ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演『ブゴニア』のもととなった韓国映画『地球を守れ!』が、4Kレストア版として2026年10月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田ほかにて全国順次公開されることが決定した。2003年に韓国で公開された本作は、今回が日本初の一般劇場公開。あわせて、本作のキービジュアルと予告編も解禁された。

伝説的カルト・ムービーが4Kレストアで蘇る!ろくでもない宇宙人を捕まえた…

本作は、のちに『ファイ 悪魔に育てられた少年』、『1987、ある闘いの真実』を手がけるチャン・ジュナン監督の長編デビュー作。
地球を救うために、宇宙人と信じ込んだ男を誘拐する青年の姿を、ブラックな笑いと激しい暴力、胸を突く悲しみを交えて描き出します。また、韓国を代表する撮影監督ホン・ギョンピョが捉えた、暗がりに浮かぶ人物の表情や、奇妙な装置がひしめく地下室の不穏な空間も見どころ。世界各地の映画祭で注目を集め、20年以上の時を経て『ブゴニア』へと受け継がれた異色作が、4Kレストア版で日本の映画館についに登場。
なお、11/6(金)からは本作の公開を記念してキネカ大森にて『ブゴニア』の再上映も決定している。

地球は宇宙人に侵略されようとしている。その危機を防げるのは自分だけだと信じる青年ビョングは、恋人スニとともに、化学会社の社長カンを誘拐する。彼こそが人間に姿を変えた宇宙人だと確信し、地下室に監禁して、その正体を暴こうとするビョング。一方、カンはあらゆる手を使って脱出を図る。地球を救うという使命感に突き動かされたビョングの尋問は、やがて予測不能の攻防へと発展していく。
宇宙人による侵略という奇抜な設定の本作は、地下室で繰り広げられる二人の攻防から、個人の傷と社会への不信、さらには地球の命運へと物語を広げていく大胆な構成が特徴。ブラックコメディと犯罪スリラー、SFを横断する本作は、のちにヨルゴス・ランティモス監督、アリ・アスター製作参加の『ブゴニア』としてリメイクされた。
ビョングを演じるのは、『復讐者に憐れみを』のシン・ハギュン。宇宙人の存在を語る確信に満ちた口調と、怒りや不安が露わになる表情によって、奇妙な装備に身を包んだ青年に切実さを与えている。

撮影を担当したのは、のちに『パラサイト 半地下の家族』を手がけるホン・ギョンピョ。地下室の青緑の光と、顔や血にまみれた手を照らす赤。地下室の暗がりに浮かぶ人物の顔や奇妙な器具、表情に迫るクローズアップが、コミカルなやり取りのなかに不穏さを漂わせる。4Kレストアでより鮮明となった、韓国を代表する撮影監督による大胆な映像表現にも注目。監督のチャン・ジュナンは、本作で2003年のモスクワ国際映画祭監督賞を受賞。韓国でも青龍映画賞、大鐘賞の新人監督賞に輝いた。『ブゴニア』によって再び関心を集める韓国発のカルト・ムービーが、4Kレストア版で、ついに日本初の一般劇場公開を迎える。

画像: 『地球を守れ! 4Kレストア版』【予告編】2026年10月30日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田ほかにて全国順次公開 youtu.be

『地球を守れ! 4Kレストア版』【予告編】2026年10月30日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田ほかにて全国順次公開

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今回解禁されたキービジュアルでは、椅子に拘束されたカンを中央に、ライト付きのヘルメットと黒い装束を身に着けたビョングとスニが並んでいます。笑顔を見せるビョングと、無表情の二人。その背後には奇妙な器具が広がり、記念写真のような構図と監禁の光景が、可笑しさと不穏さを同時に表現している。紫がかった背景に鮮やかな緑のタイトルが浮かび、「ヨルゴス・ランティモス監督の『ブゴニア』としてリメイクされた伝説的カルト・ムービーが4Kレストアで蘇る!」のコピーが、今回の公開への期待を高める。

あわせて解禁された予告編では、「地球を守れるのは俺たちしかいない」と語るビョングの姿から奇想天外な世界が広がっていきます。カンを宇宙人と断定し、「お前の故郷は アンドロメダ星だろ」と迫るビョング。宇宙人の急所を記したノートや、尋問に持ち出される“塗る湿布”など、奇抜な発想が次々に飛び出す一方、血にまみれた手や激しいアクション、爆発のイメージが畳みかけられる。誘拐事件が地球規模の危機へとつながっていく、先の読めない物語と、4Kレストアで蘇る鮮烈な映像世界を垣間見せる予告編となっている。

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