ミランダのキーワードは「レガシー(遺産)」
時代を席巻し、“働く女性のバイブル”とも呼ばれる前作『プラダを着た悪魔』(2006)。ニューヨークでジャーナリストを目指すアンドレアが、誰もが憧れるファッション業界のトップ誌「ランウェイ」のカリスマ編集長ミランダのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで、奮闘する日々を送ることに。慣れないファッション業界や“悪魔”のようなミランダの理不尽な要求に、自分自身を見失いそうになりながらも、努力と挑戦で磨きをかけたアンドレアは、次第にミランダの信頼を勝ち得ていく――。どのシーンを切り取っても目を奪われてしまうほどファッショナブルな世界観から、誰もが共感し応援したくなるアンドレアの成長ストーリーまで、人生の煌めきが詰まった本作は、世界中の女性たちの憧れの存在に。劇場公開から20年経った今なお、“オシャレと仕事のモチベーション”として、多くの観客たちに大きなパワーを与え続けている。
世界中で大旋風を巻き起こしている『プラダを着た悪魔2』は、ファッション業界のアイコンである編集長ミランダと、その右腕ナイジェルがとある危機に直面。ミランダの元アシスタントのアンディが再び「ランウェイ」に戻ってくることに。さらに、元同僚のエミリーとも再会するが、いまやラグジュアリーブランドの幹部となった彼女は、「ランウェイ」存続の鍵を握る存在に・・・。別々の道で成長を重ねた4人それぞれの夢と野望がぶつかり合い、物語は思わぬ結末へと向かっていく――。

20年の時を経て、なぜこれほどまでに本作が多くの観客の心を捉え、揺さぶり続けているのか。メガホンをとったデヴィッド・フランケル監督が、脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナと共に手掛けた本作の根底に流れる重要なテーマについて、「変化は、私たち誰もがキャリアの中で経験するものであり、その変化にどう向き合っていくかは常に重要なテーマです。登場人物全員がその試練に立ち向かわなければなりませんが、ミランダにとってのキーワードは『レガシー(遺産)』でした 」と、前作から愛されている本作に欠かせないキャラクター、ミランダのキーワードを語る。
「影響力や文化的意義が薄れつつあるものを、どうすれば存続させられるのか?明らかに『レガシー』と呼べる出版物(ランウェイ)を、どうすれば人々に今なお重要だと感じさせられるのか?それは彼女の個人的なレガシーについても言えることです。もしこれが自分の人生をかけて成し遂げたことだとしたら、それをやめた時、人々は自分の功績をどう記憶にとどめてくれるだろうか?」と続けて語り、移り変わる時代の試練に立ち向かうミランダの葛藤や感情を深く描いた。
この監督が仕掛けたミランダの深いテーマ性と、前作から20年が経過した現代ならではのリアルなビジネスの厳しさに呼応するかのように、SNS上ではキャラクターやテーマを巡る“多層的な会話”が勃発。SNSでは「完璧じゃない正解もわからない。人と人同士の物語にものすごくパワーを貰えた。『それでも仕事が好き』ミランダのセリフが何よりかっこよかったなあ」「前作から変化したミランダの姿に哀愁を感じるように。それでも、『仕事が好き』だという変わらぬ価値観にはグッときたし、人生で本気で仕事する時間があってもいいと思わされた」「20年経って時代も変化してミランダ自身も変化している中でもブレなかった"仕事が好き"その想いが私はとても好き」と、単なる映画の感想にとどまらず、観客自身の人生やキャリアと重ね合わせるような声が上がっている。
『プラダを着た悪魔2』大ヒット上映中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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