写真左から：福本莉子、北村匠海、浜辺美波、赤楚衛二
咲坂伊緒の伝説的人気少女コミック「ストロボ・エッジ」と「アオハライド」。世代を超えて読み継がれるバイブルであり、それぞれ映像化され大きなムーブメントを巻き起こしてきたが、＜咲坂伊緒 青春三部作＞の最終章「思い、思われ、ふり、ふられ」が満を持して、実写＆アニメーションでW映画化決定し、実写映画が8月14日に全国公開を迎える。（アニメーション映画は近日公開予定）
明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手な不器用なヒロイン【山本朱里】を演じるのは、今最も輝く若手女優・浜辺美波。そして、【朱里】の義理の弟であり葛藤を抱えるクールな【山本理央】には、若手筆頭の実力派俳優・北村匠海。そして、内向的でうつむきがちな【市原由奈】を演じるのは第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、次世代のシンデレラとして最注目若手女優の福本莉子。【由奈】の爽やかで天然な幼馴染だが、自分の夢に関しては、本当の気持ちを言い出せずにいる【乾 和臣】には、「仮面ライダービルド」で注目を集めた赤楚衛二。
本作は、学生の切ない青春ラブストーリーを描いているが、七夕にちなんで今イベントでは、新型コロナウイルスの影響で文化祭や部活の大会や学校のイベントの中止を余儀なくされた学生の願いをキャスト陣が叶えようということで、リモートで全国の学生が参加する形式で行われた。
写真左から：浜辺美波、福本莉子
リモート参加の学生からのお願い
★今日誕生日なんですが、お祝いしてほしいです。
＜4人から＞⇒Happy birthday to you～♪と歌のお祝いが贈られた。
★今年中学3年生で、高校受験なので応援してほしいです。
＜北村＞⇒受験って一人での戦いに思いがちなんですけど、みんな同じラインに立っていることですし、戦いというよりも、僕は今頑張って苦労した分だけその先に、あの時頑張った自分に助けられる瞬間っていうのが絶対あるし、学生の中での大きな壁は受験ですけど、大人になってくるにつれて僕にもいろんな壁が立ちはだかる訳ですけど、そこに打ち勝つ自信っていうのは、いつぞやの頑張った自分に鼓舞されたり、あの時頑あんだけ頑張ったんだから大丈夫だという局面が、この先大学に行ったり社会人になった時に出てくると思うので、悔いのないように突き進んでいただけたらいいなと思います。結果がすべてではないとは思いますが、是非頑張ってください。
★質問なんですけど、キスシーンの時はどんなことを考えているのか教えてください。
＜北村＞⇒まずしっかり歯磨きをすること。適度に緊張する。僕、人生でファーストキスがドラマなんですよ。仕事で小学校5年生の時。その時マネージャーはいなくて、母親の前でキスシーンをしててそれが、11歳の時にあるので、無の境地です。芝居で覆い被す自分の気持ちというところまではきました。
浜辺⇒私にはその境地は察せてないですね。今回、私初キスシーンだったんですよ。すみません、お世話になりました。自分からのキスでなくて良かったなと。
そのほか、学生によくある悩みや質問が飛び、キャスト陣が真摯に答えた。
浜辺美波
北村匠海
福本莉子
赤楚衛二
最後にキャスト代表で浜辺美波と北村匠海からコメント
浜辺
この映画は刹那的な青春の中で4人の主人公のはかない恋を描いています。この映画を観ると、こんなに青春ってキラキラしていて眩しくて、輝いているんだって改めて気付ける作品です。本当にこの作品は今このような状況でイベントなどがなくなっているような方の夏の思い出になるような、そんな作品になったらいいなと思いがあります。『ふりふら』という作品が、学生のみなさんの青春を応援する映画になっているかなと思います。4人の主人公の青春というものを、紡いだ青春の日々を、劇場に観に来ていただいて感じていただけたらと思います。今日はどうもありがとうございました！
北村
学生のみなさまを少しでも笑顔に出来る・元気にできる作品になればいいなという思いもありますし、学生の頃を思い出すような年代のみなさまにもあの時のキラキラとした毎日を思い出せる温かくも切ないそしてどこか前に進める映画でもあると思っています。こんな時だからこそ公開されるべきだと、（公開されることが決まり）嬉しく思いますし、この作品が早くみんなの元に届いて、少しでもたくさんの笑顔が日本に溢れることを願ってます。エンディングのヒゲダンさんの曲も、映画って総合芸術だなと思うところでもあるんですけど、曲も素晴らしいですし、僕たちが紡いだ物語をさらに広げてくれている曲でもあります。そのすべてをぜひともスクリーンで体感してほしいなと思います。
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
2020年8月14日（金）全国公開
■原作：咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」（集英社マーガレットコミックス刊）
■監督：三木孝浩（『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』）
■脚本：米内山陽子 三木孝浩
■出演：浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
上村海成 三船海斗 古川雄輝 ／ 戸田菜穂
■撮影：2019年3月20日～4月20日
■場所：オール神戸ロケ
Ⓒ 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒／集英社
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