『半世界』
阪本順治監督インタビュー
『エルネスト もう一人のゲバラ』(17年)、『人類資金』(13年)、『北のカナリアたち』(12年)などの阪本順治監督が完全オリジナル脚本の『半世界』を完成させた。美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の紘役を稲垣吾郎、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役を渋川清彦が演じ、紘の妻の初乃を池脇千鶴が演じている。「人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通る葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描いた今作の製作秘話や、グローバリズムな作品を過去に手掛けたことで気付いたこと、影響を受けたというドイツ映画などについて阪本監督が語った。