「自分らしくいること」の大切さを教えてくれた不朽の名作「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ。20年経った今も色褪せないその魅力の秘密と、世界へ羽ばたいたキャストたちの現在の姿に迫ります。(文・山崎ともみ/デジタル編集・スクリーン編集部)
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今なお色褪せない!
イースト高校の眩しすぎる青春

2006年の第1作目放送から約20年。当時、世界中で社会現象を巻き起こしたディズニー・チャンネル発のテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル(以下、HSM)』は、今なおSNSで楽曲がトレンド入りしたり、キャストの同窓会動画がバズったりと、その人気は全く衰えを知りません。

2019年からは次世代の活躍を描いたドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」も制作され、全4シーズンにわたるヒット作となりました。

時代や形を変えてもこの作品が愛され続けるのは、最高にワクワクさせてくれる歌とダンス、そして何より、魅力溢れるキャラクターたちがいてこそ。今回は、イースト高校で青春を過ごした個性豊かな面々と、彼らに命を吹き込んだキャストたちの「今昔」を振り返りつつ、思い出に浸ってみましょう。

1作目放送当時18歳だったザック・エフロンは、トロイ役の印象そのままに当時のティーンを虜にしたディズニー・チャンネルの王子様でした。

その後は『ヘアスプレー』などのミュージカル作品はもちろん、殺人鬼を怪演した『テッド・バンディ』、過酷な肉体改造で伝説のプロレスラーを演じた『アイアンクロー』など、多種多様な作品への出演を重ね、今では世代を代表する骨太な実力派映画スターに。2023年にはハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」への殿堂入りも果たしました。

美声を持つ清純派ヒロイン、ガブリエラ役のヴァネッサ・ハジェンズは、映画だけでなく舞台の世界でも圧倒的な歌唱力を発揮してきました。「GIGI」や「RENT」など名作ミュージカルへの出演も高評価。近年では私生活で結婚・出産を経て、ますます輝く彼女から目が離せません。

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声優、プロデューサー、舞台の第一線
多才な個性が開花したそれぞれの“今”

高飛車だけど憎めないファッションリーダー、シャーペイ役のアシュレイ・ティスデイルは、あの唯一無二のコメディセンスと愛らしい声を活かし、アニメ「フィニアスとファーブ」のキャンディス役など声優としても大活躍。プライベートでは二児の母となり、上の娘ジュピターがシャーペイになりきる様子をSNSに投稿してファンを沸かせていました。

そんなシャーペイの双子の弟ライアン役、ルーカス・グラビールは、ドラマ出演や声優だけでなくプロデューサーとしてもその手腕を発揮。トロイの相棒チャド役のコービン・ブルーは、大ヒットミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「キス・ミー・ケイト」、ブロードウェイ・ミュージカルの「グレート・ギャツビー」などで、高い歌唱力とダンスを武器に、舞台の第一線で今も観客を魅了し続けています。

さらに、ガブリエラの親友で才女のテイラー役、モニーク・コールマンは、俳優活動と並行して若者の力になる為の社会貢献活動に注力。国連に任命されたユース・チャンピオンとして日本を含む世界中を飛び回りました。そのマルチな活躍っぷりは、まるで成長したテイラーを見ているかのよう!

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粒揃いの若手スターだった彼らは現在、HSMが届けてくれたメッセージを体現するように、一人ひとりがそれぞれの場所で自分らしく輝いています。そして何よりファンを熱くさせるのは、キャスト陣が今でも作品を愛し、互いをリスペクトし合っていることです。

まさに彼らがあってこその『ハイスクール・ミュージカル』。キャストたちも、ファンである私たちも、これからも変わらずこのシリーズの全てを愛し続けることでしょう。そして最高にハッピーで優しい「みんなスター!/We’re All In This Together」を聴きに、何度だってあのイースト高校の体育館へ帰りたくなるのです。

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