“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの軌跡を描く映画『Michael/マイケル』が6月12日(金)より全国公開される。この度、公開に先駆けてジャパンプレミアが開催。映画でマイケル・ジャクソン役を務めるジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・ヴァルディ、そしてプロデューサーのグレアム・キングらが来日を果たした。

人類史上最も売れたアルバム「スリラー」を生み出し、そしてムーンウォークをはじめとした革新的なダンスで、音楽と映像表現の概念そのものを塗り替えた唯一無二の存在、マイケル・ジャクソン。彼の生み出したサウンド、リズム、そしてパフォーマンスは、時代や国境を越え、今なお世界中のアーティストたちの創造の源泉となり続けている。

映画『Michael/マイケル』では、そんなマイケルがジャクソン5の一員としてその才能を見出された幼少期から、ソロアーティストで世界最高のエンターテイナーへと駆け上がっていくまでの軌跡を、『ボヘミアン・ラプソディ』の製作を務めたグレアム・キング、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズでのアントワーン・フークア監督、主演にはマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンを迎え、全27曲におよぶマイケルの名曲の数々と共に圧巻のスケールで描く。

今回のジャパンプレミアにはマイケル役を務め、待望の初来日となったマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソン、SNSに投稿したマイケルダンス動画でも注目を集めている幼少期のマイケル役のジュリアーノ・ヴァルディ、『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けた名プロデューサーのグレアム・キング。さらにマイケルの長男のプリンス・ジャクソンや、マイケルの顧問弁護士で長年のビジネスパートナーだったジョン・ブランカも来日を果たした。

マイケルへの想い溢れるゲスト&ファン集結のレッドカーペットパーティー

「レッドカーペットパーティー」の会場には、およそ450名のマイケル愛溢れるファンが集結。イベント開始前には、マイケルDJの第一人者であるChibiChaelによるDJプレイを実施。次々と披露されるマイケルのヒット曲で会場が熱気に包まれる中、至る所でダンスを披露するファンの姿も。さながら会場はダンスフロアの様相を呈した。

画像: マイケルへの想い溢れるゲスト&ファン集結のレッドカーペットパーティー

そんなレッドカーペットにまずやってきたのは、マイケル愛あふれるダンサーたち。沿道のファンに向けてキレのあるダンスを披露すると、会場は大歓声。この日の祝祭のはじまりを高らかに宣言した。その後も、およそ1000名の一般応募の中から選ばれた10組20名のマイケルファンや、インフルエンサー、音楽関係者らマイケルを愛する各界の著名人たちが次々と登場。さらに中山秀征、アンミカ、ハリー杉山ら人気タレントが次々と会場に登場し、思い思いのマイケルポーズを披露。会場を大いに盛り上げた。

さらに会場には香取慎吾、ちゃんみな、米倉涼子、綾小路翔、関口メンディーといった豪華ゲストも来場し、会場は興奮のるつぼに。会場にやってきたゲストはレッドカーペット入口付近に設置された「TOKYO MICHAEL」と記されたL字型オブジェの前で思い思いにポーズを決めるなど大盛り上がりとなった。

会場の音楽が「ビリー・ジーン」に変わると、会場の空気は一変。最初に車から登場したのは、本作の主人公・マイケル・ジャクソンを演じるジャファー・ジャクソン。ファンからのサインにも気さくに応じた。続いて会場にやってきたのは幼少期のマイケルを演じたジュリアーノ・ヴァルディ。沿道のファンに向けて手を振るヴァルディに、会場からは大きな歓声がわき起こった。さらにプロデューサーのグレアム・キングも来場し、各自、ファンからのサインに気さくに応じるなど、会場は大盛り上がりとなった。

レッドカーペットにはマイケルの⻑男であるプリンス・ジャクソン、マイケルの顧問弁護士で⻑年のビジネスパートナーだったジョン・ブランカに加えて、トラヴィス・ペイン、ケント・モリ、ユーコ・スミダ・ジャクソンといったマイケルにゆかりの深い人物たちも次々と来場し、ジャパンプレミアの会場を華やかに彩った。

来日ゲスト登壇のレッドカーペットステージでは撮影秘話が続々と!

続けて行われた「レッドカーペットステージ」には、ジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・ヴァルディ、グレアム・キングが登壇。日本でマイケルをこよなく愛するファン代表として、香取慎吾とちゃんみなも祝福に駆けつけ、マイケルをイメージした赤い花束をゲストたちにプレゼントした。

一足先に本編を鑑賞したという香取は「最高の映画をありがとうございました!」と興奮を隠しきれない様子で映画を絶賛。「1988年、僕が10歳のときに、東京ドームのライブを最前列で見させてもらって。そのときステージのマイケルと目が合って、僕のやりたいことはこれなんだ、マイケルのように輝きたいと思ったんです」と自身の原点を回想。その後、テレビ番組で共演することができたという香取。その時のことを「想像以上に大きくて、愛にあふれた方でした」と振り返った。そんな思い入れの深い相手ゆえに、「この映画を観て、マイケルに会えました」と感じたそうで、「本当に感動したし、興奮しました。マイケルが教えてくれた興奮と感動を呼び起こしてくれた。映画が始まって半分もいかないうちに『もう一回観たい』と思った。こんな映画は初めて」と興奮気味にコメント。そんな香取から「歌っていて楽しかった曲は?」という質問を受けたジャファーが「BADだね」と返すと、会場からも賛同のリアクションが。

