひつじたちの無垢で少し勘違いした世界の⾒⽅と、仲間やご主⼈を想うまっすぐな気持ちが、笑いと感動に満ちた唯⼀無⼆の物語を形作っている。

製作総指揮、監督——名立たるクリエイターたちも心動かされた『ひつじ探偵団』
製作が進む中、ドーランは⻑年の協⼒者たちを招いた。ワーキング・タイトルのエリック・フェルナーとティム・ビーヴァン、さらに、現在⼤ヒット上映中の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』で監督を務めたフィル・ロード&クリストファー・ミラーが製作総指揮として参加している。ロードは「彼⼥は会うたびにこのひつじの映画の話で⽬を輝かせていた」と振り返り、ミラーは「⼼温まるし⾯⽩く、感情に正⾯から向き合っている。それが特別さだ」と語る。本作が持つユニークさと普遍的な感動が、世界トップクラスのクリエイターたちの⼼を動かしたことを物語っている。
メガホンを取ったのは、『ミニオンズ』などで知られるアニメーション界の⻤才カイル・バルダ。「⾃分は"はみ出し者が困難を乗り越える物語"が好きだが、この作品はまさにそれ」と語る彼は、脚本を読んですぐに⼼をつかまれ、実際にひつじ牧場を訪れて理解を深めた。「密室ミステリーなので、農場と町は⾕に閉ざされた世界として描きたかった。同時に観客が位置関係をきちんと把握できる明確さも必要だった」と語り、アニメーションで培った経験を活かし、緻密な絵コンテによって作品全体のトーンや世界観を構築していった。
さらにスクリーンに登場するひつじたちは、極めて⾼度なVFXとアニメーション技術によって命を吹き込まれている。⽬標は「観客に⾒破られないほどリアルでありながら、会話もできるひつじ」を作ることだった。VFXスーパーバイザーのグラハム・ペイジはイギリス各地の農場を巡り、それぞれのひつじの個性を表現できる特徴を持つ品種を探したという。

つまり、ひつじたちにも“キャスティング”が存在したのである。実在のひつじをあらゆる⾓度からスキャンし、何百万本もの⽑のカールやねじれまで綿密に再現。制作陣が⼀貫して守ったのは「話すこと以外はすべて実際のひつじと同じ挙動にする」という原則であり、その圧倒的なこだわりによって⽣み出されたひつじたちは、リアルでありながら豊かな感情を宿し、観客を物語の世界へと⾃然に引き込んでいく。
本格ミステリーのスリル、思わず吹き出してしまうユーモア、そして仲間を想うまっすぐな気持ちがひとつになったこの物語は、観る者の⼼をやさしく包み込みながら、最後には⼤きな感動を届けてくれる。世界でただひとつの“メェ〜”宮ミステリー『ひつじ探偵団』。可愛らしさの先に待つ、驚き
と感動の結末を、ぜひ劇場で⾒届けてほしい。
『ひつじ探偵団』
5月8日(金)より全国の映画館で公開中
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

