“子どもの頃の夢はダンサー” 阪口珠美が舞台『醉いどれ天使』の艶やかなダンサー・奈々江役で新境地へ【インタビュー】
名匠・黒澤明と、その多くの作品で主演を務めた三船敏郎が初めてタッグを組んだ映画「醉いどれ天使」。映画公開の約半年後に舞台作品として上演されたという。当時の台本は長い間眠っていたが、近年発見され、2021年に舞台化し大盛況のうちに幕を閉じた。そして今回、25年舞台版として『醉いどれ天使』が上演される。三船が演じた闇市を支配する若いやくざ・松永に挑むのは6年ぶりの主演舞台となる北山宏光。松永を翻弄するダンサー・奈々江を阪口珠美が演じる。難役に悩みながらも楽しく稽古に励んでいる阪口に本作への想いを伺った。