母娘で輝かせた、フランスの女性映画『愛しのベイビー』
リサ・アズエロス監督と、娘の女優タイス・アレサンドランが、マリー・ラフォレから続く、映画人生三代のDNAを語る
髙野てるみの『シネマという生き方』VOL.33
新コロナウイルス感染拡大により、映画界は大打撃を受けています。カンヌ国際映画祭をはじめ、日本でも2020年6月25日から28日まで開催予定だった「フランス映画祭2020横浜」も延期になりました。この映画祭の再開催を願って、昨年の同映画祭上映作品の一つ、『愛しのベイビー』のリサ・アズエロス監督と主演女優タイス・アレサンドランのインタビューをご紹介します。アズエロス監督は、昨年11月に惜しまれながらも逝去された、フランスの名女優マリー・ラフォレの娘で、アレサンドランの母でもあります。母・娘・孫の女性三代に繋がる、映画の世界に生きる想いをうかがいました。(※トップ写真 リサ・アズエロス監督、女...