クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』が9月11日(金)より公開を迎える。この度、現地時間7月6日(月)に本作のワールドプレミアが実施され、マット・デイモンらキャスト陣とクリストファー・ノーラン監督が登場した。

ノーラン監督「この壮大な世界に没入して楽しんでほしい」

イギリス・ロンドンのオデオン・ラックス・レスタースクエアにて、開催された本作のワールドプレミア。プレミア会場には、『オデュッセイア』劇中で圧倒的な存在感を放つ巨大な「トロイの木馬」のモチーフをはじめ、荒れ狂う海や砂浜をイメージしたカーペットや壁面セットが大胆に設置され、作品の世界観が再現された。会場周辺には大勢の熱狂的なファン、そして世界各国から集結したメディアが集まった。

画像: マット・デイモン

マット・デイモン

特設会場に登場した、苛烈な運命に立ち向かう主人公オデュッセウス役のマット・デイモン。クラシカルで洗練されたライトグレーの3ピーススーツに身を包み、大作の主演にふさわしい堂々たる佇まいで会場を圧倒した。

画像: トム・ホランド

トム・ホランド

さらに、オデュッセウスの帰還を信じ、過酷な宿命に耐え続ける息子テレマコス役のトム・ホランドは、スタイリッシュな黒のダブルブレストスーツをスマートに着こなし割れんばかりの歓声を浴びた。

画像: アン・ハサウェイ

アン・ハサウェイ

気高き妻ペネロペ役のアン・ハサウェイは、“海”を想起させる鮮やかなロイヤルブルーのシフォンドレスを纏い、神話的な美しさで観客を魅了。冷徹な野心を宿す求婚者アンティノオス役のロバート・パティンソンは、質感のあるグレーのセットアップに黒のタイを締め、無機質でありながら強烈な存在感を放つ着こなしを披露した。

画像: ゼンデイヤ

ゼンデイヤ

神秘的なオーラを放つ女神アテナ役のゼンデイヤは、エッジの効いた白いコルセット風のトップスに、煌びやかなロングスカートを合わせた前衛的なルックで会場の視線を独占。女神カリュプソ役のシャーリーズ・セロンは、深いスリットの入った漆黒のベロアドレスに白い大ぶりのスリーブが映える高貴な着こなしで圧倒的な気品を放った。

カーペット上でのインタビューに応じたオデュッセウス役のデイモンは、「この役を演じられたことは非常に幸運で、現場にいることに毎日喜びを感じていました。全編IMAX®撮影は決して簡単ではありませんでしたが、カメラチームはF1のピットクルーのように素早く機材を入れ替え、俳優同士で技術的な課題を乗り越え、チーム一丸となって限界に挑んだ経験は素晴らしいものでした。これほど誇りに思えるチームの一員になれたことはありません」と感慨深げにコメント。

オデュッセウスの息子テレマコス役のホランドは、「ノーラン監督のファンとしても歴史的な瞬間の一部になれたことに興奮しています。撮影現場では、監督が作り出す家族のような連帯感と、全スタッフが卓越したものを目指して懸命に働く姿に驚かされました。今回が青年を演じられる最後のチャンスでしょうし、青年から大人へと成長する旅路を演じられたこと、そしてマット・デイモンの背中を追うことができたことを誇りに思っています」と敬意をにじませた。

オデュッセウスの妻ペネロペ役のハサウェイは「ノーラン監督の現場なら、壺の役でも喜んで受けるというほど熱望していました。私が演じたペネロペというキャラクターは、非常に複雑で多面的な女性として描かれており感銘を受けました。主演のマット・デイモンは私たちのヒーローであり、彼の身体的な献身とリーダーシップから多くを学びました」と、ノーラン監督そしてデイモンへの絶大な信頼を明かす。

アンティノオス役のパティンソンは、「ノーラン監督は、野心に溢れ、俳優に寄り添い、演技を引き出すことに長けてる最高の監督です。再び組めたことを光栄に感じています。本作の撮影の規模は、(私が出演した)前作『TENET テネット』の5倍ほどに感じました。今回演じたアンティノオスは、自分の望みに忠実でペネロペを深く愛する“現実主義者”。悪役ではあるけど悪人ではないキャラクターです」と、規格外の現場と自身の役どころの深みを語った。