一方のちゃんみなは、「何回も観たい映画でした」と語ると、「この映画を通してマイケルからもらったメッセージは?」と質問。それにはジャファーが「この映画でやりたかったのは、彼の人間性を可能な限り捉えること。彼が他の方に対しても思いやりを持ち、世界中に笑顔を浮かべてほしいという思いがあり、そう望んでいたこと。その辺が伝わるとうれしいですね」とコメント。ヴァルディも「マイケルがこの映画を観て、よくがんばったね、すごく良かったよと言ってもらいたい」とコメント。グレアムは「マイケルは音楽を通して、人々を団結させたように、この映画で世界中の人々を繋げたいと思っている」と続けた。

ちゃんみなからは「ダンスをしているときにどこか傷めた場所はありますか?」というダンサーならではの質問も。それにはジャファーが「足首とつま先です」、そしてヴァルディが「膝と腰です」と返して、会場を笑わせた。さらに香取が感銘を受けたのは、マイケルの代表曲のひとつである「スリラー」のMVの撮影風景が映画に描かれていることだったという。「画面で観ていたものの裏側を見ることができてうれしかった」と興奮気味に語った香取に対して、プロデューサーのグレアムも「あそこはマイケルが実際に『スリラー』を撮影したのと同じ道で撮影したんです。しかもその日は満月だったんですよ」と撮影秘話を明かした。さらにジャファーも「実は僕も小さい頃に初めて見たのが『スリラー』でした。実際にロケをした場所で再現できるというのは、役者としてもファンとしてもたまらない経験。二晩にわたる撮影でしたが、間違いなくあの場所にはマイケルがいました」と奇跡的な瞬間を振り返った。

世界中でプレミアが行われてきた本作だが、日本はワールドツアーの最終地。ジャファーは「僕が生まれる前から日本の皆さんがマイケルをずっと応援してくれて。僕もマイケルが来日した時の映像を見させていただいて、マイケルへの愛をしっかりと感じました。だからこそ東京が最後のツアーの最終地となったのは、最高の結末になったなと思います」と日本のファンへ感謝を伝えた。そして最後は会場一体となって「ウィー・ラブ・マイケル!」と大合唱。大盛り上がりのうちにイベントの幕を下ろした。

“歌って、踊って楽しんでほしい”ーファンへの感謝を語った舞台挨拶付き上映会

そしてその後、来日ゲスト一行は本作のプレミア上映が行われるTOHOシネマズ 六本木ヒルズへ移動。観客からの大きな歓声に迎えられたジャファーは「僕が本当にうれしいのは、観客の皆さんが映画を観て歌ったり踊ったりしてくれることなんです。ぜひ日本でもそうなってもらえたら」と感慨深い様子であいさつ。

続いてプロデューサーのグレアムは「先週、逝去されたマイケル・ジャクソン・エステートのジョン・マクレインさんに、今日のスクリーニングを捧げたいと思います。彼はこの映画をサポートしてくれました」と故人を偲ぶ場面も。さらに「現在、世界中でこの映画が公開されているのですが、『どの国が一番この映画を観ているのか』、『誰が踊りがうまいか?』といったことを、皆さんがSNSで競い合っています。でもきっとこれからは日本が一番になると思っています」と語ると、客席からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。

約2年間、マイケルの旧宅「ヘイヴンハースト」に滞在し、毎日リハーサルを重ねて役作りに挑んだというジャファー。「マイケル自身の仕事に対する姿勢。完璧を求めるやり方を自分に刻み込んで向かいました。これはダンスにおいても演技においてもそうでした。それは大きな挑戦ではありましたが、皆さんの反応を見て、それが報われたなと思いました」と語ると、「この作品を通じて演技の世界に足を踏み入れたわけですが、その第一歩がマイケル・ジャクソンを演じるということで、こんな光栄なことはありません。もちろんマイケルを演じることに対して、信憑性を持たせないといけないわけですが、それが可能となったのも、家族、神さま、そしてマイケル自身のおかげだったと思います」と振り返った。

また 「『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットを経て、なぜマイケルを選んだのか?」という質問にグレアムは「フレディ・マーキュリーへのリスペクトはもちろんありますが、その次となると“キング”を扱うしかないと思ったんです。彼は非常に複雑な人間ですが、その複雑さを分かりやすく伝えたいという気持ちもありました。マイケルを知らない世代の若い人たちにもマイケルを紹介したいと思った。この映画をつくるのに時間がかかってしまいましたが、今日ここに立つことができて、満足感でいっぱいです」と誇らしげに語った。

そして世界的大ヒットを果たした本作を通じて、多くの人が知る存在となったヴァルディだが、そのことについて質問されると「普通に道を歩いていても気づかれないことが多いけれど、ダンスをし始めるとすぐバレちゃうんだ。だからなるべく踊らないようにしてるんだけど、難しいね」とおどけてみせて、会場を沸かせるひと幕もあった。

そして最後のメッセージを求められたジャファーが「ふたりが言った通り、歌いたい時は歌って、踊りたくなったらぜひとも踊っていただきたいと思います。そしてマイケルについて知らないことがありましたら、それをひとつでも発見していただけたらうれしいです。本当にわたしたちの愛と思いをたくさんこめてつくった作品なので、皆さまにもたくさん楽しんでいただきたいです」とメッセージを贈り、イベントは幕を下ろした。

『Michael/マイケル』
6月12日(金)全国公開
配給:キノフィルムズ
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