ハリウッド大作が上映されなかった今年のカンヌではありますが、それでも世界最大級の国際映画祭であることに変わりなく、国際的な豪華セレブが集って何かと話題を提供してくれました。中でも記者たちを釘付けにしたゴシップ&レッドカーペット・ファッションをセレクト!(文・まつかわゆま(ゴシップ)、米崎明宏(ファッション)/デジタル編集・スクリーン編集部)
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ゴシップ in カンヌ2026

クリステン・スチュワート、カンヌのコードを変えた女優

画像: 透け感のある衣装とナイキでフォトコールに現われたクリステン Photo by Dominique Charriau/WireImage

透け感のある衣装とナイキでフォトコールに現われたクリステン
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男性はタキシード、女性はドレスにハイヒールというソワレのドレスコードを打ち破ったクリステン・スチュワート。始まりは2018年、ピンヒールを脱ぎ捨て裸足で大階段を上がり「男性に求めないことを私にも求めないで」とコメント。以来今年はどう来るクリステンと期待されて来たが、今年はシャネルのロングドレスに黒いコンバースで現れた(次頁参照)。カンヌもとうとうソワレ女性の靴コードを「エレガントなフラットシューズやサンダルも可」と変えた。ジュリア(ロバーツ)やケイト(ブランシェット)の応援もあったけど、なんといっても毎回抗い続けたクリステンの大金星!!

別れてもぉ~、パパとママ~♫ 息子とレカペのカネ&コティヤール元夫妻

画像: 『カルマ』のレッドカーペットに出席した(右から)ギヨーム・カネ、ドゥニ・メノーシュ、マリオン・コティヤール、そしてギヨームとマリオンの息子マルセル Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images

『カルマ』のレッドカーペットに出席した(右から)ギヨーム・カネ、ドゥニ・メノーシュ、マリオン・コティヤール、そしてギヨームとマリオンの息子マルセル
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2007年から付き合いはじめ、2人の子どもを設けたマリオン・コティヤールとギヨーム・カネ。理想のカップルとして知られてきたのに昨年18年の関係に終止符を打つ。付き合い始めてからは監督と女優としての共作も多かったふたりの最後の作品になるかもしれないのがコンペ外作品『カルマ(原題)』。主演女優と監督なのでもちろん二人でレカペに登場。ぎこちないツーショットを見せていたが、一緒に登場した15歳の長男マルセルとは別れてもパパとママであることをアピール。カネは両親も連れてきていて、ファミリーのリユニオン、という感じになっていた。

名誉パルムのサプライズ授与に涙涙のトラヴォルタ

画像: 名誉賞を受け感動のトラヴォルタ Photo by Aurore Marechal/Getty Images

名誉賞を受け感動のトラヴォルタ
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カンヌプレミア作品として上映されたジョン・トラヴォルタの初監督作『プロペラ・ワンウェイ・ナイトコーチ』。トラヴォルタが飛行機好きになった原点を描く自伝的作品で、叔母や娘も出演している。ドビュッシー劇場の舞台挨拶に登場したトラヴォルタに総代表ティエリー(フレモー)がサプライズで名誉パルムの授賞を告げると感極まって涙を見せた。大ヒット娯楽作の監督や主演スターという“権威ある賞には嫌われるけれど、映画ファンには神様”的な人に授与する近年の名誉パルム。劇場総立ちの感激的瞬間だった。

誰よりも華やかに、誰よりも美しく。そう、私はデミ・ムーア!!

画像: 審査員の一人だったデミ・ムーアが連日のように豪華なファッションを見せてくれた Photo by Marc Piasecki/FilmMagic

審査員の一人だったデミ・ムーアが連日のように豪華なファッションを見せてくれた
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おととし『サブスタンス』でカムバック、セルフパロディかと話題をさらい、縁がなかったオスカー主演女優賞にもノミネートされたデミが審査員としてカンヌに帰ってきた。一説によると骨折したジェイコブ・エロルディの代わりに入ったとも聞くが、そんなの関係ない!私を誰だと思うの?デミ・ムーアよ!とばかり毎日飛び切りのドレス姿を披露、レカペの女王として君臨。巨大なリボン、ながーい透けトレーン、エリマキトカゲかという立ち襟、布袋様かという袋袖つきドレスなど個性的で華やかなドレスは毎日目を楽しませてくれました。

巨大メディア企業が支配する未来にブーイング!

画像: 映画祭内で行われた国際ドラマの祭典“カンヌシリーズ”のアイコン賞授賞式に出席したCANAL+の副社長ジャン=マルク・ジュラミ Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images

映画祭内で行われた国際ドラマの祭典“カンヌシリーズ”のアイコン賞授賞式に出席したCANAL+の副社長ジャン=マルク・ジュラミ
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映画祭中盤、映画のクレジットにCANAL+(仏最大のケーブルテレビ・配信メディア)が現れるとブーイングが起こるのに気が付いた。何が起こっているかというと、CANAL+ をはじめとしたメディア各社を率いる実業家が大手シネコンへの出資を増やし、映画界の垂直統合(企画・資金調達・製作・配給・興行を一つの会社ですること)を企んでいて、それに反対する映画人が反対署名を集めたら、署名した人とは仕事しないとCANAL+のCEOが表明したという。確かにフランス映画文化の未来にかかわる問題。ブーイングも起こるはずだと納得。

バーブラ・ストライサンド、授賞式欠席で代理人イザベル・ユペールが名誉賞を受け取る

画像: 閉幕式での名誉賞授与式にケガの治療で欠席したバーブラはビデオ・メッセージを Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images

閉幕式での名誉賞授与式にケガの治療で欠席したバーブラはビデオ・メッセージを
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女性で一番オスカー監督賞に近いといわれながら無視されてきた大歌手にして映画人ということで名誉パルムを受賞するはずだったバーブラ。が、17日になって膝のけがの治療のためカンヌ行きをあきらめると発表された84歳。というわけで代理を指名されたのがイザベル・ユペール。68年にオスカー主演女優賞受賞の舞台でバーブラがまとった有名なミニドレス(白い襟とカフスが付いた透けたミニドレスでワーストにいつもランクインしているアレ)にインスパイアされたスパンコールのドレスで登場。女性映画人のパイオニアとしてのバーブラを讃えました。

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