画像: ルピタ・ニョンゴ

ルピタ・ニョンゴ

また、ヘレネとクリュタイムネストラという一人二役を演じたルピタ・ニョンゴ。「特にヘレネについては、美しさという象徴の裏側にある“一人の女性としての苦悩や重荷”を探求しました。また、IMAX®カメラの大きな作動音対策や、相手役と目を合わせるためのミラーシステムなど、特殊な撮影環境がむしろ演技への深い没入感をもたらしてくれました」と、謎に包まれたキャラクターの背景と、全編IMAX®撮影の驚くべき舞台裏を明かした。

女神アテナ役のゼンデイヤは、「長年のノーラン監督ファンとして、革新的というだけでなく、映画製作や劇場に行くべき理由の核心を大切にするチームの一員になれたことに感謝しています」と熱い想いを語った。

画像: シャーリーズ・セロン

シャーリーズ・セロン

女神カリュプソ役のシャーリーズ・セロンは、「ノーラン監督との仕事は夢が叶った思いです。カリュプソを演じる上では、単なる悪役や悲劇的な人物といった二元的な存在ではなく、多面的で、感情的に美しく生々しいキャラクターとして表現することに注力しました。ノーラン監督の演出は非常にニュアンスに富み、明確で、俳優を安心させてくれる素晴らしいものでした」と、役への強い思いと監督の卓越した演出手腕を称えた。

画像: クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス

クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス

そしてメガホンを取ったノーラン監督は、「ホメロスの原案を現代に翻案するにあたり、ペネロペやカリュプソといった女性キャラクターの内面やリアリティを深く追求することを重視しました。アン・ハサウェイやシャーリーズ・セロンといった知的な俳優たちとの共同作業が、キャラクターに命を吹き込むインスピレーションになりました」と手ごたえを明かす。そして「本作は、史上最高の冒険物語の一つです。ぜひ大きなスクリーンで、大勢の観客のみなさんと一緒に、この壮大な世界に没入して楽しんでほしいです」と、劇場での鑑賞を強く呼びかけた。

映画初披露となった本プレミアでは、早くも海外メディアから「ノーラン監督最高傑作」「ノーランが自らの限界を超え、映画の最高到達点に」「現代最高の監督による壮大なる英雄譚」「キャスト陣のキャリア史上最高の演技」「息をのむようなアクションシーンを備えた作品」「全編IMAX®による壮大な映像美、圧倒的な没入感とかつてない映画体験」「多くの考察に値する傑作」「神々ですら、この衝撃を予測できなかった」など、絶賛の声が続々と上がっている。

画像: クリストファー・ノーラン監督超大作『オデュッセイア』US版最終予告 youtu.be

クリストファー・ノーラン監督超大作『オデュッセイア』US版最終予告

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さらに、本作のUS版最終予告も公開。映像は、難破の末に打ち上げられた海辺でオデュッセウス(マット・デイモン)が目を覚ますシーンから始まる。女神アテナ(ゼンデイヤ)から「覚えてないの?」と雷、炎、そして死の記憶を突きつけられたオデュッセウス。過酷な運命を思い出しながらも、「覚えているのは妻と、息子、故郷だ」と家族の元へ生きて還るという強い意志を言葉に宿す。

一方、故郷のイタケ王国では、不在の王オデュッセウスに代わり国を支配しようと、王妃ペネロペ(アン・ハサウェイ)に迫る求婚者アンティノオス(ロバート・パティンソン)の冷徹な影が忍び寄る。一度も会ったことのない父親を想う息子テレマコス(トム・ホランド)を「腰抜け」と容赦なく罵るアンティノオスに対し、テレマコスは「私が王位に就く」と果敢に立ち向かい、ペネロペもまた「王は帰還します」と気高く言い放つ。映像には、兵士を引き連れて荒波を突き進むオデュッセウスの姿や、すべてを呑み込む巨大な渦潮、圧倒的な迫力で迫り来る巨人兵たちの姿も映し出されている。

そして、この度、国内でのIMAX®上映も決定。本作は、クリストファー・ノーラン監督が20年越しの念願を叶え、長編映画史上初となる「全編IMAX®フィルムカメラ撮影」を敢行した作品。過去に『オッペンハイマー』『インターステラー』『ダンケルク』でタッグを組んできた、アカデミー賞®受賞撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマとともに前代未聞の映像世界を完成させている。

なお、7月10日(金)から7月16日(木)の1週間限定で、グランドシネマサンシャイン 池袋と109シネマズ大阪エキスポシティにて、ノーラン監督作品『インターステラー』と『TENET テネット』のIMAX®特別上映も決定している。

『オデュッセイア』
9月11日(金)全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
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